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公開番号
2024032069
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-03-12
出願番号
2022135508
出願日
2022-08-29
発明の名称
パウチ容器
出願人
個人
代理人
個人
主分類
B65D
30/16 20060101AFI20240305BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】強い力を加えることなく内容物を容易に取り出すことができるパウチ容器を提供する。
【解決手段】本発明は、パウチ容器であって、前後一対の側面部と、前記一対の側面部の両側縁部の間に設けられた一対のガゼット部であって、横部開放型のガゼット部と、前記一対の側面部の上端部に形成された流出口と、前記側面部の中央に位置し、かつ前記側面部の前記流出口方向から底部方向に延びる一対の可撓性のガイドポールであって、該ガイドポールの上端は、前記流出口に接することなく、該ガイドポールは、前記一対の側面部の内容物と接する面に備えられ、かつ該ガイドポールは、弾性を有する材質であり、前記容器に内容物を充填すると、該内容物にはパウチ容器外に押し出されようとする圧力が加わる、ガイドポールとを備えた、パウチ容器を提供する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
パウチ容器であって、
前後一対の側面部と、
前記一対の側面部の両側縁部の間に設けられた一対のガゼット部であって、横部開放型のガゼット部と、
前記一対の側面部の上端部に形成された流出口と、
前記側面部の中央に位置し、かつ前記側面部の前記流出口方向から底部方向に延びる一対の可撓性のガイドポールであって、該ガイドポールの上端は、前記流出口に接することなく、該ガイドポールは、前記一対の側面部の内容物と接する面に備えられ、かつ該ガイドポールは、弾性を有する材質であり、前記容器に内容物を充填すると、該内容物にはパウチ容器外に押し出されようとする圧力が加わる、ガイドポールと、
を備えた、パウチ容器。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
パウチ容器であって、
前後一対の側面部と、
前記一対の側面部の底部の間に設けられたガゼット部であって、底部開放型のガゼット部と、
前記一対の側面部の上端部に形成された流出口と、
前記側面部の中央に位置し、かつ前記側面部の前記流出口方向から底部方向に延びる一対の可撓性のガイドポールであって、該ガイドポールの上端は、前記流出口に接することなく、該ガイドポールは、前記一対の側面部の内容物と接する面に備えられ、かつ該ガイドポールは、弾性を有する材質であり、前記容器に内容物を充填すると、該内容物にはパウチ容器外に押し出されようとする圧力が加わる、ガイドポールと、
を備えた、パウチ容器。
【請求項3】
前記一対の可撓性のガイドポールは、前記流出口の下端から少なくとも5mm~15mm離れて位置する、請求項1または2に記載のパウチ容器。
【請求項4】
前記一対の可撓性のガイドポールは、前記一対の側面部の底部の間に設けられたガゼット部から少なくとも5mm~15mm離れて位置する、請求項2に記載のパウチ容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、清涼飲料水やゼリー飲料等を収容するためのパウチ容器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、清涼飲料水等の液体飲料やゼリー飲料を収容する容器として、プラスチックフィルム等の柔軟性を有するフィルムの周囲をシールして袋状に形成したパウチ容器が知られている。このようなパウチ容器として、側面もしくは底面またはその両方にガゼット(ガセット)と呼ばれる折り込み部を有するガゼット袋が知られている。ガゼット袋には、内容物を取り出すための流出口として、たとえばスパウト等が取り付けられており、ガゼット袋を傾けたり、スパウトから吸飲したりすることにより、ガゼット袋内の内容物をスパウトから取り出すことができる。
【0003】
このようなパウチ容器の例として、特許文献1には、積層フィルムの周囲をシールしてなる自立可能なパウチ本体と、該パウチ本体の周囲の一側部に接合される、熱可塑性樹脂からなる充填口部材とを有する、パウチ容器が開示されている。特許文献1に記載のパウチ容器は、パウチ本体の両面部、或いは、一方の面部に、胴部保型部材が形成されていることを特徴とする。
【0004】
特許文献2には、表裏一対の外装シートの上縁同士及び両側縁同士がヒートシールされた上縁シール部及び側縁シール部を有するパウチと、パウチを形成している表裏一対の外装シートの上縁に挟み込まれた状態で、外装シートの上縁にヒートシールされるスパウトとを備えたスパウト付きパウチ容器が開示されている。特許文献2に記載のスパウト付きパウチ容器には、パウチ内におけるスパウトの流入口付近に、表裏一対の外装シートをヒートシールすることで、液体内容物をスパウトの流入口に案内する一対のガイドシール部が設けられている。一対のガイドシール部は、下方側に向かって両者の間隔が広がっており、それぞれのガイドシール部は、上縁シール部及び側縁シール部に繋がっていないことを特徴とする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-076793号公報
特開2012-201385号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述したような従来のパウチ容器は、スパウトから吸飲したりパウチ容器を傾けたりして内容物を取り出しても、内容物の一部がパウチ容器内に残留してしまうという問題がある。ほとんど全ての内容物取り出すためには、非常に強く吸飲したり、側面を指で強く圧迫したりしなければならない。特に、内容物が流動性の低い内容物および粘度が非常に高い内容物、たとえば内容物が固形に近い流動体である場合には、内容物の多くが容器内に残留してしまうという問題がある。
【0007】
そこで、本発明は、内容物が高粘度の液体やゲル状物質であっても強い力を加えることなく内容物を容易に取り出すことができるパウチ容器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討を行い、側面または底面にガゼット部を有するパウチ容器内において、スパウトの近傍から底部まで延びる一対の可撓性のガイドポールを設ける際に、スパウトとガイドポールを接することなく設置することにより、内容物を容易に取り出すことができることを見出した。これらのガイドポールによって、容器内の内容物を容器外に押し出そうとする圧力が加わるとともに、最後まで内容物を容易に取り出すことができることを見出した。また、内容物を取り出す際には、内容物がガイドポールに沿って流出口に向かって流れやすくなることを見出した。
【0009】
本発明は、
パウチ容器であって、
前後一対の側面部と、
一対の側面部の両側縁部の間に設けられた一対のガゼット部であって、横部開放型のガゼット部と、
一対の側面部の上端部に形成された流出口と、
側面部の中央に位置し、かつ側面部の流出口方向から底部方向に延びる一対の可撓性のガイドポールであって、該ガイドポールの上端は、流出口に接することなく、該ガイドポールは、一対の側面部の内容物と接する面に備えられ、かつ該ガイドポールは、弾性を有する材質であり、容器に内容物を充填すると、該内容物にはパウチ容器外に押し出されようとする力が加わる、ガイドポールと、
を備えた、パウチ容器を提供する。
【0010】
また、本発明は、一対の可撓性のガイドポールは、流出口の下端から5mm~15mm離れて位置する、上記パウチ容器を提供する。
(【0011】以降は省略されています)
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