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公開番号2024045785
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-03
出願番号2020207999
出願日2020-12-15
発明の名称折りたたみコップ
出願人個人
代理人
主分類B65D 5/00 20060101AFI20240327BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】水平に折り畳める折りたたみコップの提供を目的とする。
【解決手段】裁断した長方形のブランクシートから正三角柱に形成、らせん状に接着し乍ら、ロール状に糊付け形成の円筒形のコアを裁断後に正三角柱に形成、正三角柱の芯棒に、直接らせん状に巻き付け乍ら接着して、正三角柱を形成後に裁断する、何れかの方法で形成された、正三角柱の各「辺」の縦幅の約1/3程度の箇所と、各「辺」に隣接する筒壁の下部中央、横幅の約1/2の長さの位置で、各「側面」の下部同士を、3箇所共「辺」を摘む様に圧接着を行い、コップ断面の正三角形の中心方向へ向けて、3方向から均等の力で一斉に圧接着を行う。鉛直方向の真下から見て、アルファベットのY字状となるコップの底部が形成され、この部分は、自立して置く際の脚の部分も兼ねる。コップの何れか筒壁の中央を、鉛直方向に折れ目を入れて折り畳むと、長方形のフラットな状態に折り畳める。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
使用時に於ける展開した状態での折りたたみコップは、液体を溜める主要な部分の形状を、正三角柱若しくは三角柱とし、その片側の「底面」である、三角柱の上部にある3箇所の各「頂点」を飲み口として、液体を溜める部分である、コップの底部を形成する、3箇所の圧接着の部分のシール箇所が、コップの鉛直方向の真下から見て、アルファベットのY字又は逆Y字状を成し、同シール箇所を、水平方向の真横から見ると、台形の形状を成し、その台形の部分が、コップ本体を支え、接地面に自立させて置く為の、脚としても機能し、同時に、液体を溜める部分のシール箇所も兼ねて、3箇所の各コップの脚が、正三角柱の各「頂点」でもある、各飲み口から約2/3程度の位置より、コップの3箇所の各脚の下部にかけて、緩やかなエッジを絞った形状となっている事を特徴とする折りたたみコップ。
続きを表示(約 2,900 文字)【請求項2】
請求項1に記載の折りたたみコップの形状及び構造。
【請求項3】
折りたたみコップの筒壁の中央に1箇所設けた折りたたみ箇所を主軸として、その折たたみ箇所を有する筒壁に隣接する2箇所の正三角柱若しくは三角柱の「辺」でもある、折りたたみ箇所に属する同壁面の両端2箇所の、コップを形成する折り位置同士を重なり合う様にして、残りの筒壁の2箇所を折り曲げた先端部分に属する、正三角柱若しくは三角柱の「辺」でもある、コップを形成する折り位置で折り曲げて、折りたたみ箇所の折れ目に沿って谷折りにすれば、折り畳んだ状態が、長方形のフラットな板状となる事を特徴とする請求項1に記載の折りたたみコップ。
【請求項4】
1枚の長方形を成すフラットなブランクシートから、折りたたみコップの形成に係る規定のサイズに裁断して、同シートの長方形の長手方向の「長さ」である、横「辺」の片側の端部に、短手方向の「幅」である、縦「辺」と同じ長さで、長方形を成す僅少幅の糊代部分を設け、糊代部分を除いた長方形の部分に、正三角柱若しくは三角柱を形成する為、残りの長方形の長手方向の「長さ」である、横「辺」を三分割して、長方形の長手方向の「長さ」である、横「辺」に対して垂直で、同シートに3箇所の筒壁を形成する為の折れ目を2箇所と、糊代部分と、それに隣接する筒壁との境界部分に1箇所を設けて、糊代部分を除いた、長方形の中央を二等分に分割する位置に、折り畳みの為の折れ目を設けて、同シートの糊代部分と、反対側の他端である、最端の筒壁とを、正三角柱若しくは三角柱の芯棒に巻く様に、張り合わせて圧接着を行い、鉛直方向の上下「底面」の開口部が正三角形若しくは三角形を成し、3箇所の筒壁により構成され、全体を正三角柱若しくは三角柱の筒状の形状となる様に、三角柱のコアの部分を形成する事を特徴とする請求項1に記載の折りたたみコップ。
【請求項5】
折りたたみコップの芯の部分の形成に係る接着部分を、らせん状に接着し乍ら、ロール状に糊付け形成された、円筒形のコアである、コップの芯を連続して形成して行き、コップの規定のサイズに裁断と同時に、正三角柱若しくは三角柱の芯棒を円筒形のコアに挿入して、正三角柱若しくは三角柱にプレス形成する方法、又は、最初から正三角柱若しくは三角柱の芯棒に直接らせん状に巻き付け乍ら、コップの芯の部分の形成に係る接着を行い、正三角柱若しくは三角柱のコアを連続して形成して行き、コップの規定のサイズに裁断する方法の2種類のコアの部分の形成方法を選択可能で、鉛直方向の上下「底面」の開口部が正三角形若しくは三角柱を成し、3箇所の筒壁により構成され、全体を正三角柱若しくは三角柱の筒状の形状となる様に、三角柱のコアの部分を形成する事を特徴とする請求項1に記載の折りたたみコップ。
【請求項6】
1枚の長方形を成すフラットなブランクシートから、折りたたみコップの形成に係る規定のサイズに裁断して、同シートの長方形の長手方向の「長さ」である、横「辺」の片側の端部に、短手方向の「幅」である、縦「辺」と同じ長さで、長方形を成す僅少幅の糊代部分を設け、同シートの糊代部分を除いた長方形の部分に、正三角柱(厳密には六角柱)を形成する為、残りの長方形の長手方向の「長さ」である、横「辺」を三分割して、同シートの長方形の長手方向の「長さ」である、横「辺」に対して垂直で、同シートに3箇所の筒壁を形成する為の折れ目を2箇所と、その各折れ目に平行する僅少幅の折れ目を付加して、糊代部分と、それに隣接する筒壁との境界部分に1箇所の折れ目と、それに平行する僅少幅の折れ目をそれぞれ設けて、更に、同シートの糊代部分を除いた、長方形の中央を二等分に分割する位置に、折り畳みの為の折れ目を設けて、糊代部分と、反対側の他端である、最端の筒壁とを、正三角柱(厳密には六角柱)の芯棒に巻く様に、張り合わせて圧接着を行い、鉛直方向の上下「底面」の開口部が正三角形(厳密には六角形)を成し、3箇所(厳密には6箇所)の筒壁により構成され、コップの飲み口の角度を緩和して飲み易くした、全体を正三角柱(厳密には六角柱)の筒状の形状となる様に、三角柱のコアの部分を形成する事を特徴とする請求項1に記載の折りたたみコップ。
【請求項7】
折りたたみコップの芯の部分の形成に係る接着部分を、らせん状に接着し乍ら、ロール状に糊付け形成された、円筒形のコアである、コップの芯を連続して形成して行き、コップの規定のサイズに裁断と同時に、コップの芯の内部に、飲み口の角度を緩和する為の折れ目を、正三角柱の各「辺」を主軸として、鉛直方向に縦断する平行した僅少幅の6箇所の折れ目を入れる為、それらの折れ目を同時に形成する為の、正三角柱(厳密には六角柱)を成す芯棒を、円筒形のコアに挿入して、プレス成型を行う方法、若しくは最初から6箇所の折れ目を同時に形成する為の、正三角柱(厳密には六角柱)の芯棒に、直接らせん状に巻き付け乍ら、コップの芯の部分の形成に係る接着を行い、正三角柱(厳密には六角柱)のコアを連続して形成して行き、コップの規定のサイズに裁断する方法の2種類のコアの部分の形成方法を選択可能で、鉛直方向の上下「底面」の開口部が正三角形(厳密には六角形)を成し、3箇所(厳密には6箇所)の筒壁により構成され、コップの飲み口の角度を緩和して飲み易くした、全体を正三角柱(厳密には六角柱)の筒状の形状となる様に、三角柱のコアの部分を形成する事を特徴とする請求項1に記載の折りたたみコップ。
【請求項8】
請求項1に記載の折りたたみコップの各飲み口間を構成する、正三角柱の各「辺」に付帯した、僅少幅の平行する折り目を設けて、請求項1に記載の折りたたみコップの飲み口の角度を緩和して飲み易くした、使用時に於ける展開した状態での、液体を溜める主要な部分の形状及び飲み口の断面が、正三角形(厳密には六角形)を成す正三角柱(厳密には六角柱)である事を特徴とする請求項6及び請求項7の何れか1項に記載の折りたたみコップの形状及び構造。
【請求項9】
請求項1から請求項8の何れか1項に記載の折りたたみコップ。
【請求項10】
折りたたみコップの形状が正三角柱若しくは三角柱で、その断面が正三角形若しくは三角柱である為、折り畳み箇所が1箇所のみとなり、正三角柱の「側面」である、コップの側面の短手方向の中央より、コップの側面を鉛直方向に縦断する折れ目を付けて、そこを折り畳み箇所とする、若しくは三角柱の「底面」が二等辺三角形であれば、二等辺三角形の「底辺」の部分が属する三角柱の「側面」を1箇所、三角柱の「側面」である、コップの側面の短手方向の中央より、コップの側面を鉛直方向に縦断する折れ目を付けて、そこを折り畳み箇所とし、折り畳み箇所を、三角柱の何れかの「側面」である、筒壁に設けることが可能、且つ折り畳み箇所が1箇所のみである事を特徴とする請求項1から請求項10の何れか1項に記載の折りたたみコップ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、折り畳めるコップに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
使い捨ての一時利用のコップには、紙製若しくはプラスチック樹脂製のコップが使用される。通常、飲み口が円形で、全体の形状が逆円錐台又は円柱を成す。使い捨てのコップ複数個を、保管及び携帯する際には、コップの内外に、更に別のコップを被せたり、入れたりして、そのまま上へと積み重ねて行く事になる。現状では、コップの形状は変わらず、そのままの状態である為、保管及び携帯する際には、コップ1個分以上の容積と同等のスペースが必要となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実願昭61-179259(実開昭63-86011)
特願2003-287188(特開2005-22753)
特願2003-291848(特開2005-29249)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コップの種類には、ガラス製、陶器製、金属製、木製、プラスチック樹脂製、紙製等があり、その中で使い捨ての一時利用のコップには、紙製若しくはプラスチック樹脂製が主に使用される。市販されている物では、シリコン製の蛇腹方式の伸縮式のコップが存在するが、シリコン特有の臭いがある。シリコンには一定の厚さが必要であり、折り畳んでも完全にフラットな状態にはならない。又、洗って繰り返し使用する為、使い捨てではない。
【0005】
登山及びキャンプ等で使用する物は、出来るだけ荷物にならず、場所を取らない事が要求される。又、再利用するコップでも、洗わずに何度も使用すると、雑菌が繁殖したり、糖分を含んでいる飲料水の種類によっては、粘着いたり、臭いが残ったりする事にもなる。
【0006】
外出時に於いて、コップを限られたスペース内に収納して、他の荷物と一緒に携帯する場合、コップの形状のまま携帯する事になる為、コップ1個分以上の容積と同等のスペースを必要とし、鞄及びリュック等の内部の一部を占有してしまう。荷物が多い場合や重い荷物と一緒に携帯する場合には、紙製若しくはプラスチック樹脂製の使い捨てのコップは、薄くて軟らかい為、そのまま鞄及びリュック等に入れた場合、コップ本体が潰れてしまう恐れがある。
【0007】
これを伸縮式のコップとする場合、構造の複雑化と製造工程の増加により、必然的に収縮及び伸張できる段数が多くなれば、製造コストはその分、増大する事になる。又、再利用を前提で作られている為、使い捨てとはならない。更に、コップ1個の重量は、使い捨てのコップと比較した場合、どうしても増加してしまう。
【0008】
又、伸縮式のコップの場合、収縮及び折り畳む際の収納状態は、完全にフラットな状態とはならず、立方体や直方体形状となる為、分厚くなってしまう。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決する為、収納時に於ける、折り畳み時の収納幅を可能な限り抑えて、コンパクトに収納出来る様にして、完全にフラットな板状となる、使い捨ての紙製若しくはプラスチック樹脂製コップの提供にある。
【0010】
本発明に係る折りたたみコップの外観は、コップの飲み口は円形、全体形状は逆円錐台又は円柱という概念を変え、液体を溜める主要な部分の形状を、正三角柱若しくは三角柱とし、その片側「底面」である、三角柱の上部3箇所の「頂点」を飲み口として、飲み口部分の断面が、正三角形若しくは三角形を成している。コップの下部には、机及びテーブル等に自立させて置く為の3箇所の脚を有する。又、この3箇所の脚は、液体を溜める部分のシール箇所も兼ねている。
(【0011】以降は省略されています)

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