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公開番号
2024074501
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-05-31
出願番号
2022185703
出願日
2022-11-21
発明の名称
木製荷受台製造装置
出願人
恒成株式会社
代理人
個人
主分類
B27M
1/08 20060101AFI20240524BHJP(木材または類似の材料の加工または保存;釘打ち機またはステープル打ち機一般)
要約
【課題】耐久性に優れた木製荷受台を低コストで効率的に製造することができる木製荷受台製造装置及び製造方法並びに簡易構成にして安価に製造可能な耐久性に優れた木製荷受台を提供する。
【解決手段】木製脚材31と木製荷受材32とを釘34aにより固定する第一固定手段1と、木製脚材31と木製荷受材32とを金具33により固定する第二固定手段2とを備え、第一固定手段1は、木製脚材31と木製荷受材32との交差部に釘34aを打設して両者を固定する手段であり、第二固定手段2は、木製脚材31の端面と木製荷受材32の側面とに金具33を設け、金具33により両者を固定する手段である木製荷受台製造装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
間隔をおいて並設された複数の木製脚材と、前記木製脚材と直交し間隔をおいて並設された複数の木製荷受材とで構成された木製荷受台を製造する木製荷受台製造装置であって、前記木製脚材と前記木製荷受材とを釘により固定する第一固定手段と、前記木製脚材と前記木製荷受材とを金具により固定する第二固定手段とを備え、前記第一固定手段は、前記木製脚材と前記木製荷受材との交差部に前記釘を打設して両者を固定する手段であり、前記第二固定手段は、前記木製脚材の端面と前記木製荷受材の側面とに前記金具を設け、前記金具により両者を固定する手段であることを特徴とする木製荷受台製造装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1記載の木製荷受台製造装置において、前記第二固定手段は、平板状に形成された複数の前記金具を積層収納する金具収納部と、この金具収納部に収納された前記金具を取り出し所定位置に搬送する金具搬送手機構と、この金具搬送手機構により搬送された前記金具を前記木製脚材の端面と前記木製荷受材の側面に釘により固定する第二釘打部とを備えることを特徴とする木製荷受台製造装置。
【請求項3】
請求項2記載の木製荷受台製造装置において、前記金具搬送手機構は、第一金具搬送部、第二金具搬送部及び第三金具搬送部とを備え、前記第一金具搬送部は、前記金具収納部に収納された前記金具一枚を取り出し前記第二金具搬送部まで搬送するように構成され、前記第二金具搬送部は、前記第一金具搬送部から前記金具を受け取り、この金具の位置を前記第三金具搬送部側に移動させるように構成され、前記第三金具搬送部は、前記第二金具搬送部から前記金具を受け取り、この金具を前記木製脚材の端面と前記木製荷受材の側面とに跨設状態で当接させるように構成されていることを特徴とする木製荷受台製造装置。
【請求項4】
請求項3記載の木製荷受台製造装置において、前記第一金具搬送部及び前記第二金具搬送部は、吸引吸着により前記金具を保持し、前記第三金具搬送部は磁力吸着により前記金具を保持するように構成されていることを特徴とする木製荷受台製造装置。
【請求項5】
間隔をおいて並設された複数の木製脚材と、前記木製脚材と直交し間隔をおいて並設された複数の木製荷受材とで構成された木製荷受台の製造方法であって、前記木製脚材と前記木製荷受材とを位置決めする部材位置決め工程と、前記部材位置決め工程により位置決めされた前記木製脚材と前記木製荷受材とが交差する交差部に釘を打設し両者を固定すると共に、前記木製脚材の端面と前記木製荷受材の側面とに金具を設け、この金具により両者を固定する部材固定工程とを含むものであることを特徴とする木製荷受台の製造方法。
【請求項6】
請求項5記載の木製荷受台の製造方法において、前記部材固定工程は、平板状に形成された前記金具を、前記木製脚材の端面と前記木製荷受材の側面とに跨設状態で当接させることを含む工程であることを特徴とする木製荷受台の製造方法。
【請求項7】
請求項6記載の木製荷受台の製造方法において、前記部材固定工程は、前記木製脚材の端面と前記木製荷受材の側面とに跨設状態で当接させた前記金具を、釘を打設し両者を連結固定することを特徴とする木製荷受台の製造方法。
【請求項8】
間隔をおいて並設された複数の木製脚材に該木製脚材と直交し間隔をおいて並設された複数の木製荷受材が組み付けられてなる木製荷受台であって、前記木製脚材と前記木製荷受材との交差部には釘が打設され、さらに、前記木製脚材の端面と前記木製荷受材の側面とに金具が跨設され、この金具は釘により固定されていることを特徴とする木製荷受台。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、木製荷受台製造装置、木製荷受台の製造方法及び木製荷受台に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、多数枚の大判の鋼板を目的地(納品先)まで運搬する場合、スキッドと称する角材を格子状に組み付けてなる木製の荷受台を用い、この木製荷受台上に鋼板を積層載置し、帯鉄(鉄製のバンド)で鋼板を木製荷受台に固定した後、木製荷受台に吊りワイヤーを掛け回し、吊り上げ搬送により車両等の輸送手段に積載し運搬しているが、この木製荷受台は、大判の鋼板が載置し得る大型形状であり、返却にかかる輸送コストが高くなることから、多くのものは使い捨てタイプとなっている。
【0003】
そのため、このような使い捨てタイプの木製荷受台は、できるだけコストを抑えて製造されるため、角材同士の接合は、角材同士が交差する交差部に釘を打設する釘着固定のみの簡易な接合となっているが、目的地に運搬する際は、前記のとおり鋼板を固定する帯鉄により角材同士の接合が保持されるため、接合部(釘着部)の固定が緩むことはなく、このような簡易な接合でも問題ない。
【0004】
しかしながら、このような使い捨てタイプの木製荷受台は、納品先において、そのまま鋼板が積層載置された状態で保管され、鋼板を使用する際は、木製荷受台に積層載置した状態のまま使用場所まで移動させることが多い。
【0005】
この納品先の移動においては、近距離移動が多いため帯鉄で固定せずに吊りワイヤーやフォークリフトを用いて運搬移動することもあり、帯鉄で固定しない場合、鋼板の重みで接合部(釘着部)に負荷が掛かり、交差部の釘着固定のみでは釘着部の固定が緩み、角材同士の接合が外れてしまう不具合が生じる。
【0006】
そこで、本出願人は前記不具合を防止すべく、交差部の釘着固定に加え、脚部となる角材の端面と荷受部となる角材の側面とに金具を設け、両者を金具により固定し、接合強度を補強した木製荷受台を見出した。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、前記金具の取り付け作業を作業者が手作業で行う場合、時間と労力がかかり、製造コストがアップしてしまう。
【0008】
本発明は上述のような現状に鑑みなされたものであり、耐久性に優れた木製荷受台を低コストで効率的に製造することができる木製荷受台製造装置及び製造方法並びに簡易構成にして安価に製造可能な耐久性に優れた木製荷受台を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0010】
間隔をおいて並設された複数の木製脚材31と、前記木製脚材31と直交し間隔をおいて並設された複数の木製荷受材32とで構成された木製荷受台30を製造する木製荷受台製造装置であって、前記木製脚材31と前記木製荷受材32とを釘34aにより固定する第一固定手段1と、前記木製脚材31と前記木製荷受材32とを金具33により固定する第二固定手段2とを備え、前記第一固定手段1は、前記木製脚材31と前記木製荷受材32との交差部に前記釘34aを打設して両者を固定する手段であり、前記第二固定手段2は、前記木製脚材31の端面と前記木製荷受材32の側面とに前記金具33を設け、前記金具33により両者を固定する手段であることを特徴とする木製荷受台製造装置に係るものである。
(【0011】以降は省略されています)
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