TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024174382
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-17
出願番号2023092190
出願日2023-06-05
発明の名称部品取付構造
出願人株式会社パイオラックス
代理人個人
主分類F16B 19/00 20060101AFI20241210BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】取付具による部品の保持力を向上した部品取付構造を提供する。
【解決手段】部品取付構造は、部品と、部品を取付部材に取り付ける取付具10と、を備える。取付具10は、取付部材に固定する固定部14と、固定部14に連結するフランジ部12と、フランジ部12から立設する軸部16と、を備える。軸部16には軸部16の立設方向に交差する方向に貫通する空隙部20が形成される。部品は、軸部16を覆うようにインサート成形されており、部品は、空隙部20を貫通するように埋めて設けられる連結部を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
部品と、
前記部品を取付部材に取り付ける取付具と、を備え、
前記取付具は、
前記取付部材に固定する固定部と、
前記固定部に連結するフランジ部と、
前記フランジ部から立設する軸部と、を備え、
前記軸部には前記軸部の立設方向に交差する方向に貫通する空隙部が形成され、
前記部品は、前記軸部を覆うようにインサート成形されており、
前記部品は、前記空隙部を貫通するように埋めて設けられる連結部を有することを特徴とする部品取付構造。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記空隙部は、複数形成されることを特徴とする請求項1に記載の部品取付構造。
【請求項3】
前記空隙部は、立設方向に並んで配置されることを特徴とする請求項2に記載の部品取付構造。
【請求項4】
前記固定部は、互いに対向して接近または離間するように撓み可能な一対の弾性爪を有し、
前記空隙部は、一対の前記弾性爪の対向方向に直交する方向に貫通することを特徴とする請求項1または2に記載の部品取付構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、取付具によって部品を取付部材に取り付けるための部品取付構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、衝撃エネルギー吸収材本体と、衝撃エネルギー吸収材本体を車体板金に取り付けるためのクリップとを備える衝撃エネルギー吸収材が開示されている。このクリップは、衝撃エネルギー吸収材本体の底面に沿って配置されるフランジと、フランジから衝撃エネルギー吸収材本体側に突設された軸部と、軸部の先端から拡開して衝撃エネルギー吸収材本体中に埋設されたアンカーと、このアンカーに設けられた切欠部とを備える。衝撃エネルギー吸収材本体は、発砲合成樹脂成形体であってクリップに一体成形される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-122686号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示される技術では、衝撃エネルギー吸収材本体がクリップの軸部およびアンカーを覆うだけでクリップに一体化されているため、クリップとの連結力が十分でないおそれがある。
【0005】
本発明の目的は、取付具による部品の保持力を向上した部品取付構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の部品取付構造は、部品と、部品を取付部材に取り付ける取付具と、を備える。取付具は、取付部材に固定する固定部と、固定部に連結するフランジ部と、フランジ部から立設する軸部と、を備える。軸部には軸部の立設方向に交差する方向に貫通する空隙部が形成される。部品は、軸部を覆うようにインサート成形されており、部品は、空隙部を貫通するように埋めて設けられる連結部を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、取付具による部品の保持力を向上した部品取付構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例の取付具の斜視図である。
実施例の取付具の正面図である。
実施例の部品取付構造の断面図である。
図4(a)は、第1変型例の取付具の正面図であり、図4(b)は、第2変形例の取付具の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、実施例の取付具10の斜視図である。また、図2は、実施例の取付具10の正面図である。取付具10は、部品を取付部材に取り付けるために用いられる。部品については後述するが、例えば、開口を閉塞する閉塞機能を有する発砲材料や、クッション機能を有するゴム材料で形成される。取付具10は、取付部材に形成された取付孔に固定される。取付部材は、例えば車体パネル、内装パネル、ドアなどである。
【0010】
取付具10は、フランジ部12、固定部14および頭部26を備える。頭部26は、軸部16、張出部18および空隙部20を有する。固定部14は、胴部22および弾性爪24を有する。フランジ部12は円盤状に形成される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
保持機
2か月前
個人
回転伝達機構
5か月前
個人
免震留具
1か月前
個人
振り子式免震装置
2か月前
株式会社フジキン
配管
4か月前
個人
ロックナット
4か月前
個人
ネジの緩み防止装置
2か月前
藤井電工株式会社
フック
2か月前
個人
緩み防止ナット
3か月前
個人
リンクプレート
5か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
1か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
1日前
カヤバ株式会社
緩衝器
1日前
株式会社テイエルブイ
排気弁
3か月前
株式会社テイエルブイ
自動弁
2か月前
株式会社フジキン
バルブ
3か月前
未来工業株式会社
固定体
1か月前
横浜ゴム株式会社
管継手
4か月前
株式会社三五
ドライブシャフト
4か月前
北村精工株式会社
固定具
5か月前
スズキ株式会社
防振装置
4か月前
株式会社ナベル
直動機構
1か月前
個人
配管用エルボカバー
3か月前
日動電工株式会社
保持具
2か月前
株式会社キッツ
逆止め弁
3か月前
矢崎化工株式会社
連結具
1日前
株式会社不二工機
電動弁
2か月前
株式会社不二工機
電動弁
4か月前
株式会社不二工機
電磁弁
3か月前
株式会社PILLAR
継手
17日前
井関農機株式会社
作業車両
29日前
個人
クラッチシェル保護板
4か月前
株式会社トヨックス
可撓管
1か月前
株式会社テイエルブイ
自動弁装置
3日前
日本精工株式会社
密封型転がり軸受
2か月前
株式会社ニフコ
ダンパー装置
24日前
続きを見る