TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024118763
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-02
出願番号2023025228
出願日2023-02-21
発明の名称人力駆動車用の制御システム
出願人株式会社シマノ
代理人個人,個人
主分類B62M 6/45 20100101AFI20240826BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】複数の人力駆動車用のコンポーネント間における情報交換を好適に実行できる人力駆動車用の制御システムを提供する。
【解決手段】人力駆動車用の制御システムであって、第1コンポーネントと、第2コンポーネントとを備え、第1コンポーネントは、第1制御部、第1無線通信部および第1記憶部を含み、第2コンポーネントは、第2制御部、第2無線通信部および第2記憶部を含み、第2制御部は、第2記憶部に記憶されている第2識別情報を通信装置に送信するように第2無線通信部を制御するように構成され、第1制御部は、通信装置からの第2識別情報の受信に応じて、第1記憶部に記憶されている第1識別情報を第2コンポーネントに送信するように第1無線通信部を制御するように構成され、第2制御部は、第1コンポーネントからの第1識別情報の受信に応じて、第1識別情報を記憶するように第2記憶部を制御するように構成される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
人力駆動車用の制御システムであって、
第1コンポーネントと、第2コンポーネントと、を備え、
前記第1コンポーネントは、第1制御部、第1無線通信部、および、第1記憶部を含み、
前記第2コンポーネントは、第2制御部、第2無線通信部、および、第2記憶部を含み、
前記第1記憶部は、前記第1コンポーネントの第1識別情報、および、前記第2コンポーネントの第2識別情報を記憶するように構成され、
前記第2記憶部は、前記第1識別情報、および、前記第2識別情報を記憶するように構成され、
前記第2制御部は、前記第2記憶部に記憶されている前記第2識別情報を通信装置に送信するように前記第2無線通信部を制御するように構成され、
前記第1制御部は、前記第1無線通信部による前記通信装置からの前記第2識別情報の受信に応じて、前記第1記憶部に記憶されている前記第1識別情報を前記第2コンポーネントに送信するように前記第1無線通信部を制御するように構成され、
前記第2制御部は、前記第2無線通信部による前記第1コンポーネントからの前記第1識別情報の受信に応じて、前記第1識別情報を記憶するように前記第2記憶部を制御するように構成される、制御システム。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記第1制御部は、前記通信装置から無線通信によって取得する前記第2識別情報を前記第1記憶部に記憶するように前記第1記憶部を制御するように構成される、請求項1に記載の制御システム。
【請求項3】
前記第2制御部は、前記第2識別情報を前記第1コンポーネントに送信するように前記第2無線通信部を制御するように構成され、
前記第1制御部は、前記第2コンポーネントから受信した前記第2識別情報と前記通信装置から受信した前記第2識別情報とを比較するように構成される、請求項2に記載の制御システム。
【請求項4】
前記第2制御部は、前記第1コンポーネントに前記第2識別情報を連続的または間欠的に送信するように前記第2無線通信部を制御するように構成され、
前記第2制御部は、前記第1識別情報の受信に応じて、前記第2識別情報の送信を停止するように前記第2無線通信部を制御するように構成される、請求項1に記載の制御システム。
【請求項5】
人力駆動車用の制御システムであって、
第1コンポーネントと、第2コンポーネントと、を備え、
前記第1コンポーネントは、第1制御部、第1無線通信部、および、第1記憶部を含み、
前記第2コンポーネントは、第2制御部、第2無線通信部、および、第2記憶部を含み、
前記第1記憶部は、前記第1コンポーネントの第1識別情報、および、前記第2コンポーネントの第2識別情報を記憶するように構成され、
前記第2記憶部は、前記第1識別情報、および、前記第2識別情報を記憶するように構成され、
前記第2制御部は、前記第2記憶部に記憶されている前記第2識別情報を通信装置に送信するように前記第2無線通信部を制御するように構成され、
前記第1制御部は、前記第1無線通信部による前記通信装置からの前記第2識別情報の受信に応じて、前記第2識別情報を記憶するように前記第1記憶部を制御するように構成され、
前記第2制御部は、前記第2識別情報を前記第1コンポーネントに送信するように前記第2無線通信部を制御するように構成され、
前記第1制御部は、前記第2コンポーネントから受信した前記第2識別情報と前記通信装置から受信した前記第2識別情報とを比較するように構成される、制御システム。
【請求項6】
前記第2制御部は、前記第2識別情報に付随する付随情報を前記第1コンポーネントに送信するように前記第2無線通信部を制御するように構成され、
前記第1制御部は、前記第2コンポーネントから受信した前記第2識別情報が、前記通信装置から受信した前記第2識別情報と一致する場合、前記第2コンポーネントから受信した前記付随情報を前記第1記憶部に記憶させるように構成される、請求項5に記載の制御システム。
【請求項7】
前記付随情報は、前記第2コンポーネントの種別、品番、型式、および、アイコンの少なくとも1つを含む、請求項6に記載の制御システム。
【請求項8】
前記通信装置をさらに備え、
前記通信装置は、通信装置制御部、および、無線通信部を含み、
前記通信装置制御部は、前記第2コンポーネントからの無線通信による前記第2識別情報の受信に応じて、前記第2識別情報を前記第1コンポーネントに送信するように前記無線通信部を制御するように構成される、請求項1または5に記載の制御システム。
【請求項9】
前記通信装置は、表示部をさらに含み、
前記通信装置制御部は、前記第2識別情報の受信に応じて、前記第2コンポーネントに関連する関連情報を表示するように前記表示部を制御するように構成される、請求項8に記載の制御システム。
【請求項10】
前記関連情報は、前記第2コンポーネントの種別、品番、型式、前記第2識別情報、および、アイコンの少なくとも1つを含む、請求項9に記載の制御システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、人力駆動車用の制御システムに関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示される人力駆動車用の制御装置は、複数のコンポーネントをペアリングする場合に、ペアリングに伴って生成されるペアリング情報を、複数のコンポーネントに送信可能に構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-189137号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的の1つは、複数のコンポーネント間における情報交換を好適に実行できる人力駆動車用の制御システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第1側面に従う制御システムは、人力駆動車用の制御システムであって、第1コンポーネントと、第2コンポーネントと、を備え、前記第1コンポーネントは、第1制御部、第1無線通信部、および、第1記憶部を含み、前記第2コンポーネントは、第2制御部、第2無線通信部、および、第2記憶部を含み、前記第1記憶部は、前記第1コンポーネントの第1識別情報、および、前記第2コンポーネントの第2識別情報を記憶するように構成され、前記第2記憶部は、前記第1識別情報、および、前記第2識別情報を記憶するように構成され、前記第2制御部は、前記第2記憶部に記憶されている前記第2識別情報を通信装置に送信するように前記第2無線通信部を制御するように構成され、前記第1制御部は、前記第1無線通信部による前記通信装置からの前記第2識別情報の受信に応じて、前記第1記憶部に記憶されている前記第1識別情報を前記第2コンポーネントに送信するように前記第1無線通信部を制御するように構成され、前記第2制御部は、前記第2無線通信部による前記第1コンポーネントからの前記第1識別情報の受信に応じて、前記第1識別情報を記憶するように前記第2記憶部を制御するように構成される。
第1側面の制御システムによれば、第1制御部は、通信装置からの第2識別情報の受信に応じて、第1識別情報を第2コンポーネントに送信するように第1無線通信部を制御し、第2制御部は、第1コンポーネントからの第1識別情報の受信するため、第1コンポーネントと、第2コンポーネントとは、通信装置を介して情報交換を実行できる。したがって、人力駆動車用の制御システムは、複数のコンポーネント間における情報交換を好適に実行できる。第1側面の制御システムによれば、第1コンポーネントからの第1識別情報の受信に応じて、第2記憶部が第1識別情報を記憶できるため、第2制御部が第1コンポーネントを識別できる。
【0006】
本開示の第1側面に従う第2側面の制御システムにおいて、前記第1制御部は、前記通信装置から無線通信によって取得する前記第2識別情報を前記第1記憶部に記憶するように前記第1記憶部を制御するように構成される。
第2側面の制御システムによれば、第1制御部は、通信装置を介して取得する第2識別情報によって、第2コンポーネントを識別できる。
【0007】
本開示の第2側面に従う第3側面の制御システムにおいて、前記第2制御部は、前記第2識別情報を前記第1コンポーネントに送信するように前記第2無線通信部を制御するように構成され、前記第1制御部は、前記第2コンポーネントから受信した前記第2識別情報と前記通信装置から受信した前記第2識別情報とを比較するように構成される。
第3側面の制御システムによれば、第1制御部は、第2コンポーネントから受信した第2識別情報と通信装置から受信した第2識別情報とを比較することによって、第2コンポーネントを識別できる。
【0008】
本開示の第1から第3側面のいずれか1つに従う第4側面の制御システムにおいて、前記第2制御部は、前記第1コンポーネントに前記第2識別情報を連続的または間欠的に送信するように前記第2無線通信部を制御するように構成され、前記第2制御部は、前記第1識別情報の受信に応じて、前記第2識別情報の送信を停止するように前記第2無線通信部を制御するように構成される。
第4側面の制御システムによれば、第2制御部は、第1識別情報の受信に応じて、第2識別情報の送信を停止するため、第1識別情報を受信した後の第2識別情報の送信による電力消費を抑制できる。
【0009】
本開示の第5側面に従う制御システムは、人力駆動車用の制御システムであって、第1コンポーネントと、第2コンポーネントと、を備え、前記第1コンポーネントは、第1制御部、第1無線通信部、および、第1記憶部を含み、前記第2コンポーネントは、第2制御部、第2無線通信部、および、第2記憶部を含み、前記第1記憶部は、前記第1コンポーネントの第1識別情報、および、前記第2コンポーネントの第2識別情報を記憶するように構成され、前記第2記憶部は、前記第1識別情報、および、前記第2識別情報を記憶するように構成され、前記第2制御部は、前記第2記憶部に記憶されている前記第2識別情報を通信装置に送信するように前記第2無線通信部を制御するように構成され、前記第1制御部は、前記第1無線通信部による前記通信装置からの前記第2識別情報の受信に応じて、前記第2識別情報を記憶するように前記第1記憶部を制御するように構成され、前記第2制御部は、前記第2識別情報を前記第1コンポーネントに送信するように前記第2無線通信部を制御するように構成され、前記第1制御部は、前記第2コンポーネントから受信した前記第2識別情報と前記通信装置から受信した前記第2識別情報とを比較するように構成される。
第5側面の制御システムによれば、第1制御部は、第2コンポーネントから受信した第2識別情報と通信装置から受信した第2識別情報とを比較することによって、第2コンポーネントを識別できるため、第2コンポーネントと好適に通信可能である。したがって、人力駆動車用の制御システムは、複数のコンポーネント間における情報交換を好適に実行できる。
【0010】
本開示の第3または第5側面に従う第6側面の制御システムにおいて、前記第2制御部は、前記第2識別情報に付随する付随情報を前記第1コンポーネントに送信するように前記第2無線通信部を制御するように構成され、前記第1制御部は、前記第2コンポーネントから受信した前記第2識別情報が、前記通信装置から受信した前記第2識別情報と一致する場合、前記第2コンポーネントから受信した前記付随情報を前記第1記憶部に記憶させるように構成される。
第6側面の制御システムによれば、第1制御部は、第2コンポーネントから受信した第2識別情報が、通信装置から受信した第2識別情報と一致する場合、第2コンポーネントから受信した付随情報を第1記憶部に記憶させるため、第1制御部が第2コンポーネントの付随情報を把握できる。したがって、第1制御部は、付随情報に基づいた制御を実行できる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社シマノ
蓋栓
4日前
株式会社シマノ
電動リールのモータ制御装置
14日前
株式会社シマノ
人力駆動車用の制御システム
15日前
株式会社シマノ
クーラーボックス、および、クーラーボックスのシール部材
27日前
株式会社シマノ
人力駆動車用の制御システム、および、人力駆動車用の変速装置
5日前
株式会社シマノ
制御装置および変速システム
5日前
株式会社シマノ
人力駆動車用のコンポーネント、人力駆動車用のコンポーネントに関する制御プログラム、および、人力駆動車用のコンポーネントに関する制御方法
15日前
マルキユー株式会社
釣り用ルアー
15日前
個人
自転車の傘
8か月前
個人
重量物移動台車
5か月前
個人
サドル揺動装置
10か月前
個人
二輪バイク補助輪
10か月前
個人
自動二輪車
11か月前
個人
カウル取り付け器具
12か月前
個人
自転車用荷台
1か月前
個人
車両用横転防止装置
6か月前
個人
自転車
11か月前
井関農機株式会社
作業機
8か月前
井関農機株式会社
作業機
6か月前
個人
クリアレインシェード
5か月前
井関農機株式会社
作業車両
11か月前
日本精機株式会社
表示装置
7か月前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
三甲株式会社
保護具
6か月前
株式会社クラベ
面状ユニット
4か月前
個人
自転車の駐輪装置
11か月前
株式会社北誠商事
被覆構造体
7か月前
個人
ステアリングの操向部材
1か月前
株式会社ホシプラ
台車
5か月前
個人
スライドレインプルーフ
4か月前
三甲株式会社
台車
6か月前
祖峰企画株式会社
平台車
2か月前
三甲株式会社
台車
22日前
三甲株式会社
台車
8か月前
帝人株式会社
車両構造体
3か月前
三甲株式会社
台車
22日前
続きを見る