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公開番号2024112273
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-20
出願番号2023129275
出願日2023-08-08
発明の名称人力駆動車用のコンポーネント、および、人力駆動車用の制御システム
出願人株式会社シマノ
代理人個人,個人
主分類B62J 45/00 20200101AFI20240813BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】通信部を好適に制御できる人力駆動車用のコンポーネント、および、人力駆動車用の制御システムを提供する。
【解決手段】人力駆動車用のコンポーネントは、前記コンポーネントとは別の少なくとも1つの送信装置から送信される第1信号を受信する通信部と、通信部制御状態に応じて前記通信部を制御するように構成される制御部と、を備え、前記通信部制御状態は、第1通信部制御状態と、前記通信部の消費電力が前記第1通信部制御状態よりも大きい第2通信部制御状態と、前記通信部の消費電力が前記第2通信部制御状態よりも大きい第3通信部制御状態と、を含み、前記制御部は、前記通信部制御状態が前記第2通信部制御状態の場合、前記第1信号に応じて、前記通信部制御状態を前記第3通信部制御状態に切り替えるように構成される。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
人力駆動車用のコンポーネントであって、
前記コンポーネントとは別の少なくとも1つの送信装置から送信される第1信号を受信する通信部と、
通信部制御状態に応じて前記通信部を制御するように構成される制御部と、を備え、
前記通信部制御状態は、第1通信部制御状態と、前記通信部の消費電力が前記第1通信部制御状態よりも大きい第2通信部制御状態と、前記通信部の消費電力が前記第2通信部制御状態よりも大きい第3通信部制御状態と、を含み、
前記制御部は、
前記通信部制御状態が前記第2通信部制御状態の場合、前記第1信号に応じて、前記通信部制御状態を前記第3通信部制御状態に切り替えるように構成され、
前記第1通信部制御状態において、前記通信部の受信周期が第1受信周期になるように前記通信部を制御するように構成され、
前記第2通信部制御状態において、前記通信部の受信周期が前記第1受信周期よりも短い第2受信周期になるように前記通信部を制御するように構成され、
前記第1受信周期は、第1受信期間を含み、
前記第2受信周期は、第2受信期間を含み、
前記制御部は、
前記通信部が前記第1受信期間において前記第1信号を受信するように前記通信部を制御するように構成され、
前記通信部が前記第2受信期間において前記第1信号を受信するように前記通信部を制御するように構成される、コンポーネント。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記第1受信周期は、前記第1受信期間から次の前記第1受信期間までの第1受信間隔をさらに含み、
前記第2受信周期は、前記第2受信期間から次の前記第2受信期間までの第2受信間隔をさらに含む、請求項1に記載のコンポーネント。
【請求項3】
前記第1受信間隔は、前記第2受信間隔よりも長い、請求項2に記載のコンポーネント。
【請求項4】
人力駆動車用のコンポーネントであって、
前記コンポーネントとは別の少なくとも1つの送信装置から送信される第1信号を受信する通信部と、
通信部制御状態に応じて前記通信部を制御するように構成される制御部と、を備え、
前記通信部制御状態は、第1通信部制御状態と、前記通信部の消費電力が前記第1通信部制御状態よりも大きい第2通信部制御状態と、前記通信部の消費電力が前記第2通信部制御状態よりも大きい第3通信部制御状態と、を含み、
前記制御部は、
前記通信部制御状態が前記第2通信部制御状態の場合、前記第1信号に応じて、前記通信部制御状態を前記第3通信部制御状態に切り替えるように構成され、
前記第1通信部制御状態において、前記通信部の受信周期が第1受信周期になるように前記通信部を制御するように構成され、
前記第2通信部制御状態において、前記通信部の受信周期が第2受信周期になるように前記通信部を制御するように構成され、
前記第1受信周期は、第1受信期間と、前記第1受信期間から次の前記第1受信期間までの第1受信間隔と、を含み、
前記第2受信周期は、第2受信期間と、前記第2受信期間から次の前記第2受信期間までの期間であり、前記第1受信間隔よりも短い第2受信間隔と、を含み、
前記制御部は、
前記通信部が前記第1受信期間において前記第1信号を受信するように、前記通信部を制御するように構成され、
前記通信部が前記第2受信期間において前記第1信号を受信するように、前記通信部を制御するように構成される、コンポーネント。
【請求項5】
前記第1受信間隔は、第1低感度期間を含み、
前記制御部は、前記第1低感度期間において前記通信部の受信感度が前記第1受信期間よりも低くなるように、前記通信部を制御するように構成される、請求項3または4に記載のコンポーネント。
【請求項6】
前記第1低感度期間は、第1非受信期間を含み、
前記制御部は、前記通信部が前記第1非受信期間において前記第1信号を受信しないように、前記通信部を制御するように構成される、請求項5に記載のコンポーネント。
【請求項7】
前記第2受信間隔は、第2低感度期間を含み、
前記制御部は、前記第2低感度期間において前記通信部の受信感度が前記第2受信期間よりも低くなるように、前記通信部を制御するように構成される、請求項3または4に記載のコンポーネント。
【請求項8】
前記第2低感度期間は、第2非受信期間を含み、
前記制御部は、前記通信部が前記第2非受信期間において前記第1信号を受信しないように、前記通信部を制御するように構成される、請求項7に記載のコンポーネント。
【請求項9】
前記制御部は、前記通信部制御状態が前記第1通信部制御状態の場合、前記第1信号に応じて、前記通信部制御状態を前記第3通信部制御状態に切り替えるように構成される、請求項1から4のいずれか一項に記載のコンポーネント。
【請求項10】
前記制御部は、前記第1受信期間が前記第2受信期間と等しくなるように、前記通信部を制御するように構成される、請求項1から4のいずれか一項に記載のコンポーネント。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、人力駆動車用のコンポーネント、および、人力駆動車用の制御システムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、通信部を備える人力駆動車用のコンポーネントの一例を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2019/0031283号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の人力駆動車用のコンポーネントは、複数の制御状態に応じて通信部を制御する。
【0005】
本開示の目的の1つは、通信部を好適に制御できる人力駆動車用のコンポーネント、および、人力駆動車用の制御システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1側面に従うコンポーネントは、人力駆動車用のコンポーネントであって、前記コンポーネントとは別の少なくとも1つの送信装置から送信される第1信号を受信する通信部と、通信部制御状態に応じて前記通信部を制御するように構成される制御部と、を備え、前記通信部制御状態は、第1通信部制御状態と、前記通信部の消費電力が前記第1通信部制御状態よりも大きい第2通信部制御状態と、前記通信部の消費電力が前記第2通信部制御状態よりも大きい第3通信部制御状態と、を含み、前記制御部は、前記通信部制御状態が前記第2通信部制御状態の場合、前記第1信号に応じて、前記通信部制御状態を前記第3通信部制御状態に切り替えるように構成され、前記第1通信部制御状態において、前記通信部の受信周期が第1受信周期になるように前記通信部を制御するように構成され、前記第2通信部制御状態において、前記通信部の受信周期が前記第1受信周期よりも短い第2受信周期になるように前記通信部を制御するように構成され、前記第1受信周期は、第1受信期間を含み、前記第2受信周期は、第2受信期間を含み、前記制御部は、前記通信部が前記第1受信期間において前記第1信号を受信するように前記通信部を制御するように構成され、前記通信部が前記第2受信期間において前記第1信号を受信するように前記通信部を制御するように構成される。
第1側面のコンポーネントによれば、消費電力が異なる3つの通信部制御状態において、通信部を制御できる。通信部制御状態が、第1信号に応じて切り替えられるため、コンポーネントは、第1信号に応じて通信部の消費電力の増加を抑制できる。したがって、コンポーネントは、通信部を好適に制御できる。第1側面のコンポーネントによれば、第1通信部制御状態の受信周期と第2通信部制御状態の受信周期とを異ならせることによって、消費電力の増加を好適に低減できる。
【0007】
本開示の第1側面に従う第2側面のコンポーネントにおいて、前記第1受信周期は、前記第1受信期間から次の前記第1受信期間までの第1受信間隔をさらに含み、前記第2受信周期は、前記第2受信期間から次の前記第2受信期間までの第2受信間隔をさらに含む。
第2側面のコンポーネントによれば、通信部制御状態が第1通信部制御状態である場合に、第1受信期間と第1受信間隔との間において、通信部を制御できる。また、通信部制御状態が第2通信部制御状態である場合に、第2受信期間と第2受信間隔との間において、通信部を制御できる。
【0008】
本開示の第2側面に従う第3側面のコンポーネントにおいて、前記第1受信間隔は、前記第2受信間隔よりも長い。
第3側面のコンポーネントによれば、通信部制御状態が第2通信部制御状態である場合の受信間隔を、通信部制御状態が第1通信部制御状態である場合の受信間隔よりも長くできる。
【0009】
本開示の第4側面に従うコンポーネントは、人力駆動車用のコンポーネントであって、前記コンポーネントとは別の少なくとも1つの送信装置から送信される第1信号を受信する通信部と、通信部制御状態に応じて前記通信部を制御するように構成される制御部と、を備え、前記通信部制御状態は、第1通信部制御状態と、前記通信部の消費電力が前記第1通信部制御状態よりも大きい第2通信部制御状態と、前記通信部の消費電力が前記第2通信部制御状態よりも大きい第3通信部制御状態と、を含み、前記制御部は、前記通信部制御状態が前記第2通信部制御状態の場合、前記第1信号に応じて、前記通信部制御状態を前記第3通信部制御状態に切り替えるように構成され、前記第1通信部制御状態において、前記通信部の受信周期が第1受信周期になるように前記通信部を制御するように構成され、前記第2通信部制御状態において、前記通信部の受信周期が第2受信周期になるように前記通信部を制御するように構成され、前記第1受信周期は、第1受信期間と、前記第1受信期間から次の前記第1受信期間までの第1受信間隔と、を含み、前記第2受信周期は、第2受信期間と、前記第2受信期間から次の前記第2受信期間までの期間であり、前記第1受信間隔よりも短い第2受信間隔と、を含み、前記制御部は、前記通信部が前記第1受信期間において前記第1信号を受信するように、前記通信部を制御するように構成され、前記通信部が前記第2受信期間において前記第1信号を受信するように、前記通信部を制御するように構成される。
第4側面のコンポーネントによれば、消費電力が異なる3つの通信部制御状態において、通信部を制御できる。通信部制御状態が、第1信号に応じて切り替えられるため、コンポーネントは、第1信号に応じて通信部の消費電力の増加を抑制できる。したがって、コンポーネントは、通信部を好適に制御できる。第4側面のコンポーネントによれば、第1通信部制御状態の第1受信間隔と第2通信部制御状態の第2受信間隔とを異ならせることによって、消費電力の増加を好適に低減できる。
【0010】
本開示の第3または4側面に従う第5側面のコンポーネントにおいて、前記第1受信間隔は、第1低感度期間を含み、前記制御部は、前記第1低感度期間において前記通信部の受信感度が前記第1受信期間よりも低くなるように、前記通信部を制御するように構成される。
第5側面のコンポーネントによれば、通信部の受信感度を低くすることによって、第1受信間隔における通信部の消費電力を第1受信期間よりも小さくできる。
(【0011】以降は省略されています)

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