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公開番号2024171322
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-11
出願番号2024075163
出願日2024-05-07
発明の名称冷却具
出願人花王株式会社
代理人弁理士法人きさらぎ国際特許事務所
主分類A61F 7/10 20060101AFI20241204BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】着用者に心地よい冷たさを与えることが可能な冷却具に関する。
【解決手段】着用者の顔の少なくとも目及び/又は目の周辺を覆う本体部と、本体部に設けられる冷却体とを備える冷却具であって、冷却体は、水を保有する保水層を有し、保水層は、水の初期含有量が0.04g/cm2以上0.4g/cm2以下であり、冷却体は、着用時において、少なくとも一部が着用者の目及び/又は目の周辺と直接的又は間接的に接触するよう本体部に配置されており、冷却具は、メントールを含有しており、水の初期含有量[g/cm2]×メントールの初期含有量[mg/cm2]×1000の値が4以上40以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
着用者の顔の少なくとも目及び/又は目の周辺を覆う本体部と、前記本体部に設けられる冷却体とを備える冷却具であって、
前記冷却体は、水を保有する保水層を有し、
前記保水層は、水の初期含有量が0.04g/cm

以上0.4g/cm

以下であり、
前記冷却体は、着用時において、少なくとも一部が着用者の目及び/又は目の周辺と直接的又は間接的に接触するよう前記本体部に配置されており、
前記冷却具は、メントールを含有しており、
水の初期含有量[g/cm

]×メントールの初期含有量[mg/cm

]×1000の値が4以上40以下である
冷却具。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記冷却具は、メントールの初期含有量が0.02mg/cm

以上0.35mg/cm

以下である
請求項1に記載の冷却具。
【請求項3】
前記冷却体は、水を吸水可能な保水材を有しており、
前記冷却体は、前記保水材の含有量が5mg/cm

以上20mg/cm

以下である
請求項1又は2に記載の冷却具。
【請求項4】
前記保水層は、水の初期含有量が前記保水層の最大吸水量の1質量%以上20質量%以下である
請求項1又は2に記載の冷却具。
【請求項5】
前記冷却具は、水の総含有量が2g以上20g以下である
請求項1又は2に記載の冷却具。
【請求項6】
前記冷却具は、メントールの総含有量が0.9mg以上17mg以下である
請求項1又は2に記載の冷却具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、冷却具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、着用者の少なくとも目に対して冷却感及び冷涼感を与えることが可能な冷却具が知られている。例えば、特許文献1には、マスク本体の裏面に含浸布を設けたアイマスクが記載されている。この含浸布は、メント-ル及びク-リング剤をアルコ-ル類及び活性剤に溶解させると共に、精製水にて希釈させたク-リング液を含侵させたものである。
【0003】
特許文献1に記載のアイマスクは、着用者の少なくとも目に含浸布が接触することにより、着用者に対して冷却感を与えることができ、含浸布に含侵されたク-リング液により、着用者に対して冷涼感を与えることができるものとなっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
登録実用新案第3049415号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載のアイマスクでは、着用者に与える冷却感と冷涼感のバランスについては検討されていないため、アイマスクの着用時において、着用者が必ずしも心地よい冷たさを感じるものではないという点において、改善の余地がある。
【0006】
本発明は、着用者に心地よい冷たさを与えることが可能な冷却具に関する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る冷却具は、着用者の顔の少なくとも目及び/又は目の周辺を覆う本体部と、前記本体部に設けられる冷却体とを備える冷却具であって、前記冷却体は、水を保有する保水層を有し、前記保水層は、水の初期含有量が0.04g/cm

以上0.4g/cm

以下であり、前記冷却体は、着用時において、少なくとも一部が着用者の目及び/又は目の周辺と直接的又は間接的に接触するよう前記本体部に配置されており、前記冷却具は、メントールを含有しており、水の初期含有量[g/cm

]×メントールの初期含有量[mg/cm

]×1000の値が4以上40以下である。
【発明の効果】
【0008】
本発明の冷却具によれば、着用者に心地よい冷たさを与えることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る冷却具を示す図である。
本実施形態に係る冷却具の概略断面図である。
本実施形態に係る冷却体を示す図である。
図3のII-II´線に沿った概略断面図である。
図5(a)は、耳掛け部の引張時の状態を示す図であり、図5(b)は、耳掛け部の装着時の状態を示す図である。
本実施形態に係る冷却具が包装体に封入された状態を示す図である。
水蒸気発生量を測定する装置を示す模式図である。
メントール揮散量を測定する装置を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。また、本実施形態においては、各構成要素の縮尺や寸法が誇張されて示されている場合や、一部の構成要素が省略されている場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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