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公開番号2023151698
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-10-16
出願番号2022061452
出願日2022-04-01
発明の名称自転車
出願人個人
代理人個人,個人
主分類B62K 15/00 20060101AFI20231005BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】輸送中にホイールとフレーム同士が接触することが防止され、初心者でも自転車の部品を容易にコンパクトにまとめて輪行袋に収納することが可能な自転車を提供する。
【解決手段】本発明に係る自転車100は、シートチューブ13の自転車の横方向に貫通し、ホイールを固定するための固定孔131と、シートチューブ13にホイールを固定する長尺状の固定治具7とを備え、固定孔131の中心からボトムブランケットハンガー17の外周までの距離Aは、ホイールの中心からタイヤの外周までの距離Bよりも長く、固定孔131とホイールのハブの孔とを合わせてできる連通孔に固定治具7を挿入して、ホイールをシートチューブ13に固定する。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
ホイールが脱着可能な自転車であって、
シートチューブの前記自転車の横方向に貫通し、前記ホイールを固定するための固定孔と、
前記シートチューブに前記ホイールを固定する長尺状の固定治具と
を備え、
前記固定孔の中心からボトムブランケットハンガーの外周までの距離Aは、タイヤを装着した状態の前記ホイールの中心から前記タイヤの外周までの距離Bよりも長く、
前記固定孔と前記ホイールのハブの孔とを合わせてできる連通孔に前記固定治具を挿入して、前記ホイールを前記シートチューブに固定する
自転車。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記ボトムブランケットハンガーに接続したシートチューブ及びダウンチューブを備え、
前記ダウンチューブ側から前記ボトムブランケットハンガーに向かって前記固定治具を挿入して収容可能な収容部を備える
請求項1に記載の自転車。
【請求項3】
前記距離Aは、前記距離Bよりも5~60mm長い
請求項1に記載の自転車。
【請求項4】
前記固定治具は、シャフトと、前記シャフトの一端に設けられたレバーと、前記シャフトの他端にネジ式で着脱可能なナットとを備える
請求項1に記載の自転車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自転車に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電車やバスなどの公共交通機関を利用して、目的地まで自転車を運搬し現地でサイクリングを楽しむことが行われている。このように公共交通機関を利用して自転車を運搬することを輪行と呼ばれている。輪行する場合、一般に、自転車を分解して、輪行袋に収納して自転車を運搬する。この輪行袋に収納した状態で所定の大きさよりも小さくないと利用する交通機関によっては別料金を支払う必要がある。そのため、分解した自転車をできるだけコンパクトに収納するような工夫が従来から試みられている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3224201号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の自転車では、分解したホイールを紐なのでフレームに括り付けて固定して輪行袋に収納するため、ホイールがフレームにあたって、フレームやホイールが傷ついてしまう問題があった。また、輪行袋に収納できるように自転車の部品をコンパクトにまとめることは初心者には難しいといった問題もあった。
【0005】
そこで、本発明では、輸送中にホイールとフレーム同士が接触することが防止され、初心者でも自転車の部品を容易にコンパクトにまとめて輪行袋に収納することが可能な自転車を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る自転車は、ホイールが脱着可能な自転車であって、
シートチューブの前記自転車の横方向に貫通し、前記ホイールを固定するための固定孔と、
前記シートチューブに前記ホイールを固定する長尺状の固定治具と
を備え、
前記固定孔の中心からボトムブランケットハンガーの外周までの距離Aは、タイヤを装着した状態の前記ホイールの中心から前記タイヤの外周までの距離Bよりも長く、
前記固定孔と前記ホイールのハブの孔とを合わせてできる連通孔に前記固定治具を挿入して、前記ホイールを前記シートチューブに固定する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、輸送中にホイールとフレーム同士が接触することが防止され、初心者でも自転車の部品を容易にコンパクトにまとめて輪行袋に収納することが可能な自転車を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係る自転車の一実施形態を示す側面図である。
図1に示す自転車のホイールを外してフレームに固定した状態を示す側面図(a)、上面図(b)である。
本発明に係る自転車が備える固定治具の一例を示す側面図である。。
図1に示す自転車のボトムブランケットハンガー近傍の拡大側面図(a)、拡大下面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る自転車の好適な実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明に係る自転車の一実施形態を示す側面図、図2は、図1に示す自転車のホイールを外してフレームに固定した状態を示す側面図(a)、上面図(b)、図3は、本発明に係る自転車が備える固定治具の一例を示す側面図、図4は、図1に示す自転車のボトムブランケットハンガー近傍の拡大側面図(a)、拡大下面図である。
【0010】
本実施形態に係る自転車100は、図1に示すように、フレーム1と、ハンドル2と、サドル3と、ホイール4a及びホイール4bと、ホイール4a及びホイール4bに装着されたタイヤ5a及びタイヤ5bとを備えている。また、自転車100は、長尺状の固定治具7を備えている。なお、本発明に係る自転車100は、上記部材以外にも、ブレーキ、クランク、ペダル、チェーンリング、カセットスプロケットなどの一般的な部材を装備しているが、図中では、説明の都合上、省略している。また、本発明に係る自転車100は、一般にロードバイクと呼ばれる自転車であることが好ましい。このロードバイクは、道路を安定して走行するのに適した構造を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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