TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024119007
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-02
出願番号2023109332,2023025228
出願日2023-07-03,2023-02-21
発明の名称人力駆動車用のコンポーネント、人力駆動車用のコンポーネントに関する制御プログラム、および、人力駆動車用のコンポーネントに関する制御方法
出願人株式会社シマノ
代理人個人,個人
主分類B62M 25/08 20060101AFI20240826BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】複数の人力駆動車用のコンポーネント間における情報交換を好適に実行できる人力駆動車用のコンポーネント、人力駆動車用のコンポーネントに関する制御プログラム、および、人力駆動車用のコンポーネントに関する制御方法を提供する。
【解決手段】人力駆動車用のコンポーネントであって、人力駆動車は、第1コンポーネントを有し、第2制御部、第2無線通信部、および、第2記憶部を備え、第2記憶部は、第1コンポーネントの第1識別情報、および、コンポーネントの第2識別情報を記憶するように構成され、第2制御部は、第2記憶部に記憶されている第2識別情報を通信装置に送信するように第2無線通信部を制御するように構成され、通信装置に第2識別情報を送信した後に、第2無線通信部による第1コンポーネントからの第1識別情報の受信に応じて、第1識別情報を記憶するように第2記憶部を制御するように構成される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
人力駆動車用のコンポーネントであって、
前記人力駆動車は、前記コンポーネントとは別体の第1コンポーネントを有し、
第2制御部、第2無線通信部、および、第2記憶部を備え、
前記第2記憶部は、前記第1コンポーネントの第1識別情報、および、前記コンポーネントの第2識別情報を記憶するように構成され、
前記第2制御部は、
前記第2記憶部に記憶されている前記第2識別情報を通信装置に送信するように前記第2無線通信部を制御するように構成され、
前記通信装置に前記第2識別情報を送信した後に、前記第2無線通信部による前記第1コンポーネントからの前記第1識別情報の受信に応じて、前記第1識別情報を記憶するように前記第2記憶部を制御するように構成される、コンポーネント。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記第2制御部は、
前記第1コンポーネントに前記第2識別情報を連続的または間欠的に送信するように前記第2無線通信部を制御するように構成され、
前記第1識別情報の受信に応じて、前記第2識別情報の送信を停止するように前記第2無線通信部を制御するように構成される、請求項1に記載のコンポーネント。
【請求項3】
前記コンポーネントは、電動変速機である、請求項1に記載のコンポーネント。
【請求項4】
第2制御部、第2無線通信部、および、第2記憶部を備える、人力駆動車用のコンポーネントに関する制御プログラムであって、
前記第2制御部が、前記第2記憶部に記憶されている前記コンポーネントの第2識別情報を通信装置に送信するように前記第2無線通信部を制御するステップと、
前記第2制御部が、前記第2無線通信部による、第1コンポーネントからの前記第1コンポーネントの第1識別情報の受信に応じて、前記第1識別情報を記憶するように前記第2記憶部を制御するステップと、を備え、
前記第1コンポーネントは、前記コンポーネントとは別体である、制御プログラム。
【請求項5】
前記第2制御部が、前記第1コンポーネントに前記第2識別情報を連続的または間欠的に送信するように前記第2無線通信部を制御するステップと、
前記第2制御部が、前記第1識別情報の受信に応じて、前記第2識別情報の送信を停止するように前記第2無線通信部を制御するステップと、をさらに備える、請求項4に記載の制御プログラム。
【請求項6】
前記制御プログラムは、前記第2記憶部に記憶される、請求項4または5に記載の制御プログラム。
【請求項7】
人力駆動車用のコンポーネントであって、
前記人力駆動車は、前記コンポーネントとは別体の第2コンポーネントを有し、
第1制御部、第1無線通信部、および、第1記憶部を備え、
前記第1記憶部は、前記コンポーネントの第1識別情報、および、前記第2コンポーネントの第2識別情報を記憶するように構成され、
前記第1制御部は、前記第1無線通信部による通信装置からの前記第2識別情報の受信に応じて、前記第1記憶部に記憶されている前記第1識別情報を前記第2コンポーネントに送信するように前記第1無線通信部を制御するように構成される、コンポーネント。
【請求項8】
前記第1制御部は、前記通信装置から無線通信によって取得する前記第2識別情報を前記第1記憶部に記憶するように前記第1記憶部を制御するように構成される、請求項7に記載のコンポーネント。
【請求項9】
前記第1制御部は、前記第2コンポーネントから受信した前記第2識別情報と前記通信装置から受信した前記第2識別情報とを比較するように構成される、請求項8に記載のコンポーネント。
【請求項10】
前記通信装置が前記コンポーネントとペアリングされた状態において、前記コンポーネントは、前記第2コンポーネントとペアリングできるように構成される、請求項9に記載のコンポーネント。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、人力駆動車用のコンポーネント、人力駆動車用のコンポーネントに関する制御プログラム、および、人力駆動車用のコンポーネントに関する制御方法に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示される人力駆動車用の制御装置は、複数のコンポーネントをペアリングする場合に、ペアリングに伴って生成されるペアリング情報を、複数のコンポーネントに送信可能に構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-189137号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的の1つは、複数のコンポーネント間における情報交換を好適に実行できる人力駆動車用のコンポーネント、人力駆動車用のコンポーネントに関する制御プログラム、および、人力駆動車用のコンポーネントに関する制御方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第1側面に従う制御システムは、人力駆動車用の制御システムであって、第1コンポーネントと、第2コンポーネントと、を備え、前記第1コンポーネントは、第1制御部、第1無線通信部、および、第1記憶部を含み、前記第2コンポーネントは、第2制御部、第2無線通信部、および、第2記憶部を含み、前記第1記憶部は、前記第1コンポーネントの第1識別情報、および、前記第2コンポーネントの第2識別情報を記憶するように構成され、前記第2記憶部は、前記第1識別情報、および、前記第2識別情報を記憶するように構成され、前記第2制御部は、前記第2記憶部に記憶されている前記第2識別情報を通信装置に送信するように前記第2無線通信部を制御するように構成され、前記第1制御部は、前記第1無線通信部による前記通信装置からの前記第2識別情報の受信に応じて、前記第1記憶部に記憶されている前記第1識別情報を前記第2コンポーネントに送信するように前記第1無線通信部を制御するように構成され、前記第2制御部は、前記第2無線通信部による前記第1コンポーネントからの前記第1識別情報の受信に応じて、前記第1識別情報を記憶するように前記第2記憶部を制御するように構成される。
第1側面の制御システムによれば、第1制御部は、通信装置からの第2識別情報の受信に応じて、第1識別情報を第2コンポーネントに送信するように第1無線通信部を制御し、第2制御部は、第1コンポーネントからの第1識別情報の受信するため、第1コンポーネントと、第2コンポーネントとは、通信装置を介して情報交換を実行できる。したがって、人力駆動車用の制御システムは、複数のコンポーネント間における情報交換を好適に実行できる。第1側面の制御システムによれば、第1コンポーネントからの第1識別情報の受信に応じて、第2記憶部が第1識別情報を記憶できるため、第2制御部が第1コンポーネントを識別できる。
【0006】
本開示の第1側面に従う第2側面の制御システムにおいて、前記第1制御部は、前記通信装置から無線通信によって取得する前記第2識別情報を前記第1記憶部に記憶するように前記第1記憶部を制御するように構成される。
第2側面の制御システムによれば、第1制御部は、通信装置を介して取得する第2識別情報によって、第2コンポーネントを識別できる。
【0007】
本開示の第2側面に従う第3側面の制御システムにおいて、前記第2制御部は、前記第2識別情報を前記第1コンポーネントに送信するように前記第2無線通信部を制御するように構成され、前記第1制御部は、前記第2コンポーネントから受信した前記第2識別情報と前記通信装置から受信した前記第2識別情報とを比較するように構成される。
第3側面の制御システムによれば、第1制御部は、第2コンポーネントから受信した第2識別情報と通信装置から受信した第2識別情報とを比較することによって、第2コンポーネントを識別できる。
【0008】
本開示の第1から第3側面のいずれか1つに従う第4側面の制御システムにおいて、前記第2制御部は、前記第1コンポーネントに前記第2識別情報を連続的または間欠的に送信するように前記第2無線通信部を制御するように構成され、前記第2制御部は、前記第1識別情報の受信に応じて、前記第2識別情報の送信を停止するように前記第2無線通信部を制御するように構成される。
第4側面の制御システムによれば、第2制御部は、第1識別情報の受信に応じて、第2識別情報の送信を停止するため、第1識別情報を受信した後の第2識別情報の送信による電力消費を抑制できる。
【0009】
本開示の第5側面に従う制御システムは、人力駆動車用の制御システムであって、第1コンポーネントと、第2コンポーネントと、を備え、前記第1コンポーネントは、第1制御部、第1無線通信部、および、第1記憶部を含み、前記第2コンポーネントは、第2制御部、第2無線通信部、および、第2記憶部を含み、前記第1記憶部は、前記第1コンポーネントの第1識別情報、および、前記第2コンポーネントの第2識別情報を記憶するように構成され、前記第2記憶部は、前記第1識別情報、および、前記第2識別情報を記憶するように構成され、前記第2制御部は、前記第2記憶部に記憶されている前記第2識別情報を通信装置に送信するように前記第2無線通信部を制御するように構成され、前記第1制御部は、前記第1無線通信部による前記通信装置からの前記第2識別情報の受信に応じて、前記第2識別情報を記憶するように前記第1記憶部を制御するように構成され、前記第2制御部は、前記第2識別情報を前記第1コンポーネントに送信するように前記第2無線通信部を制御するように構成され、前記第1制御部は、前記第2コンポーネントから受信した前記第2識別情報と前記通信装置から受信した前記第2識別情報とを比較するように構成される。
第5側面の制御システムによれば、第1制御部は、第2コンポーネントから受信した第2識別情報と通信装置から受信した第2識別情報とを比較することによって、第2コンポーネントを識別できるため、第2コンポーネントと好適に通信可能である。したがって、人力駆動車用の制御システムは、複数のコンポーネント間における情報交換を好適に実行できる。
【0010】
本開示の第3または第5側面に従う第6側面の制御システムにおいて、前記第2制御部は、前記第2識別情報に付随する付随情報を前記第1コンポーネントに送信するように前記第2無線通信部を制御するように構成され、前記第1制御部は、前記第2コンポーネントから受信した前記第2識別情報が、前記通信装置から受信した前記第2識別情報と一致する場合、前記第2コンポーネントから受信した前記付随情報を前記第1記憶部に記憶させるように構成される。
第6側面の制御システムによれば、第1制御部は、第2コンポーネントから受信した第2識別情報が、通信装置から受信した第2識別情報と一致する場合、第2コンポーネントから受信した付随情報を第1記憶部に記憶させるため、第1制御部が第2コンポーネントの付随情報を把握できる。したがって、第1制御部は、付随情報に基づいた制御を実行できる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
自転車の傘
8か月前
個人
重量物移動台車
5か月前
井関農機株式会社
作業機
8か月前
井関農機株式会社
作業機
6か月前
個人
自転車用荷台
1か月前
個人
車両用横転防止装置
6か月前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
7か月前
三甲株式会社
保護具
6か月前
個人
クリアレインシェード
5か月前
株式会社北誠商事
被覆構造体
7か月前
株式会社クラベ
面状ユニット
4か月前
個人
スライドレインプルーフ
4か月前
個人
ステアリングの操向部材
1か月前
株式会社ホシプラ
台車
5か月前
祖峰企画株式会社
平台車
2か月前
帝人株式会社
車両構造体
3か月前
三甲株式会社
台車
6か月前
三甲株式会社
台車
22日前
三甲株式会社
台車
22日前
三甲株式会社
台車
8か月前
豊田合成株式会社
ハンドル
4か月前
個人
足踏みペダル式自転車
3か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
6か月前
井関農機株式会社
走行車両
6か月前
井関農機株式会社
作業車両
8か月前
豊田合成株式会社
ハンドル
8か月前
アルインコ株式会社
運搬台車
3か月前
株式会社クボタ
作業車
2か月前
株式会社オカムラ
カート装置
4か月前
アルインコ株式会社
運搬台車
3か月前
株式会社オカムラ
カート装置
4か月前
株式会社クボタ
作業車
2か月前
アイデス株式会社
幼児用自転車
4か月前
ダイハツ工業株式会社
車両構造
2か月前
THK株式会社
操舵装置
5か月前
続きを見る