TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024120264
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-05
出願番号
2023026935
出願日
2023-02-24
発明の名称
加飾物品の製造方法、表面処理済物品の製造方法および加飾物品の製造装置
出願人
理想科学工業株式会社
代理人
個人
主分類
B27M
1/00 20060101AFI20240829BHJP(木材または類似の材料の加工または保存;釘打ち機またはステープル打ち機一般)
要約
【課題】濡れ性が低い不燃木材であっても、均一に表面処理液を塗布することができる加飾物品の製造方法、表面処理済物品の製造方法および加飾物品の製造装置を提供する。
【解決手段】木材に不燃処理を施した不燃木材に対して、少なくとも水、色材定着成分および表面張力調整剤を含む表面処理液を塗布する前処理ユニット6と、表面処理液が塗布された不燃木材に対してインクジェット印刷を施すシャトルユニット4とを備え、前処理ユニット6が、不燃木材に対してマイクロミストの表面処理液を塗布する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
木材に不燃処理を施した不燃木材に対して、少なくとも水、色材定着成分および表面張力調整剤を含む表面処理液を塗布する表面処理液塗布工程と、前記表面処理液が塗布された不燃木材に対してインクジェット印刷を施す印刷工程とを含み、
前記表面処理液塗布工程において、前記不燃木材に対してマイクロミストの表面処理液を塗布する不燃木材の加飾物品の製造方法。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記マイクロミストの最大粒子径が、20μm以下である請求項1記載の不燃木材の加飾物品の製造方法。
【請求項3】
前記マイクロミストの平均粒子径が、10μm以下である請求項1記載の不燃木材の加飾物品の製造方法。
【請求項4】
前記表面処理液塗布工程において、前記不燃木材に塗布される表面処理液の量が7g/m
2
以上である請求項1記載の不燃木材の加飾物品の製造方法。
【請求項5】
前記不燃木材に塗布される表面処理液の量が50g/m
2
以下である請求項1記載の不燃木材の加飾物品の製造方法。
【請求項6】
木材に不燃処理を施した不燃木材に対して、少なくとも水、色材定着成分および表面張力調整剤を含む表面処理液をマイクロミストとして塗布する表面処理済物品の製造方法。
【請求項7】
木材に不燃処理を施した不燃木材に対して、少なくとも水、色材定着成分および表面張力調整剤を含む表面処理液を塗布する表面処理液塗布部と、
前記表面処理液が塗布された不燃木材に対してインクジェット印刷を施す印刷部とを備え、
前記表面処理液塗布部が、前記不燃木材に対してマイクロミストの表面処理液を塗布する不燃木材の加飾物品の製造装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、不燃木材に表面処理液を塗布する加飾物品の製造方法、表面処理済物品の製造方法および加飾物品の製造装置に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ホウ素系(ホウ砂およびホウ酸など)やリン酸系(リン酸アンモニウムなど)等の不燃薬剤を木材に浸透注入して製造される不燃木材が提案されている。このような不燃木材は、たとえば建築部材として用いることによって火災を防止することができる。
【0003】
不燃木材をたとえば建築部材として用いる場合、不燃木材に対してインクなどを用いて加飾できればその用途が広がり好ましい。
【0004】
しかしながら、不燃木材の原材料の木材には、水を通す役割を持つ管(導管)が存在する。不燃木材にもこの管は存在し、たとえば水性インクを用いて直接インクジェット印刷した場合、板状に加工された木材表面では、導管の内部が剥き出しになっているため、導管に沿って滲みが生じ、細線再現性が低下する。
【0005】
そこで、特許文献1および特許文献2においては、上述したような滲みを抑制するため、木材の表面に対して表面処理液を塗布して表面処理層を形成し、その表面処理層上にインクジェット印刷を行う方法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-169207号公報
特開2021-169208号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、不燃木材は、水分の通り道である導管などが不燃薬剤で狭くなり吸水性(濡れ性)が大きく低下しているため、表面処理液を不燃木材に塗布した場合、表面処理液が浸透せずに表面で弾かれてしまう。また、不燃木材は、接触角が高くなる傾向にあるため、不燃木材の表面に表面処理液を均一に塗布することも困難である。
【0008】
特許文献1および特許文献2においては、接触式の塗布方法で表面処理液を塗布する方法が提案されている。
【0009】
しかしながら、不燃木材の加飾面に細かな凹凸加工や溝加工が施されている場合には、接触式の塗布方法では、凹凸部分や溝部分に表面処理液を安定的に塗布することが難しく、その結果、不燃木材の加飾面全体に表面処理液を均一に塗布することが困難である。
【0010】
本発明は、濡れ性が低い不燃木材であっても、均一に表面処理液を塗布することができる加飾物品の製造方法、表面処理済物品の製造方法および加飾物品の製造装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
わら縄針金造形木
22日前
個人
チェンソーの目立て用具
9か月前
個人
爪楊枝およびその製造方法
8か月前
個人
輪切り板材の加工方法
7か月前
株式会社日本設計
耐火木材
29日前
株式会社日本設計
耐火木材
1か月前
株式会社大和工務店
構面構造
4か月前
アイカ工業株式会社
化粧板の製造方法
1か月前
恒成株式会社
木製荷受台製造装置
5か月前
株式会社ノダ
木削薄片板および床材
29日前
工機ホールディングス株式会社
切断機
8か月前
工機ホールディングス株式会社
作業機
2か月前
舛元木工株式会社
フレーム材の端部処理方法
1日前
旭興進株式会社
人工木材及びその製造方法
24日前
三商株式会社
難燃処理木質建材及びその製造方法
9か月前
株式会社カスタム・クール・センター
ヤスリ工具
6か月前
株式会社ノダ
不燃繊維板およびその製造方法
2か月前
個人
入隅部用補強具
7か月前
ホクシン株式会社
中質繊維板の製造装置および製造方法
7か月前
広平凱王圧密科技有限公司
圧密木強制焼入れ装置
2か月前
三菱鉛筆株式会社
再生自然素材
8か月前
広平凱王圧密科技有限公司
高周波に基づく定尺圧密板
2か月前
株式会社マキタ
卓上切断機
7か月前
株式会社トーアエンジニアリング
プレカット加工方法
1か月前
株式会社マキタ
卓上切断機
3か月前
デンカ株式会社
敷板
1か月前
マックス株式会社
ステープラ
4か月前
マックス株式会社
ステープラ
4か月前
株式会社マキタ
携帯用切断機
5か月前
DLT株式会社
加工装置
8か月前
株式会社マキタ
テーブルソー
1か月前
株式会社マキタ
テーブルソー
1か月前
株式会社竹六商店
装飾材
3か月前
株式会社愛和ライト
改質木材の製造方法
8か月前
香河凱王圧密木科技有限公司
定尺圧密木の自動化生産ライン
4か月前
株式会社太平製作所
ベニヤ単板搬送姿勢矯正装置
5か月前
続きを見る
他の特許を見る