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公開番号2024112506
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-21
出願番号2023017571
出願日2023-02-08
発明の名称クーラーボックス、および、クーラーボックスのシール部材
出願人株式会社シマノ
代理人弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類B65D 53/00 20060101AFI20240814BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】溝部に対するシール部材の保持力を向上することができるクーラーボックスが、提供される。
【解決手段】クーラーボックスは、蓋部材5と、ボックス本体3と、シール部材7と、を備える。蓋部材5は溝部17aを有する。ボックス本体3は蓋部材5と対向して配置される。シール部材7は、ベース部19と、接触部21と、を有する。ベース部19は溝部17aに圧入される。接触部21は、ベース部19に設けられ、ボックス本体3に接触する。ベース部19の剛性は接触部の剛性より高い。
【選択図】図5A
特許請求の範囲【請求項1】
溝部を有する第1部材と、
前記第1部材と対向して配置される第2部材と、
前記溝部に圧入されるベース部と、前記ベース部に設けられ記第2部材に接触する接触部と、を有するシール部材と、
を備え、
前記ベース部の剛性は前記接触部の剛性より高い、
クーラーボックス。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記ベース部は、中実に形成され、
前記接触部は、内部に中空部を有する、
請求項1に記載のクーラーボックス。
【請求項3】
前記シール部材が前記溝部に配置された状態において、前記溝部の壁面高さに対する前記ベース部の接触高さの比は、0.4以上且つ1.0以下である、
請求項2に記載のクーラーボックス。
【請求項4】
前記シール部材が前記溝部に配置された状態において、前記溝部の壁面高さに対する前記接触部の突出高さの比は、0より大きく且つ1.0以下である、
請求項2に記載のクーラーボックス。
【請求項5】
前記ベース部、および、前記接触部は、互いに一体に形成される、
請求項1に記載のクーラーボックス。
【請求項6】
前記ベース部は、前記接触部と一体に形成される第1ベース部と、前記第1ベース部と別体に形成され前記第1ベース部に装着される第2ベース部と、を有する、
請求項1に記載のクーラーボックス。
【請求項7】
前記第2ベース部の硬度は、前記第1ベース部の硬度より高い、
請求項6に記載のクーラーボックス。
【請求項8】
前記第2部材は、凸部を有し、
前記接触部は、前記凸部に接触する、
請求項1に記載のクーラーボックス。
【請求項9】
前記凸部は断面が円弧状に突出する、
請求項8に記載のクーラーボックス。
【請求項10】
前記シール部材は、前記接触部、および、前記ベース部を連結する連結部、をさらに有し、
前記連結部の表面には、目印部が設けられる、
請求項1に記載のクーラーボックス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、クーラーボックス、および、クーラーボックスのシール部材に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、クーラーボックスが開示されている。このクーラーボックスは、ボックス本体と、蓋部材と、シール部材と、を備える。蓋部材は溝部を有する。蓋部材は、ボックス本体と対向して配置される。シール部材は、ベース部と、接触部と、を有する。ベース部は溝部に圧入される。接触部は、蓋部材の下面から突出し、ボックス本体に接触する。接触部はベース部と一体に形成される。ベース部の剛性は接触部の剛性と同じである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-003949号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のクーラーボックスでは、ベース部の剛性は接触部の剛性と同じである。このため、接触部がボックス本体に接触する部分を大きくするために接触部の突出量を増やした場合、指が接触部に引っかかりベース部が溝部から外れるおそれがある。また、接触部の突出量を増やすために溝部の深さを浅くした場合、ベース部が溝部からより外れやすくなる。
【0005】
本発明の目的は、溝部に対するシール部材の保持力を向上することができるクーラーボックスを、提供することにある。本発明の目的は、溝部に対する保持力を向上することができるクーラーボックスのシール部材を、提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の側面に関して、クーラーボックスは、第1部材と、第2部材と、シール部材と、を備える。第1部材は溝部を有する。第2部材は第1部材と対向して配置される。シール部材は、ベース部と、接触部と、を有する。ベース部は溝部に圧入される。接触部は、ベース部に設けられ、第2部材に接触する。ベース部の剛性は接触部の剛性より高い。
【0007】
本発明の第1の側面に係るクーラーボックスでは、ベース部の剛性は接触部の剛性より高い。この状態で、ベース部は第1部材の溝部に圧入され、接触部は第2部材に接触する。このように構成することによって、従来技術と比較して、溝部に対するシール部材の保持力を向上することができる。
【0008】
本発明の第2の側面に関して、第1の側面に係るクーラーボックスは、以下のように構成される。ベース部は中実に形成される。接触部は、内部に中空部を有する。
【0009】
本発明の第3の側面に関して、第2の側面に係るクーラーボックスは、以下のように構成される。シール部材が溝部に配置された状態において、溝部の壁面高さに対するベース部の接触高さの比は、0.4以上且つ1.0以下である。
【0010】
本発明の第4の側面に関して、第2または第3の側面に係るクーラーボックスは、以下のように構成される。シール部材が溝部に配置された状態において、溝部の壁面高さに対する接触部の突出高さの比は、0より大きく且つ1.0以下である。
(【0011】以降は省略されています)

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