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公開番号2024077158
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-07
出願番号2022189043
出願日2022-11-28
発明の名称運搬台車
出願人アルインコ株式会社
代理人個人
主分類B62B 3/02 20060101AFI20240531BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】天板部材の取外し及び取付け作業を容易とした運搬台車を提供する。
【解決手段】一対の第1フレームと一対の第2フレームにより矩形に枠組みされた基枠の内部空間に荷受面を形成する天板部材を設けた運搬台車であり、前記天板部材は、一対の第2フレームの間に嵌入固定される長尺天板材と、前記長尺天板材と第1フレームの間に嵌入固定される短尺天板材により構成されており、前記長尺天板材(30)と第2フレーム(22)の間において、長尺天板材の両端部に雌ネジ手段(31)を備えた取付金具(32)を設けると共に、基枠の外側から第2フレーム(22)に挿通させられる取付ボルト(33)を設け、第2フレームを挿通した取付ボルト(33)の挿出部の雄ネジ(34)を前記取付金具の雌ネジ手段(31)に螺着するように構成している。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
相互に直交するX方向とY方向に関して、X方向に延びる一対の第1フレームとY方向に延びる一対の第2フレームにより矩形に枠組みされた内部空間を形成する基枠を備え、
前記基枠の下面に臨んでY方向に延びる底板部材をX方向に間隔をあけて固設し、前記底板部材の少なくとも内部空間の四隅近傍に臨む部位を支持部として該支持部にキャスター装置を垂設しており、
前記内部空間のうち前記支持部を除く部位に天板部材を設けることにより底板部材よりも上位となる荷受面を形成し、前記底板部材の支持部により前記荷受面から凹陥された凹部を形成して成る運搬台車であり、
前記天板部材(27)は、前記内部空間のY方向の中央に位置して一対の第2フレーム(22)の間に嵌入固定される長尺天板材(30)と、前記長尺天板材と第1フレーム(21)の間に嵌入固定される短尺天板材(38)により構成されており、
前記長尺天板材(30)と第2フレーム(22)の間において、長尺天板材の両端部に雌ネジ手段(31)を備えた取付金具(32)を設けると共に、基枠の外側から第2フレーム(22)に挿通させられる取付ボルト(33)を設け、
第2フレームを挿通した取付ボルト(33)の挿出部の雄ネジ(34)を前記取付金具の雌ネジ手段(31)に螺着するように構成されて成ることを特徴とする運搬台車。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記長尺天板材(30)は、X方向に延びる荷受面を形成する天板部(30a)の両側縁から下向きの両側壁(30b)を設けた型材により形成され、両端部を開口しており、
前記取付金具(32)は、金属板を折曲することにより、前記長尺天板材の開口に臨まされる本体部(32a)と、該本体部から屈折して前記長尺天板材の側壁の内面に重合した状態で固着される脚部(32b)を備え、前記本体部に雌ネジ手段(31)を設けており、
前記第2フレームに挿通された取付ボルトの挿出部の雄ネジ(34)を前記雌ネジ手段(31)に螺着するように構成されて成ることを特徴とする請求項1に記載の運搬台車。
【請求項3】
前記第2フレーム(22)は、基枠の内部空間に臨む内壁(22b)と外部空間に臨む外壁(22a)を備えたパイプ材により形成されており、前記外壁(22a)を貫通する大径孔(35a)と前記内壁(22b)を貫通する小径孔(35b)に対して、前記取付ボルト(33)を挿通させるように構成しており、
前記取付ボルト(33)は、頭付きボルトから成り、頭部(33a)を前記外壁(22a)の外側面に当接し、ボルト軸部(33b)の前記小径孔(35b)から挿出された挿出部の雄ネジ(34)を前記取付金具の雌ネジ手段(31)に螺着した状態で、パイプ変形防止手段(37)を設けており、
前記パイプ変形防止手段(37)は、前記取付ボルトの頭部(33a)から大径孔(35a)を挿通してパイプ材の内部を延び、前記小径孔(35b)の周りで内壁(22b)に当接することにより前記内壁(22b)をパイプ材の内部から支持するように構成されて成ることを特徴とする請求項2に記載の運搬台車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、矩形に枠組みされた内部空間を形成する基枠に底板部材を介してキャスター装置を垂設し、底板部材よりも上位に荷受面を形成するための天板部材を設けた運搬台車に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
運搬用台車は、種々の形式とされたものが提供されているところ、保管時等において、複数の台車を上下に積層したとき、上層の台車のキャスター装置が下層の台車の荷受面から凹陥された凹部に嵌まり込むように構成したものが提供されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6581935号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
図1ないし図4は、本出願人が本発明に先立ち開発した運搬台車(以下、「先行技術」という。)を示している。
【0005】
運搬台車は、相互に直交するX方向とY方向に関して、X方向に延びる一対の第1フレーム1、1とY方向に延びる一対の第2フレーム2、2により矩形に枠組みされた内部空間を形成する基枠3を備えており、前記基枠3の下面に臨んでY方向に延びる底板部材4をX方向に間隔をあけて固設し、底板部材4により形成された支持部5にキャスター装置6を垂設している。
【0006】
図2及び図3に示すように、前記底板部材4は、少なくとも、第2フレーム2、2の下面にオーバラップした状態で第1フレーム1、1に架設される前後位置の底板部材4a、4aを含んでおり、少なくとも内部空間の四隅近傍に臨む部位に支持部5を形成し、四隅近傍に臨んで4個のキャスター装置6が配設されている。図例の場合、X方向の中間部にも底板部材4bが設けられており、該底板部材4bの両側部(第1フレーム1の近傍部)に形成された支持部5にキャスター装置6を垂設することにより、合計6個のキャスター装置が配設されている。
【0007】
図1に示すように、基枠3で囲まれた内部空間のうち前記支持部5を除く部位に天板部材7を設けることにより、底板部材4よりも上位となる荷受面8を形成し、前記底板部材4の支持部5により前記荷受面8から凹陥された凹部9を形成している。
【0008】
これにより、複数の台車を上下に積層したとき、上層の台車のキャスター装置6が下層の台車の凹部8に嵌まり込むように構成されている。
【0009】
前記荷受面7は、基枠3(第1フレーム1及び第2フレーム2)の上面とほぼ面一となるように形成されている。
【0010】
前記荷受面7を形成するための天板部材7は、前記内部空間のY方向の中央に位置して一対の第2フレーム2、2の間に嵌入固定される長尺天板材10と、前記長尺天板材10と第1フレーム1の間に嵌入固定される短尺天板材11により構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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