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公開番号
2025006847
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023107868
出願日
2023-06-30
発明の名称
ステープラ
出願人
マックス株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
B27F
7/36 20060101AFI20250109BHJP(木材または類似の材料の加工または保存;釘打ち機またはステープル打ち機一般)
要約
【課題】針の打ち出しと針足の曲げを単一の駆動部で駆動し、冊子の折り目となる位置を針で綴じることが可能なステープラを提供する。
【解決手段】ステープラ1Aは、針を打ち出す打出し部2と、用紙領域10を挟んで打出し部2と対向し、打出し部2で打ち出された針の針足を曲げる曲げ部3と、打出し部2と曲げ部3を駆動する駆動部5とを備え、駆動部5は、打出し部2に設けられるモータ51と、打出し部2と曲げ部3の間でモータ51の駆動力を伝達する第1のリンク54を備え、第1のリンク54は、用紙領域10を通る用紙Pの通紙方向に対し直交する方向の一方の側で、用紙領域10の外側に設けられる。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
用紙を針で綴じる綴じ処理を行うステープラであって、
前記綴じ処理時に前記用紙の紙面に直交する位置に設けられ、前記用紙に前記針を打ち出す打出し部と、
前記綴じ処理時に前記用紙を介して前記打出し部と対向する位置に設けられ、前記打出し部で打ち出されて前記用紙を貫通した前記針の針足を曲げる曲げ部と、
前記打出し部と前記曲げ部を駆動する単一のモータと、
前記綴じ処理の前後において前記打出し部と前記曲げ部との間を通過する前記用紙の通紙方向に直交し、且つ前記紙面に沿う方向の一方の側で前記打出し部と前記曲げ部とを連結する連結部と、
前記連結部を介して前記モータの駆動力を前記打出し部及び/または前記曲げ部に伝達する伝達部と
を備えるステープラ。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記伝達部は、前記連結部を介して前記モータの駆動力を前記曲げ部に伝達する
請求項1に記載のステープラ。
【請求項3】
前記モータは、前記打出し部と前記連結部との間、前記連結部の途中、前記連結部と前記曲げ部との間又は前記打出し部を挟んで前記紙面に沿う方向の他方の側のいずれかの位置に設けられる
請求項1に記載のステープラ。
【請求項4】
前記モータは、前記打出し部と前記連結部との間に設けられる
請求項1に記載のステープラ。
【請求項5】
前記曲げ部は、前記綴じ処理時に前記針足に当接し、軸を支点に前記針足の曲げ方向に回動する先端部を含む一対のクリンチャを有し、
前記伝達部は、前記クリンチャを回動させる
請求項1に記載のステープラ。
【請求項6】
前記連結部は、前記一方の側で、前記綴じ処理時に前記用紙が位置する用紙領域の外側に位置し、前記紙面と直交する方向に変位する第1リンクを有し、
前記伝達部は、前記モータの駆動力を受けて回転し、前記第1リンクを前記方向に変位させるカムと、前記用紙領域の下方に位置し、前記紙面に沿う方向に移動して前記クリンチャを回動させる第2リンクと、前記第1リンクと前記第2リンクとの間に位置し、前記紙面と直交する方向への前記第1リンクの変位を、前記紙面に沿う方向への前記第2リンクの変位に変換する変換部とを有する
請求項5に記載のステープラ。
【請求項7】
前記第2リンクは、前記曲げ方向に突出し、前記クリンチャの前記軸と前記先端部との間に当接する突部を有し、
前記突部は、前記第2リンクが前記紙面に沿う方向へ変位することで、前記クリンチャに当接しつつ前記クリンチャを前記曲げ方向に回動させる
請求項6に記載のステープラ。
【請求項8】
前記通紙方向に直交し、且つ前記紙面に沿う方向の他方の側で前記打出し部に隣接し、前記用紙に第2針を打ち出す第2打出し部と、
前記綴じ処理時に前記用紙を介して前記第2打出し部と対向する位置に設けられ、前記第2打出し部で打ち出されて前記用紙を貫通した前記第2針の針足を曲げる第2曲げ部とを備え、
前記モータは、前記第2打出し部を駆動し、
前記伝達部は、前記モータの駆動力を前記第2曲げ部に伝達する第2伝達部を有する
請求項7に記載のステープラ。
【請求項9】
前記第2伝達部は、前記第2リンクに連続し、前記第2リンクと連動して前記紙面に沿う方向へ変位することで前記第2曲げ部を動作させる第3リンクを有する
請求項8に記載のステープラ。
【請求項10】
前記第2曲げ部は、第2軸を支点に第2先端部が前記第2針の針足の曲げ方向に回動する一対の第2クリンチャを有し、
前記第3リンクは、前記第2針の針足の曲げ方向に突出し、前記第2クリンチャの前記第2軸と前記第2先端部との間に当接する第2突部を有し、
前記第2突部は、前記第3リンクが変位することで、前記第2クリンチャに当接しつつ前記第2クリンチャを前記第2針の針足の曲げ方向に回転させる
請求項9に記載のステープラ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、針で用紙束を綴じるステープラに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から知られている一般的なステープラのクリンチャ装置では、一対のステープル脚を内側へ向けて屈曲誘導させるための誘導溝を形成した固定クリンチャを綴じ用紙の裏面側に配置させて、駆動部によって綴じ用紙の表面側から綴じ用紙に向けて打ち出ししたステープル脚の綴じ用紙の下面側へ突出されたステープル脚をこの誘導溝と係合させることによってステープル脚が内側へ向けて屈曲誘導するようにしている。
【0003】
上記のような固定クリンチャによるステープル綴じでは、ステープルの両脚の基部に形成されるループ形状の高さ寸法が綴じ用紙の厚さより大きくなってステープル綴じした部分の厚さが厚くなる。
【0004】
そこで、綴じ用紙を貫通して綴じ用紙の下面側に突出されたステープル脚と係合してステープル脚を基部側から折り曲げるように作動する可動クリンチャを備えた電動ステープラが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
また、用紙束のセンターを綴じる中綴じ用の電動ステープラとして、ステープルを打ち出すドライバを備えたドライバユニットと、打ち出されたステープルを折り曲げるクリンチャを備えたクリンチャユニットとを上下に分離して設けるとともに、ドライバユニットとクリンチャユニットのそれぞれにモータを備えた電動ステープラが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第3526682号公報
特許第5310381号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
冊子の製本に用いられる中綴じステープラでは、冊子の見開きページの折り目から針足が突出しないようフラットクリンチにするのが望ましい。フラットクリンチを実現するためには、可動クリンチャを用いて針足を根本から曲げるのが一般的である。しかし、可動クリンチャを採用するステープラでは、ドライバを動作させるためのモータのみならず、可動クリンチャを動作させるためのモータが必要である。
【0008】
中綴じ用でなく、角綴じ用の一般的な電動ステープラでは、用紙の通紙領域が小さいため、クリンチャとドライバとを近接して配置することができる。このため、特許文献1に記載のように、ひとつのモータでドライバとクリンチャを駆動させる構造が比較的容易に実現できる。これに対し、中綴じ用ステープラでは、大きな通紙領域を確保しなければならない関係上、ドライバとクリンチャとを分離・離間して配置せざるを得ず、このため、ひとつのモータでドライバとクリンチャの両方を動作させるのは構造上難しく、故にこれまでの中綴じ用ステープラでは、特許文献2に記載のように、ドライバ用のモータと、クリンチャ用のモータとを別々に設けていた。
【0009】
しかしモータを別々に設けることで、装置の大型化、部品点数の増加を招き、コストアップの要因ともなっていた。
【0010】
そこで、中綴じ用ステープラであっても、ひとつのモータでドライバとクリンチャの両方を動作させることができ(つまりフラットクリンチを実現することができ)るようにし、これにより、装置の大型化、部品点数の増加、そしてこれらに伴うコストアップを抑制することが可能となるステープラを提供する。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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