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公開番号2024008415
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-19
出願番号2022110272
出願日2022-07-08
発明の名称台車
出願人三甲株式会社
代理人個人,個人
主分類B62B 5/00 20060101AFI20240112BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】貫通孔を設けずに手掛け部を設ける台車を提供する。
【解決手段】本開示の台車10には、台盤11に、手掛け部16が形成されている。手掛け部16は、台盤11の天板12を上方に膨出させてなり、台盤11本体との間に隙間がないように構成されている。手掛け部16は、天板12から起立し、台盤11の内側を向いた手掛け面17と、手掛け面17の上端から台盤の外側へ下りながら延びた傾斜面18と、を有している。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
台盤の外縁部を表裏から挟んで把持可能な台車において、
前記台盤の上面から膨出し、前記台盤の外縁部に沿って延びた手掛け部を備え、
前記手掛け部は、前記台盤の上面から起立して前記台盤の内側を向いた手掛け面と、前記手掛け面の上端部から外方に向かうにつれて下った傾斜面と、を備える台車。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記台盤の下面側には、前記手掛け部と対応する位置に、下方へ突出した手掛け用リブが配され、
前記手掛け用リブは、下面側から見て、前記台盤の内側へ向かって膨らむように湾曲し、アーチ状又は波状になっている請求項1に記載の台車。
【請求項3】
前記台盤の下面側には、前記手掛け用リブに外側から対向する対向壁と、前記手掛け用リブと前記対向壁との間を連結する連結リブと、を備え、
前記連結リブの下端は、前記手掛け用リブの下端よりも上方に位置している請求項2に記載の台車。
【請求項4】
前記台盤から上方へ突出し、台車同士を段積みしたときに、上段側の台車に設けられた当接部に当接して上段側の台車を支持する複数の上方段積み突部を備え、
前記上方段積み突部の上端は、前記手掛け部よりも上方に位置している請求項1から3の何れか1の請求項に記載の台車。
【請求項5】
前記上方段積み突部は、前記台盤の外縁部における前記手掛け部の両隣に配されている請求項4に記載の台車。
【請求項6】
前記上方段積み突部と前記手掛け部とは協働して前記台盤に載置される荷物のズレを規制可能となっている請求項4に記載の台車。
【請求項7】
前記手掛け部は、前記台盤に載置される荷物のズレを規制可能となっている請求項1から3の何れか1の請求項に記載の台車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、台盤の外縁部を把持可能な台車に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の台車として、台盤に手掛け部を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-315315号公報(段落[0011]等)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した台車の手掛け部は台盤に貫通形成された貫通孔から構成されていたが、台車に載置する荷物によっては、台盤に設ける貫通孔を極力少なくした方がよいことがある。これに鑑み、貫通孔を設けずに手掛け部を設ける台車の開発が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の台車は、台盤の外縁部を表裏から挟んで把持可能な台車において、前記台盤の上面から膨出し、前記台盤の外縁部に沿って延びた手掛け部を備え、前記手掛け部は、前記台盤の上面から起立して前記台盤の内側を向いた手掛け面と、前記手掛け面の上端部から外方に向かうにつれて下った傾斜面と、を備える台車である。
【発明の効果】
【0006】
本開示に係る台車によれば、台盤の外縁部を把持する際に手を掛けることが可能な手掛け部が、台盤の上面から膨出して形成されているので、貫通孔を設けることなく手掛け部を設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の台車の斜視図
台盤の下面側の斜視図
台車の平面図
段積みされた台車の斜視図
台車の正断面図
手掛け部近傍の拡大図
手掛け部近傍の拡大図
荷物が載置された状態の台車の斜視図
手掛け用リブ近傍の裏面図
把持された台車の正断面図
把持された台車の裏面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図1から図11を参照して本開示の台車10について説明する。図1に示されるように、台車10は、台盤11の下面にキャスター50を備えてなる。台盤11は、長方形状の天板12と、天板12の外周縁から垂下した周側壁20と、天板12の下面に格子状に張り巡らされた補強リブ25(図2参照)と、を有している。
【0009】
図2に示すように、台盤11の下面側には、4隅に、補強リブ25により区画され、キャスター50を装着可能なキャスター装着部11Aを備える。また、台盤11には、4つのキャスター装着部11Aより内側に、4つの滑り止め部材11Gが取り付けられている。
【0010】
図1及び図3に示すように、台盤11は、長手方向の両端部に、台盤11同士を前後に連結するための連結部30を備えている。この連結部30に形成された貫通孔30Kに連結具(図示せず)を装着することで、前後に並べた(長手方向に沿って並べた)台盤11を連結可能となる。なお、連結部30が挿通されることで貫通孔30Kの少なくとも一部が塞がれるので、載置される荷物に対する貫通孔の影響が小さくなる。また、台盤11には、後側(図1における奥側)の連結部30の両隣に、上方へ突出した後端突部13を備えている。後端突部13は、平面視四角形状になっている。
(【0011】以降は省略されています)

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