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公開番号2023129755
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-09-19
出願番号2022034001
出願日2022-03-06
発明の名称カウル取り付け器具
出願人個人
代理人
主分類B62J 17/02 20060101AFI20230911BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】市販の自転車(または電動アシスト自転車、電動自転車、三輪自転車)のフレームに、車体の前方を覆うフロントカウルを、容易に脱着できるカウル取り付け器具を提供する。
【解決手段】カウル取り付け器具において、ヘッドチューブに固定する台座1と、台座1と、トップチューブ6の間に介在する台座取り付け調整手段9と、台座1を自転車16のヘッドチューブ2に締結するための台座用固定手段4と、フロントカウル3を台座1に取り付けるための突出部8と、フロントカウル3の位置を調整する前後調整手段11と、トップチューブ6を両サイドから挟んで台座1の取り付け方向を拘束する回転止め5と、回転止め5とトップチューブ6を締結する回転止め用固定手段12と、を備えたことを特徴とするカウル取り付け器具。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
自転車(または電動アシスト自転車、電動自転車、三輪自転車)の車体前方を覆うフロントカウルを、自転車(または電動アシスト自転車、電動自転車、三輪自転車)に取り付けるカウル取り付け器具において、
カウル取り付け器具を自転車(または電動アシスト自転車、電動自転車、三輪自転車)のヘッドチューブに固定するための台座と、
台座を自転車(または電動アシスト自転車、電動自転車、三輪自転車)のヘッドチューブに締結するための台座用固定手段と、
フロントカウルを台座に取り付けるための突出部と、
突出部とフロントカウルを結合する締結手段と、
トップチューブ(またはダウンチューブ)を両サイドから挟んで台座の取り付け方向を自転車(または電動アシスト自転車、電動自転車、三輪自転車)の進行方向に拘束する回転止めと、を備えたことを特徴とするカウル取り付け器具。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
請求項1のカウル取り付け器具において、
前記回転止めをヘッドチューブ(またはダウンチューブ)に、さらに締結するための回転止め用固定手段と、
さらに、回転止めに形成した回転止め用固定手段を通すための貫通した通し穴と、備えたことを特徴とするカウル取り付け器具。
【請求項3】
請求項1ないし請求項2のいずれかのカウル取り付け器具において、
前記突出部は多角柱の形状に形成され、
さらに、台座に形成した自転車(または電動アシスト自転車、電動自転車、三輪自転車)のヘッドチューブに締結するための前記台座用固定手段を通すための突出部付け根部に貫通する穴、を設けたことを特徴とするカウル取り付け器具。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれかのカウル取り付け器具において、
前記カウル取り付け器具の台座と自転車(または電動アシスト自転車、電動自転車、三輪自転車)のヘッドチューブの間に介在する台座取り付け調整手段と、を備えたことを特徴とするカウル取り付け器具。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれかのカウル取り付け器具において、
前記回転止めと自転車(または電動アシスト自転車、電動自転車、三輪車)のトップチューブ(またはダウンチューブ)の間に介在する左右取り付け調整手段と、を備えたことを特徴とするカウル取り付け器具。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれかのカウル取り付け器具において、
前記カウル取り付け器具の前記突出部には先端を適度に細くする勾配を設け、
フロントカウルと突出部の間に介在しフロントカウルの取り付け位置を自転車(または電動アシスト自転車、電動自転車、三輪自転車)の進行方向に向かって前後方向に調整するための前後調整手段と、を備えたことを特徴とするカウル取り付け器具。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれかのカウル取り付け器具において、
前記カウル取り付け器具の台座と分離して別ピースとした回転止め(右)及び回転止め(左)と、を備えたことを特徴とするカウル取り付け器具。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれかのカウル取り付け器具において、
前記別ピースとした回転止め(右)及び回転止め(左)と突出部を締結するための固定部材と、
固定部材を通すため回転止め(右)及び回転止め(左)に形成された貫通した通し穴と、
さらに、回転止め(右)及び回転止め(左)と突出部の間に介在し、回転止め(右)及び回転止め(左)と突出部の接続位置が外力により変化することを防止する滑り止めと、を備えたことを特徴とするカウル取り付け器具。
【請求項9】
請求項1から請求項8のいずれかのカウル取り付け器具において、
前記回転止め(右)及び回転止め(左)をカウル取り付け器具の台座に嵌め込むため台座に形成された軸と、
回転止め(右)及び回転止め(左)を台座に形成された軸に嵌め込むため、回転止め(右)及び回転止め(左)に形成された穴と、を備えたことを特徴とするカウル取り付け器具。
【請求項10】
請求項1から請求項9のいずれかのカウル取り付け器具において、
前述の回転止め(右)及び回転止め(左)が、前述のカウル取り付け器具の台座に形成された軸から脱落することを防止するため、軸の端部に施工された抜け止めと、
回転止め(右)及び回転止め(左)と台座に形成された軸の脱着を容易にするため、軸の端部に施工された割り溝と、
回転止め(右)及び回転止め(左)と台座に形成された軸を容易に脱着するため、軸の抜け止めの両側に施工された面取りと、
回転止め(右)及び回転止め(左)と台座に形成された軸を容易に脱着するため、回転止め(右)及び回転止め(左)に施工された前述の穴の端部のフィレットと、を備えたことを特徴とするカウル取り付け器具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は自転車(または電動アシスト自転車、電動自転車、三輪自転車)の車体前方を覆うフロントカウル(フロントフェアリングとも言う)を自転車(または電動アシスト自転車、電動自転車、三輪自転車)の車体に取り付けるためのカウル取り付け器具に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
競技用の自動二転車では、走行する際の空気の流れによる抵抗が速度の上昇に伴って増加するため、その抵抗を軽減する目的で車体の前方にフロントカウルを取り付けている。自転車(または電動アシスト自転車、電動自転車、三輪車)においてもフロントカウルを車体の前方に設置することで、速度を上げて走行をする際は空気抵抗が低減し楽に走行することができる。しかしながら、市販の自転車(または電動アシスト自転車、電動自転車、三輪車)に容易に取り付け可能なフロントカウルと取り付け器具は提供されていなかった。
【0003】
自動二輪車のハンドル取り付け用のフロントカウルは市販されているが、自転車(または電動アシスト自転車、電動自転車、三輪車)への取り付けは考慮されていないため、取り付け金具を自作する必要があり、その製作と取り付けは容易ではない。
【0004】
先行特許文献1は、自転車(または電動アシスト自転車、電動自転車、三輪車)のハンドルに風防を金具で固定し取り付ける方法について記述したものである。
【0005】
本体フレームに取り付ける自動二輪車用のカウル取り付け金具としては、特許文献2が開示されている。この取り付け金具は、カウル支持部材を自動二輪車のヘッドパイプにUボルト2か所で固定する固定部材と、固定部材にフロントカウルの高さ方向位置を無段階調整するスライド式のカウル高さ調整手段を有し、カウルの取り付け角度の調整手段にはヒンジ構造を有するカウル支持部材が設置されており、自動二輪車に対するフロントカウルの前後方向位置の調整はスライド可能な入れ子構造による無段階調整のカウル前後調整手段、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
公開実用 昭和53-74854号
実用新案第3231177号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
自動二輪車用のフロントカウルと取り付け金具は、自転車(または電動アシスト自転車、電動自転車、三輪車)に取り付けることを考慮しておらず、車体の機能が異なることから取り付けが困難であった。
【0008】
フロントカウルに作用する横風と走行中の振動による外力は、フロントカウルの取り付け器具に作用し、器具のねじ締結部に摩擦力以上の力が作用するとフロントカウルの取り付け位置と方向が変化する可能性があるため、これを極力防止することが望ましい。
【0009】
自転車(または電動アシスト自転車、電動自転車、三輪車)のフレームは軽量化のため薄肉のアルミ合金や炭素繊維強化プラスチック等が使用されているため、強度上の制約からフロントカウル取り付け器具とフレームのボルトの締め付け力は制限を受け、フレームに器具装着による傷が発生するとフレームの強度に影響がでる可能性もある。
【0010】
風向きや強さによって、一人でフロントカウルの微妙な位置調整が可能で、強風や自転車(または電動アシスト自転車、電動自転車、三輪車)を輸送する時などはフロントカウルを簡単に取り外し、再度使用する際は取り付け位置と角度の調整をせず短時間で取り付けできる、構成要素が簡素で締結個所が少ない構造が望ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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