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公開番号
2025079691
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192531
出願日
2023-11-10
発明の名称
トリマー治具
出願人
NKE株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B27F
1/00 20060101AFI20250515BHJP(木材または類似の材料の加工または保存;釘打ち機またはステープル打ち機一般)
要約
【課題】煩雑な組立が不要で加工精度に優れたトリマー治具を提供する。
【解決手段】トリマーを支持する支持ベース50と、前記支持ベース50から第1の方向(X軸方向)に延伸するガイド体61と、前記ガイド体61に対し、前記第1の方向に沿って摺動可能なスライド体62と、前記スライド体62を前記ガイド体62に対し固定自在とするスライド固定手段64とを備え、前記支持ベース50と前記ガイド体61とが一体的に形成されてなる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
トリマーを支持する支持ベースと、
前記支持ベースから第1の方向に延伸するガイド体と、
前記ガイド体に対し、前記第1の方向に沿って摺動可能なスライド体と、
前記スライド体を前記ガイド体に対し固定自在とする固定手段と
を備え、
前記支持ベースと前記ガイド体とを一体的に備える
ことを特徴とするトリマー治具。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記ガイド体は、前記スライド体の前記第1の方向への移動をガイドするガイド溝を有し、
前記ガイド溝に前記スライド体の一部または全部が配された状態で前記スライド体を覆うカバー体が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のトリマー治具。
【請求項3】
前記カバー体は、前記第1の方向に延びる貫通溝を有しており、
前記固定手段は、前記カバー体と、ねじ軸部が前記貫通溝に挿通されたねじ体とを含み、
前記ねじ体を前記スライド体に対して締め付けることにより、前記スライド体が前記ガイド体に対して固定される
ことを特徴とする請求項2に記載のトリマー治具。
【請求項4】
前記カバー体の前記貫通溝の前記第1の方向における少なくとも一方の端部が、当該端部のある方向への前記スライド体の移動を規制するストッパとして機能する
ことを特徴とする請求項3に記載のトリマー治具。
【請求項5】
前記スライド体は、前記ガイド溝の前記第1の方向と直交する第2の方向における幅よりも狭い幅の幅狭部と、前記幅よりも広い幅の幅広部とを有し、
前記幅狭部が前記ガイド溝内に位置し、前記幅広部が前記幅狭部の前記カバー体側に位置する
ことを特徴とする請求項2から4までのいずれか1項に記載のトリマー治具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トリマーで平板などの被加工物に溝などを形成する際に用いられるトリマー治具に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に使用されているトリマー(例えば、特許文献1に記載のトリマー)は、そのままで使用すると、トリマーのビットが木の堅い部分に当たった場合などにビットが跳ね上がったり、横滑りしたりして危険な場合がある。
そこで、例えば、特許文献2では、トリマーを保持して目的の被加工物を安全に、かつ正確に加工するためのトリマー治具が提案されている。当該特許文献2におけるトリマー治具は、トリマー本体に上下動可能に取り付けられた外筒の下部に取り付けるベースプレートを保持する保持ベースと、当該保持ベースに取り付けられたガイド体と、ガイド体をスライドするスライド体とを有し、スライド体をガイド体に沿って移動させてその位置を調整し、保持ベース(トリマーを含む)をガイド体による案内を受けながら移動させることにより、安全にトリマー加工できるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-225910号公報
特開2017-159656号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献2に係るトリマー治具によれば、保持ベースにねじなどを使用してガイド体を取り付ける必要があり、組立が面倒であった。特に、この取付け精度を損なうとトリマーによる加工精度に大きく影響する。
本発明が解決しようとする課題は、組立が簡単なトリマー治具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係るトリマー治具は、トリマーを支持する支持ベースと、前記支持ベースから第1の方向に延伸するガイド体と、前記ガイド体に対し、前記第1の方向に沿って摺動可能なスライド体と、前記スライド体を前記ガイド体に対し固定自在とする固定手段とを備え、前記支持ベースと前記ガイド体とを一体的に備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明に係るトリマー治具によれば、組立を簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施の形態に係るトリマー治具にトリマーを装着したときの外観斜視図である。
(a)は、上記トリマー治具を斜め上方から見たときの斜視図であり、(b)は、当該トリマー治具を裏面側から見たときの斜視図である。
上記トリマー治具を斜め上方から見たときの分解斜視図である。
上記トリマー治具を裏面側から見たときの分解斜視図である。
図2(a)におけるA-A線を含み、かつ、ガイド体の伸びる方向に直交する平面で切断したときの矢視断面図である。
トリマー治具にトリマーを位置決めして保持する構成を説明するための図である。
(a)は、スライド体の突出片を支持ベースのビット用の貫通孔側に向くようにガイド部に装着したときの状態(第1装着状態)において、ガイド部の裏面側から見たときの斜視図(裏面斜視図)であり、(b)は、上記第1装着状態においてスライド体をビット用の貫通孔方向に移動させて、その中心軸をビット用の貫通孔内に侵入させた場合の裏面斜視図であり、(c)は、スライド体の突出片が、支持ベースのビット用の貫通孔と反対側に向くよう装着したときの状態(第2装着状態)にして、突出片の先端部をガイド部から外側に突出させたときの裏面斜視図である。
ガイド部のカバー体に設けられた貫通溝の変形例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<発明の概要>
本発明の一態様に係るトリマー治具は、トリマーを支持する支持ベースと、前記支持ベースから第1の方向に延伸するガイド体と、前記ガイド体に対し、前記第1の方向に沿って摺動可能なスライド体と、前記スライド体を前記ガイド体に対し固定自在とする固定手段とを備え、前記支持ベースと前記ガイド体とを一体的に備える。
これにより、支持ベースによりトリマーを支持しつつ、ガイド体とスライド体によりトリマーを目的の加工位置に案内することができる。しかも、支持ベースとガイド体が一体的に設けられているので、面倒な組立作業が不要となり、また、組立誤差なども生じないため精度よくトリマーを加工位置に案内できる。
【0009】
また、別態様に係るトリマー治具において、前記ガイド体は、前記スライド体の前記第1の方向への移動をガイドするガイド溝を有し、前記ガイド溝に前記スライド体の一部または全部が配された状態で前記スライド体を覆うカバー体が設けられている。
このようにカバー体で覆うことによりスライド体が、ガイド溝から抜け出すのを防止することができる。
【0010】
また、別態様に係るトリマー治具において、前記カバー体は、前記第1の方向に延びる貫通溝を有しており、前記固定手段は、前記カバー体と、ねじ軸部が前記貫通溝に挿通されたねじ体とを含み、前記ねじ体を前記スライド体に対して締め付けることにより、前記スライド体が前記ガイド体に対して固定される。
これにより、スライド体を、ガイド体に対して調整された位置で固定することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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