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公開番号
2024121991
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-09
出願番号
2023029274
出願日
2023-02-28
発明の名称
作業機
出願人
工機ホールディングス株式会社
代理人
個人
主分類
B27B
5/36 20060101AFI20240902BHJP(木材または類似の材料の加工または保存;釘打ち機またはステープル打ち機一般)
要約
【課題】作業性を向上する。
【解決手段】卓上丸鋸10では、支持柱42が、前後方向を軸方向としてベース20に回動可能に連結され、ヘッド部32を支持している。支持柱42には、係合機構部70が相対移動不能に設けられている。ベース20には、セットピン62が移動可能に設けられており、セットピン62の係合機構部70への係合によって、ヘッド部32の位置が決まる。ここで、操作ノブ90がベース20の前端部に設けられている。操作ノブ90が操作されることで、セットピン62が前側へ移動し、セットピン62の係合機構部70への係合状態が解除されて、ヘッド部32のベース20に対する相対回動が許可される。これにより、ヘッド部32の位置を決めするときに、卓上丸鋸10の前側に位置する作業者が、卓上丸鋸10の後側へ回り込む必要がなくなる。したがって、ヘッド部32を傾斜させるときの作業性を向上することができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
上下方向に対して直交する面に沿って配置された載置面を有するベースと、
前記ベースの上側に設けられ、モータを含んで構成された切断部と、
前記切断部に支持され、前記モータによって駆動する切断刃と、
前後方向を軸として前記切断部を前記ベースに回動可能に連結すると共に、前記切断部を前記ベースに対して相対回動させて前記切断部の位置を直角位置、傾斜位置、及び補助位置の何れかの位置に切替える傾斜機構と、
を備え、
前記直角位置では、前記載置面に対する前記切断刃の角度が90度になり、前記傾斜位置では、前記角度が45度となり、前記補助位置では、前記角度が45度より大きく90度より小さい角度になり、
前記傾斜機構は、
係合機構部と、
移動可能に設けられ、前記係合機構部に係合することで前記切断部の位置を前記直角位置又は前記補助位置で位置決めする位置決め部材と、
前記ベースの前部に設けられ、操作されることで前記位置決め部材を移動させて前記位置決め部材の前記係合機構部への係合状態を解除する操作部と、
を含んで構成されている作業機。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記傾斜機構は、前記切断部を支持し且つ前後方向を軸として前記ベースに回動可能に連結された支持部材を有し、
前記位置決め部材は、前後方向に移動可能に前記ベースに支持されており、前記操作部によって前後方向の何れか一方側へ移動することで、前記支持部材に設けられた前記係合機構部との係合状態が解除される請求項1に記載の作業機。
【請求項3】
前記位置決め部材は、前記操作部によって前方向へ移動することで前記係合機構部との係合状態が解除されるように構成され、
前記係合機構部は、
前記載置面の後側に位置し、前記補助位置において前記位置決め部材と係合する補助位置用係合部と、
前記補助位置用係合部よりも前側に配置され、前記傾斜位置において前記位置決め部材と係合する傾斜位置用係合部と、
を含んで構成されている請求項2に記載の作業機。
【請求項4】
前記係合機構部は、前記支持部材とは別部材である係合部材を有しており、
複数の前記補助位置用係合部が、前記係合部材に形成されている請求項3に記載の作業機。
【請求項5】
前記係合部材は、前記直角位置において前記位置決め部材と係合する直角位置用係合部を有している請求項4に記載の作業機。
【請求項6】
前記係合機構部は、前記直角位置において前記位置決め部材と係合する直角位置用係合部を有しており、前記直角位置用係合部は、前記支持部材に設けられており、前記係合部材よりも前側に配置されている請求項4に記載の作業機。
【請求項7】
前記位置決め部材は、前後方向を軸方向とする第1シャフト部と、前記第1シャフト部の前側に配置され且つ前記第1シャフト部よりも大径の第2シャフト部と、を有しており、
前記補助位置では、前記第1シャフト部が前記補助位置用係合部に係合し、
前記傾斜位置では、前記第2シャフト部が前記傾斜位置用係合部に係合する請求項3に記載の作業機。
【請求項8】
前記第1シャフト部が前記傾斜位置用係合部に係合することで、前記切断部が前記傾斜位置よりも前記載置面側へ傾倒する傾倒位置に配置され、
前記傾倒位置では、前記載置面に対する前記切断刃の角度が45度よりも小さくなる請求項7に記載の作業機。
【請求項9】
前記位置決め部材及び前記操作部は連結機構部によって連結されており、
前記連結機構部は、
前記操作部に連結され、前後方向に移動可能に構成された第1連結部材と、
前記位置決め部材に連結され、前記第1連結部材の後側に隣接配置され、前後方向に移動可能に構成された第2連結部材と、
前記第1連結部材を後側へ付勢する第1付勢部材と、
前記第2連結部材を前側へ付勢する第2付勢部材と、
を含んで構成されており、
前記第1付勢部材の付勢力が前記第2付勢部材の付勢力よりも高い請求項3に記載の作業機。
【請求項10】
前記操作部は、前記ベースに回動可能に連結されると共に、前記第1連結部材を押圧可能に構成された押圧部を有しており、
前記操作部が回動操作されることで、前記押圧部が前記第1連結部材を前側へ押圧して、前記第1連結部材が前側へ移動する請求項9に記載の作業機。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に記載の卓上切断機(作業機)では、ホルダが前後方向を軸方向としてベースに回動可能に連結されており、切断工具部がホルダに揺動可能に連結される。これにより、ホルダを傾斜させることで、切断工具部の姿勢を変更して、加工材に対する切断を行うことができる。例えば、切断工具部を30度や33.9度等の傾斜位置に傾斜させる場合には、卓上切断機の後端部に設けられたストッパピンを操作し、切断工具部の傾斜位置への傾斜後に、ベースに設けられた孔部にストッパピンを挿入させる。これにより、卓上切断機が所望の傾斜位置に位置決めされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-254401号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記卓上切断機では、以下に示す点において改善の余地がある。すなわち、通常、卓上切断機を操作する作業者は、卓上切断機の前側に位置している。これにより、切断工具部を傾斜させるときには、作業者が卓上切断機の後側へ回って作業する必要があるため、作業性が低下する可能性がある。よって、上記卓上切断機では、作業性を向上するという点において改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記事実を考慮して、作業性を向上することができる作業機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、上下方向に対して直交する面に沿って配置された載置面を有するベースと、前記ベースの上側に設けられ、モータを含んで構成された切断部と、前記切断部に支持され、前記モータによって駆動する切断刃と、前後方向を軸として前記切断部を前記ベースに回動可能に連結すると共に、前記切断部を前記ベースに対して相対回動させて前記切断部の位置を直角位置、傾斜位置、及び補助位置の何れかの位置に切替える傾斜機構と、を備え、前記直角位置では、前記載置面に対する前記切断刃の角度が90度になり、前記傾斜位置では、前記角度が45度となり、前記補助位置では、前記角度が45度より大きく90度より小さい角度になり、前記傾斜機構は、係合機構部と、移動可能に設けられ、前記係合機構部に係合することで前記切断部の位置を前記直角位置又は前記補助位置で位置決めする位置決め部材と、前記ベースの前部に設けられ、操作されることで前記位置決め部材を移動させて前記位置決め部材の前記係合機構部への係合状態を解除する操作部と、を含んで構成されている作業機である。
【0007】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記傾斜機構は、前記切断部を支持し且つ前後方向を軸として前記ベースに回動可能に連結された支持部材を有し、前記位置決め部材は、前後方向に移動可能に前記ベースに支持されており、前記操作部によって前後方向の何れか一方側へ移動することで、前記支持部材に設けられた前記係合機構部との係合状態が解除される作業機である。
【0008】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記位置決め部材は、前記操作部によって前方向へ移動することで前記係合機構部との係合状態が解除されるように構成され、前記係合機構部は、前記載置面の後側に位置し、前記補助位置において前記位置決め部材と係合する補助位置用係合部と、前記補助位置用係合部よりも前側に配置され、前記傾斜位置において前記位置決め部材と係合する傾斜位置用係合部と、を含んで構成されている作業機である。
【0009】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記係合機構部は、前記支持部材とは別部材である係合部材を有しており、複数の前記補助位置用係合部が、前記係合部材に形成されている作業機である。
【0010】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記係合部材は、前記直角位置において前記位置決め部材と係合する直角位置用係合部を有している作業機である。
(【0011】以降は省略されています)
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