TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024135156
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023045702
出願日2023-03-22
発明の名称耐火木材
出願人株式会社日本設計
代理人個人
主分類B27K 3/02 20060101AFI20240927BHJP(木材または類似の材料の加工または保存;釘打ち機またはステープル打ち機一般)
要約【課題】二酸化炭素の排出削減効果に優れ、安価な耐火木材を提供する。
【解決手段】木材によって形成される本体部と、耐火部とを有し、前記耐火部は少なくとも1段の耐火層を有し、各段の耐火層は、前記本体部から前記耐火部に向かう方向に、難燃剤を含有する難燃性接着剤によって形成される難燃性接着剤層と、前記難燃性接着剤層を介して前記本体部に一体化され、木材によって形成される燃え代層とをこの順に有する、耐火木材。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
木材によって形成される本体部と、耐火部とを有し、
前記耐火部は少なくとも1段の耐火層を有し、
各段の耐火層は、前記本体部から前記耐火部に向かう方向に、難燃剤を含有する難燃性接着剤によって形成される難燃性接着剤層と、前記難燃性接着剤層を介して前記本体部に一体化され、木材によって形成される燃え代層とをこの順に有する、耐火木材。
続きを表示(約 130 文字)【請求項2】
前記本体部は、前記耐火層の層厚方向にひき板を積層して形成される直行集成材によって形成される、請求項1に記載の耐火木材。
【請求項3】
各耐火層において前記燃え代層の厚さは20~30mmである、請求項1に記載の耐火木材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は耐火木材に関する。
続きを表示(約 810 文字)【背景技術】
【0002】
木材に難燃剤を含有させて形成される耐火木材が知られている(例えば、特許文献1の段落[0004]参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-208353号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記のような耐火木材は、木材が固着する二酸化炭素量を上回る二酸化炭素排出量が製造時に必要となることや、高価であることなどの問題がある。
【0005】
そこで本発明の目的は、二酸化炭素の排出削減効果に優れ、安価な耐火木材を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は以下のとおりである。
【0007】
[1]
木材によって形成される本体部と、耐火部とを有し、
前記耐火部は少なくとも1段の耐火層を有し、
各段の耐火層は、前記本体部から前記耐火部に向かう方向に、難燃剤を含有する難燃性接着剤によって形成される難燃性接着剤層と、前記難燃性接着剤層を介して前記本体部に一体化され、木材によって形成される燃え代層とをこの順に有する、耐火木材。
【0008】
[2]
前記本体部は、前記耐火層の層厚方向にひき板を積層して形成される直行集成材によって形成される、[1]に記載の耐火木材。
【0009】
[3]
各耐火層において前記燃え代層の厚さは20~30mmである、[1]又は[2]に記載の耐火木材。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、二酸化炭素の排出削減効果に優れ、安価な耐火木材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
薪割り台
1か月前
個人
わら縄針金造形木
3か月前
個人
チェンソーの目立て用具
11か月前
個人
爪楊枝およびその製造方法
11か月前
株式会社日本設計
耐火木材
3か月前
個人
輪切り板材の加工方法
9か月前
株式会社日本設計
耐火木材
3か月前
株式会社大和工務店
構面構造
6か月前
アイカ工業株式会社
化粧板の製造方法
3か月前
恒成株式会社
木製荷受台製造装置
7か月前
株式会社ノダ
木削薄片板および床材
3か月前
舛元木工株式会社
フレーム材の端部処理方法
2か月前
工機ホールディングス株式会社
作業機
4か月前
宮川工機株式会社
プレカット加工装置
1か月前
工機ホールディングス株式会社
切断機
10か月前
三和合板株式会社
化粧板の製造装置
1か月前
太田ベニヤ株式会社
木型用合板の製造方法
11か月前
株式会社カスタム・クール・センター
ヤスリ工具
9か月前
旭興進株式会社
人工木材及びその製造方法
3か月前
三商株式会社
難燃処理木質建材及びその製造方法
11か月前
株式会社ノダ
不燃繊維板およびその製造方法
4か月前
マックス株式会社
リフィル
1か月前
広平凱王圧密科技有限公司
圧密木強制焼入れ装置
4か月前
ホクシン株式会社
中質繊維板の製造装置および製造方法
10か月前
個人
入隅部用補強具
10か月前
三菱鉛筆株式会社
再生自然素材
10か月前
株式会社トーアエンジニアリング
プレカット加工方法
3か月前
デンカ株式会社
敷板
3か月前
株式会社マキタ
卓上切断機
5か月前
広平凱王圧密科技有限公司
高周波に基づく定尺圧密板
4か月前
株式会社マキタ
卓上切断機
10か月前
株式会社マキタ
携帯用切断機
7か月前
DLT株式会社
加工装置
11か月前
マックス株式会社
ステープラ
6か月前
株式会社マキタ
テーブルソー
3か月前
マックス株式会社
ステープラ
1か月前
続きを見る