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公開番号
2024092214
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-08
出願番号
2022207982
出願日
2022-12-26
発明の名称
ステープラ
出願人
マックス株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
B27F
7/19 20060101AFI20240701BHJP(木材または類似の材料の加工または保存;釘打ち機またはステープル打ち機一般)
要約
【課題】クリンチャの外形の小型化を図ることができるステープラを提供する。
【解決手段】電動ステープラは、軸部511と、軸部511よりも先端側に位置するステープル当接部512と、軸部511よりも基端側に位置するバネ当接部513とを有するとともに、軸部511を支点に回動可能に構成され、回動によりステープル当接部512とバネ当接部513とがそれぞれ反対方向に回動する一対の第1クリンチャ510及び第2クリンチャ520と、第1クリンチャ510と第2クリンチャ520との間に介在し第1クリンチャ510と第2クリンチャ520とを仕切る仕切り板530と、一端側が仕切り板530に固定され、他端側がバネ当接部513に当接可能な第1板バネ540とを備える。
【選択図】図5A
特許請求の範囲
【請求項1】
軸部と、前記軸部よりも先端側に位置するステープル当接部と、前記軸部よりも基端側に位置するバネ当接部とを有するとともに、前記軸部を支点に回動可能に構成され、回動により前記ステープル当接部と前記バネ当接部とがそれぞれ反対方向に回動する一対のクリンチャと、
前記一対のクリンチャの間に介在し、一方の前記クリンチャと他方の前記クリンチャとを仕切る仕切り板と、
一端側が前記仕切り板に固定され、他端側が前記バネ当接部に当接可能な弾性部材と
を備えるステープラ。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記弾性部材は、板バネであり、前記クリンチャが前記軸部を支点に所定角度以上回動すると、前記バネ当接部に当接する
請求項1に記載のステープラ。
【請求項3】
前記弾性部材、前記バネ当接部、前記軸部及び前記ステープル当接部は、前記仕切り板の長手方向に沿って順に配置される
請求項2に記載のステープラ。
【請求項4】
前記仕切り板は、ステープルの脚部を前記ステープル当接部に誘導する拾い込み部を有し、
前記拾い込み部は、前記クリンチャが前記所定角度回動した位置にあるとき、前記ステープル当接部よりも手前に位置する
請求項3に記載のステープラ。
【請求項5】
前記クリンチャの外側を囲むケースを備え、
前記ケースは、ステープルの脚部を前記ステープル当接部に誘導する拾い込み部を有し、
前記拾い込み部は、前記クリンチャが前記所定角度回動した位置にあるとき、前記クリンチャの前記ステープル当接部よりも手前に位置する
請求項3に記載のステープラ。
【請求項6】
前記板バネは、前記仕切り板と一体に形成される
請求項4に記載のステープラ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ステープラに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、ドライバ機構により用紙束にステープルを打ち込み、用紙束を貫通したステープルの脚部をクリンチャ部によって折り曲げることで綴じ処理を自動で行う電動ステープラが知られている。電動ステープラは、例えば、用紙に画像を印刷する画像形成装置内や後処理を実行する後処理装置内に実装される。
【0003】
近年では、画像形成装置、後処理装置の小型化が求められている。これに伴い、後処理装置内に実装される電動ステープラの小型化が求められている。特に電動ステープラの高さ寸法は、後処理装置内の用紙の搬送経路を決定する要因の一つとなる。
【0004】
特許文献1には、ステープルの脚部に当接する2つのアンビル部材と、垂直に変位してアンビル部材を回動させる駆動部材を備えたクリンチャの構造が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特表平11-512659号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載のクリンチャ構造では、駆動部材の上方にアンビル部材が配置されているため、クリンチャの高さ方向の寸法が大きくなる。このような場合に、クリンチャ構造の外側を通過する用紙の搬送経路を採用すると、クリンチャの高さ寸法に応じて用紙の搬送経路の位置(高さ方向)が決まるので、画像形成装置や後処理装置が大型化してしまうという問題があった。
【0007】
そこで、本開示は、上記課題を解決するために、クリンチャ構造の小型化を図ることができるステープラを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示に係るステープラは、軸部と、前記軸部よりも先端側に位置するステープル当接部と、前記軸部よりも基端側に位置するバネ当接部とを有するとともに、前記軸部を支点に回動可能に構成され、回動により前記ステープル当接部と前記バネ当接部とがそれぞれ反対方向に回動する一対のクリンチャと、前記一対のクリンチャの間に介在し、一方の前記クリンチャと他方の前記クリンチャとを仕切る仕切り板と、一端側が前記仕切り板に固定され、他端側が前記バネ当接部に当接可能な弾性部材とを備える。
つまり、ステープラは、ステープル当接部と軸部とバネ当接部が順に配置されたクリンチャを備える。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、クリンチャの先端側にステープル当接部を設け基端側にバネ当接部を設けるので、クリンチャ部の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施の形態に係る電動ステープラの前方斜視図である。
本実施の形態に係る電動ステープラの後方斜視図である。
本実施の形態に係るクリンチャ部を示す斜視図である。
本実施の形態に係るクリンチャ部の平面図である。
本実施の形態に係るクリンチャ部の底面図である。
本実施の形態に係る図3Bに示すクリンチャ部のA-A’線断面図である。
本実施の形態に係る図4Aに示すクリンチャ部要部断面図である。
本実施の形態に係るケースを取り外したクリンチャ部の前方斜視図である。
本実施の形態に係るケースを取り外したクリンチャ部の後方斜視図である。
本実施の形態に係るクリンチャ部の仕切り板を示す斜視図である。
本実施の形態に係るクリンチャ部のケースを示す斜視図である。
本実施の形態に係るテーブルがホームポジションにある場合における電動ステープラの動作の一例を示す図、
本実施の形態に係るテーブルがホームポジションにある場合におけるクリンチャ部の動作の一例を示す図である。
本実施の形態に係るクランプ工程を行う場合における電動ステープラの動作の一例を示す図である。
本実施の形態に係るクランプ工程を行う場合におけるクリンチャ部の動作の一例を示す図である。
本実施の形態に係る貫通工程を行う場合における電動ステープラの動作の一例を示す図である。
本実施の形態に係る貫通工程を行う場合におけるクリンチャ部の動作の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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