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公開番号
2025068900
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-30
出願番号
2023179008
出願日
2023-10-17
発明の名称
ブレード
出願人
株式会社岡田金属工業所
代理人
個人
主分類
B27B
33/02 20060101AFI20250422BHJP(木材または類似の材料の加工または保存;釘打ち機またはステープル打ち機一般)
要約
【課題】 振動マルチツールのブレードには、先端に切り歯が設けられているものがあり、このようなブレードを使用すると振動する先端部分を対象物に押し当てるだけで対象物を切断等することができる。振動する先端部分を対象物に接触させる際、切り歯が木材等の表面で踊ってしまい、対象物の表面に傷が付く、間違った箇所を切削してしまう等の問題が生じていた。
【解決手段】 往復円弧振動する駆動軸を有する電動工具用のブレードであって、前端には複数の切り歯により直線的に形成された歯列と、後部には当該駆動軸の中心に連結するための連結孔と、を備え、前記複数の切り歯の内、最端の第1の切り歯は、隣接する第2の切り歯より歯先が低く形成されており、前記第2の切り歯は、隣接する第3の切り歯より歯先が低く形成されており、前記第3の切り歯は、隣接する第4の切り歯より歯先が低く形成されていることを特徴とするブレード。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
往復円弧振動する駆動軸を有する電動工具用のブレードであって、
前端には複数の切り歯により直線的に形成された歯列と、
後部には当該駆動軸の中心に連結するための連結孔と、を備え、
前記複数の切り歯の内、最端の第1の切り歯は、隣接する第2の切り歯より歯先が低く形成されており、
前記第2の切り歯は、隣接する第3の切り歯より歯先が低く形成されており、
前記第3の切り歯は、隣接する第4の切り歯より歯先が低く形成されていることを特徴とするブレード。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
前記第1の切り歯の歯先は、前記第2の切り歯の歯先より0.1mm~0.25mm低く形成されており、
前記第2の切り歯の歯先は、前記第3の切り歯の歯先より0.1mm~0.25mm低く形成されており、
前記第3の切り歯の歯先は、前記第4の切り歯の歯先より0.1mm~0.25mm低く形成されており、
前記歯列が形成される幅の長さは、30mm~70mmの範囲であることを特徴とする請求項1に記載のブレード。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、振動マルチツールと呼ばれる電動工具のブレードに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
振動マルチツールとは、ブレードを交換することで切断・剥離・研削等の作業を行うことができる電動工具である。なお、振動マルチツールは、ブレードを非常に小さな振幅で往復運動させることで対象物を切断等するものであるため、電動の丸ノコ等と比較すると安全性が高いものである。
【0003】
振動マルチツールのブレードには、先端に切り歯が設けられているものがあり、このようなブレードを使用すると振動する先端部分を対象物に押し当てるだけで対象物を切断等することができる。先端に切り歯が設けられているブレードの先端部分の幅は、30mm~70mm程度であり、振動する先端部分を対象物に押し当てるだけで対象物を切断等することができるため、細かな部分を切断等するのに向いている。
【0004】
先端に切り歯が設けられているブレードを使用して木材等を切断等する場合、振動する先端部分を対象物に接触させるが、その際、切り歯が対象物である木材等の表面で踊ってしまい、対象物の表面に傷が付く、間違った箇所を切削してしまう等の問題が生じていた。
【0005】
そのため、歯列中央の切り歯の高さを他の切り歯より高くし、歯列中央の切り歯を先行させて切削することで、切り歯が対象物の表面で踊ることを防止する振動マルチツールのブレードが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2019‐177515号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1のブレードを使用する場合、歯列中央の切り歯を先行させなければ、切り歯が対象物の表面で踊ることを防止する効果を発揮することができない。そのため、より細かな作業を行う場合にブレードの歯列の端の部分を使用した場合、切り歯が対象物の表面で踊ることを防止する効果を発揮することができなかった。
【0008】
本発明は、かかる従来発明における課題に鑑みてされたものであり、より細かな作業を行う場合にブレードの端の部分を使用する場合であっても、切り歯が木材等の表面で踊ることを防止する振動マルチツールのブレードを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明は、少なくとも以下のような構成を備え、もしくは手順を実行する。
【0010】
本発明のブレードは、往復円弧振動する駆動軸を有する電動工具用のブレードであって、前端には複数の切り歯により直線的に形成された歯列と、後部には当該駆動軸の中心に連結するための連結孔と、を備え、前記複数の切り歯の内、最端の第1の切り歯は、隣接する第2の切り歯より歯先が低く形成されており、前記第2の切り歯は、隣接する第3の切り歯より歯先が低く形成されており、前記第3の切り歯は、隣接する第4の切り歯より歯先が低く形成されていることを特徴とする。
かかる構成により、より細かな作業を行うためにブレードの端部分を使用する場合であっても切り歯が木材等の表面で踊ることを防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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