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公開番号2024124483
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2024106157,2023019755
出願日2024-07-01,2019-02-06
発明の名称制御装置および変速システム
出願人株式会社シマノ
代理人個人,個人
主分類B62M 25/08 20060101AFI20240905BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】人力駆動車の快適な走行に貢献できる制御装置および変速システムを提供する。
【解決手段】人力駆動車の制御装置は、人力駆動車の変速装置を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記人力駆動車の変速比が指定変速比以上を維持するように前記変速装置を制御する場合、前記人力駆動車のクランクに作用するトルクに応じて、シフトダウン変速の抑制を解除するように前記変速装置を制御する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
人力駆動車の変速装置を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記人力駆動車の変速比が指定変速比以上を維持するように前記変速装置を制御する場合、前記人力駆動車のクランクに作用するトルクに応じて、シフトダウン変速の抑制を解除するように前記変速装置を制御する、制御装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記変速比が前記指定変速比よりも大きい場合、前記人力駆動車のケイデンス、車速、および、加速度の少なくとも1つに関する参照値と第2閾値との関係に応じて、前記シフトダウン変速を実行するように前記変速装置を制御する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記人力駆動車の変速比が前記指定変速比である場合、前記参照値と前記第2閾値との関係に基づく前記シフトダウン変速を実行しないように前記変速装置を制御する、請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記トルクが所定トルク以上になると、前記シフトダウン変速の抑制を解除するように前記変速装置を制御する、請求項1から3のいずれか一項に記載の制御装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記人力駆動車のケイデンス、車速、および、加速度の少なくとも1つに関する参照値が第2閾値未満であり、前記変速比が前記指定変速比以上を維持するように前記変速装置を制御する場合、前記トルクが所定トルク以上になると、前記シフトダウン変速の抑制を解除するように前記変速装置を制御する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記変速比が前記指定変速比よりも大きい状態における前記シフトダウン変速の実行により前記変速比が前記指定変速比になると、前記変速比が前記指定変速比以上を維持するように前記変速装置を制御する、請求項1から5のいずれか一項に記載の制御装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記変速装置を自動的に制御するオートモードの実行中において、前記変速比が前記指定変速比以上を維持するように前記変速装置を制御する、請求項1から6のいずれか一項に記載の制御装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記人力駆動車が停車する直前、または、前記人力駆動車の停車時に前記変速比が前記指定変速比となるように前記変速装置を制御する、請求項1から7のいずれか一項に記載の制御装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記人力駆動車の発進時に前記変速比が前記指定変速比となるように前記変速装置を制御する、請求項1から8のいずれか一項に記載の制御装置。
【請求項10】
請求項1から9のいずれか一項に記載の制御装置と、
前記変速装置と、を備える変速システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置および変速システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
人力駆動車の変速装置を制御する変速システムが知られている。従来の変速システムは、人力駆動車のクランクの回転数および閾値に基づいて規定される変速条件に応じて、クランクの回転数が所定の範囲内に維持されるように変速装置を制御する。特許文献1は、従来の変速システムの一例を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表平10-511621号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
人力駆動車に搭乗する搭乗者が快適に走行できることが望ましい。
本発明の目的は、人力駆動車の快適な走行に貢献できる制御装置および変速システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の第1側面に従う制御装置は、人力駆動車の変速装置を変速条件に応じて制御する制御部を備え、前記制御部は、前記人力駆動車の車速が所定速度域にある所定状態において、前記人力駆動車の変速比が小さくなるシフトダウン変速を抑制するように前記変速装置を制御し、前記人力駆動車の走行状態に関する走行情報に応じて、前記シフトダウン変速の抑制を解除するように前記変速装置を制御する。
上記第1側面の制御装置によれば、所定状態における不要なシフトダウン変速が抑制され、走行情報に応じたタイミングでシフトダウン変速の抑制が解除されるため、変速装置によるスムーズな変速を実現できる。このため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
【0006】
前記第1側面に従う第2側面の制御装置において、前記走行情報は、ケイデンス、前記人力駆動車のクランクに作用するトルク、前記車速、加速度、および、パワーの少なくとも1つを含む。
上記第2側面の制御装置によれば、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
【0007】
前記第2側面に従う第3側面の制御装置において、前記走行情報は、前記車速を含み、前記制御部は、前記車速が前記所定速度域外になると、前記シフトダウン変速の抑制を解除するように前記変速装置を制御する。
上記第3側面の制御装置によれば、車速に応じたタイミングでシフトダウン変速の抑制が解除されるため、変速装置によるスムーズな変速を実現できる。このため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
【0008】
前記第2または第3側面に従う第4側面の制御装置において、前記走行情報は、前記ケイデンスを含み、前記制御部は、前記ケイデンスが所定ケイデンス以上になると、前記シフトダウン変速の抑制を解除するように前記変速装置を制御する。
上記第4側面の制御装置によれば、ケイデンスに応じたタイミングでシフトダウン変速の抑制が解除されるため、変速装置によるスムーズな変速を実現できる。このため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
【0009】
前記第4側面に従う第5側面の制御装置において、前記所定ケイデンスは、前記変速条件を規定する前記シフトダウン変速用の閾値に基づいて設定される。
上記第5側面の制御装置によれば、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
【0010】
前記第2から第5側面のいずれか1つに従う第6側面の制御装置において、前記走行情報は、前記トルクを含み、前記制御部は、前記トルクが第1トルク以上になると、前記シフトダウン変速の抑制を解除するように前記変速装置を制御する。
上記第6側面の制御装置によれば、トルクに応じたタイミングでシフトダウン変速の抑制が解除されるため、変速装置によるスムーズな変速を実現できる。このため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
(【0011】以降は省略されています)

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