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公開番号2024090523
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022206484
出願日2022-12-23
発明の名称平台車
出願人祖峰企画株式会社
代理人個人
主分類B62B 5/06 20060101AFI20240627BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】軽量で強度が高い、かつハンドルが積載物と接触干渉することがなく着脱可能な平台車を提供する。
【解決手段】平台車100は、前後フレーム材11a、11bと左右フレーム材12a,12bが4つの連結部材13を介して連結されて四角形に形成された台車本体10と、台車本体の四隅の下面にそれぞれ設けられた4つのキャスター20と、前後フレーム材のいずれか又は両方の下面中間部に設けられた係合凹部を有する結合フック30と、一端部に握持部41を設け、他端部に係合凹部に係脱可能な係合金具を設けたロッド状のハンドル40とを備え、4つの接続部材は、矩形又は多辺形の板材であり、台車本体の四隅の下面に設けられ、4つのキャスターは、連結部材の下面に装着されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
前後フレーム材と左右フレーム材が4つの連結部材を介して連結されて四角形に形成された台車本体と、
前記台車本体の四隅の下面にそれぞれ設けられた4つのキャスターと、
前記前後フレーム材のいずれか又は両方の下面中間部に設けられた係合凹部を有する結合フックと、
一端部に握持部を設け、他端部に前記係合凹部に係脱可能な係合金具を設けたロッド状のハンドルとを備え、
前記4つの接続部材は、矩形又は多辺形の板材であり、前記台車本体の四隅の下面に設けられ、
前記4つのキャスターは、前記連結部材の下面に装着されていることを特徴とする平台車。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記結合フックは、金属製板材からなる長方形のベース部の片方の長辺に所定間隔をあけて立設される1対のコ字状の係合凹部を有し、前記ベース部は前記前後フレーム材のいずれかの下面中間部に固着され、
前記ハンドルの前記係合金具は、T字状をなす板材からなり、先端部に折り曲げ部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の平台車。
【請求項3】
前後フレーム材と左右フレーム材は、それぞれの端部においてネジ止めで前記連結部材の上面に固着され、互いに連結されており、
前記4つのキャスターは、ネジ止めで前記連結部材の下面に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の平台車。
【請求項4】
前記前後フレーム材及び左右フレーム材は、L字形横断面のアルミ押出形材から形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の平台車。
【請求項5】
前記左右フレーム材の垂直辺には、前記台車本体に載置される積載物を固定するための紐を挿通する複数の穴が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の平台車。
【請求項6】
前記アルミ押し出し材の断面視の上端部及び角部には、補強が施されていることを特徴とする請求項4に記載の平台車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、荷物を上に載せて運搬するのに用いる平台車に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、荷物搬送用の台車は、工場や工事現場における荷物の運搬から宅配に至る様々な分野で広く用いられている。このような荷物搬送用の台車は、矩形状の台盤の下面側の4隅部に走行用のキャスターを装着して形成されており、台車の台盤の上に荷物を載せ、作業者が押したり引いたりすることによって運搬できるようになっている。
【0003】
また、組立式平台車として、フレームの組合せで容易に組立てられる平台車が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された平台車は、二組の長短尺フレームと4脚のキャスターとからなり、該長尺フレームの両端の部分が平面視で内側へ直角に曲がり、さらに最先端が直角に外側に曲がりカギ形状を形成し、該先端のカギ形状部分に取付け孔を加工し、該短尺フレームの両端を長尺フレームの両先端の凸形のカギ形状が噛み合うように刳り貫き凹形のカギ形状に加工し、この凸凹のカギ形状は、4本の各長短フレームがそれらの両端で直角な井桁に噛み合わさるように形成され、該噛み合わされた井桁の各4角はキャスターに備わっている台座の上にビスとナットによって組み付けられる。
【0004】
また、スーパーマーケット等において箱詰めされた商品を運搬したり、運搬した商品をそのまま陳列して販売したりする場合等に使用され、空台車時に持ち運ぶための取っ手穴を台板の周縁に設けてなる平台車を引いたり、押したりする際に用いる取っ手穴に係脱可能な平台車用ハンドルが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
特許文献2に記載された平台車用ハンドルは、平台車における矩形の台板の少なくとも前後の辺縁の中間部に穿設した辺縁に沿う矩形の取っ手穴の周辺に係脱される平台車用ハンドルであって、取っ手穴の長さより小幅の帯板を、取っ手穴の周辺における台板の側面、上面、取っ手穴の外側上縁から内側下縁に至る平面及び台板の下面に順次沿うように折曲した係合金具と、一端部に握持部を設けたロッド状を呈する所要長さのハンドル本体とを備え、ハンドル本体の他端部を水平な連結ピンを介して係合金具における台板の側面に沿う部分の外側に回動可能に連結したことを特徴とする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第5950229号公報
特許第3498286号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載されているごとき従来の平台車は、4本の各長短フレームの先端部に互いに噛み合わせるための凸凹のカギ形状が形成されるため、構造が複雑で、加工コストが高いという問題点があった。
【0008】
また、特許文献2に記載されているごとき従来の平台車用ハンドルは、平台車の積載面に設けられた取っ手穴(取り付け穴)にハンドルの係合金具を挿入して係合する構造となっているため、台車として使用時に積載物とハンドルの係合金具が接触干渉することにより、積載物への保全に不安があるという問題点があった。また、ハンドルの係合金具の上に積載物がある場合、ハンドルが台車本体から取り外すことができないという問題点もあった。
【0009】
従って、本発明はこのような従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、軽量で強度が高い、かつハンドルが積載物と接触干渉することがなく着脱可能な平台車を提供することにある。
【0010】
本発明の他の目的は、平台車の一部が破損しても簡単に交換し、再利用可能な平台車を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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