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公開番号2024080243
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-13
出願番号2022193275
出願日2022-12-02
発明の名称収納用具
出願人個人
代理人
主分類B65D 85/07 20170101AFI20240606BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】日常の出し入れが簡単にできる収納用具を提供する。
【解決手段】簡単に出し入れできる収納用具であって、開放部13を備えた形状である本体が、対象物を支持するA本体3とB本体4を有し、対象物をA本体3とB本体4の間に内包する構造により、A本体3、B本体4、結束材5で対象物を支持し収容空間を保持する、A本体3、B本体4、結束材5に囲まれた内側の体積を変化させ、圧縮したり開放したり自在に調節することができる、A本体3とB本体4の間に隙間が有り離れた状態でも内包し、収容空間を保持することができる構造で、簡便性、開放性、機能性を備えたもので、日常の収納の悩みを解決する手段となり得る。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
収納時に布類の対象物の少なくとも一部を支持する収納用具であって、
前記対象物を支持する側面を有するA本体と、
前記対象物を支持する側面を有するB本体と、
前記A本体又は前記B本体の少なくとも一つは非開放部側の端部に位置する底面部を有し、
前記A本体と前記B本体を結束する結束材を備えた、
前記A本体と前記B本体の間に収容空間を形成することを特徴とする収納用具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、嵩張る布類の対象物を収納する用具に関する。
続きを表示(約 3,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来の収納用具は、袋状で、密閉又は全体を覆う物であり、頻繁な収納に手間を要した。円柱状となるように平面に展開することができる寝具類収納用具は公開済みのものもある(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3199820号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の収納用具は袋状のもので、日常の出し入れに簡便性、開放性、機能性を備えた収納用具が市場に流通していなかった(特許文献1参照)。
【0005】
本発明は、布類の日常の収納を簡単にし、その衛生面の改善を促すことを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は上記目的を達成するための手段として、収納時に対象物の少なくとも一部を支持する収納用具であって、前記対象物を支持する側面を有するA本体と、前記対象物を支持する側面を有するB本体と、前記A本体又は前記B本体の少なくとも一つは非開放部側の端部に位置する底面部を有し、前記A本体と前記B本体を結束する結束材を備えた、前記A本体と前記B本体の間に収容空間を形成することを特徴とする収納用具である。
上述したように本発明の収納用具は、開放部を備えた形状であり、対象物を支持するA本体とB本体を有し、対象物をA本体とB本体の間に内包する構造により、A本体、B本体、結束材で対象物を支持し収容空間を保持する、A本体、B本体、結束材に囲まれた内側の体積を増減、変化させ、圧縮したり開放したり自在に調節することができる、A本体とB本体の間に隙間が有り離れた状態でも内包し、収容空間を保持することができる構造であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
上述したように本発明の収納用具は、大きな嵩張る対象物でも、A本体を対象物に被せ、B本体をA本体に向き合うように被せて結束材で止めれば、対象物の挟み込まれた形状が保持され、圧縮し立てて使うことで小スペース保管でき、結束材を掴んで持ち運びできる、結束材の収縮性や結束加減によって、対になった本体同士の位置により開放度合いの調節をして湿気の蒸発を促すものである。袋状で、密閉又は全体を覆う物ではなく、日常の出し入れに簡便性、開放性、機能性を備えた、以下に記載の様々な構造により、本体もより小さく収納できるような構造も考えられる。また、上面が開放されているため、対象物をゆったりと結束すれば湿気の蒸発がより有効に行われ、A本体とB本体の間に隙間ができて離れている状態でも、結束材により結束され収容空間を保持する構造である。手間のかかる大きな対象物をより簡単な手順で出し入れが行えるうえ、湿気を大量に含んだ対象物を手軽に部屋干しして住環境の改善の一助になり、結束材を掴んで運ぶことができ、抱えて視線を遮り不安定な体勢で運ぶリスクを低減できる特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の収納用具の実施例形態を示す正面図。
本発明の収納用具の実施例形態を示す側面図。
本発明の収納用具の実施例形態を示す平面図。
本発明の収納用具のA本体3とB本体4を重ねて使用した際の実施例形態を示す平面図。
収納用具に対象物を収納し圧縮して結束した実施例を示す正面斜視図。
収納用具に対象物を収納し垂直方向の結束材で保持した実施例を示す側面斜視図。
収納用具に対象物を収納し水平、垂直方向の結束材で保持した実施例を示す側面斜視図。
収納用具のB本体を水平方向に浅くした形状の実施例形態を示す正面図。
本発明の収納用具本体の底面部に畳めるよう折り目を付けた実施例形態を示す平面図。
本発明の収納用具の底面部と同時に折り畳まれるA’側面の実施例形態を示す内面図。
本発明の収納用具の底面部がA’側面に重なり密着している実施例形態を示す内面図。
本発明の収納用具の底面部がA’側面に密着している実施例形態を示す断面図。
本発明の収納用具の底面部がA’側面から開動している実施例形態を示す断面図。
本発明の収納用具の脱着可能な底面部が底面を形成している実施例形態を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態を図1~図14に基づいて説明する。
図1は、A本体3とB本体4が向かい合った状態の実施例形態を示す正面図である。背面図は左右対称のため省略する。A本体3の図中に記載の側面をA側面9、背面側の側面も同様にA側面9、B本体4の図中に記載の側面をB側面10、背面側の側面も同様にB側面10とする。A本体3の開放されている側を開放部13、開放されていない側を非開放部14と記載する。開放部13とは、図1の矢印で示したように、A本体3とB本体4に挟まれた間の部分を除く、対象物6を出し入れする、内部と外部を遮るものが無い部分であり、非開放部14とは、矢印で示したように、内部と外部の間に備えられている物があり対象物6を出し入れしない部分である。
A本体3に結束材5を通す穴2が有り、水平方向に結束材5で止める。A本体3に通してあるベルト状の結束材5を、B本体4の外側から掛けるだけで簡単に束ねられる。対象物6が大きい場合は、まず、A本体3を対象物6の上に被せて、A本体3が下にくる位置に回転させ、A本体3と向き合うようにB本体4を上から被せる。次に、A本体3に通してある結束材5を掴みB本体4に掛け、最後に、結束材5をハンドルとして持って移動、又は横に接地させて回転させながら移動する手順が、大きな対象物6を運ぶ際の視界を遮らず不安定な姿勢での移動の危険性を回避する方法として有効である。
A本体3とB本体4の素材は、柔軟性のある例えばPE、EVAのような素材で、A本体3とB本体4は同じ素材又はそれぞれ違う素材と変化させることもできる。A本体3、B本体4共に底面部8にリブを付けると安定性、強度が向上する。リブの形状は、例えば、本体1の形状に沿う形状に限定せず種々変形させることが可能である。また、結束材5を通す穴2は、通気性改善などの目的で、形、数、位置の変更、A本体3、B本体4に同様の穴2を有する、又は、少なくともA本体3又はB本体4の一つに穴2を有していれば足り、また、穴2は、本体1に穴2を後加工する、例えば、穴2となるべき部分に所定の力を加えた際取り外される穴形成部分を有するもの、更に穴2を設けず本体1に結束材5の移動制限手段を設けて結束、移動制限手段を設けて取り付けられた結束材5を他方に係合するものなど、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能でありそれらを本発明から排除するものではない。
【0010】
図2は、本体1を側面からみた実施例形態を示す側面図である。左側面図、右側面図は同図として側面図に統一する。図中の本体1は、A本体3又はB本体4のいずれかを指し、見る方向によって適宜対応させる。図2には、A本体3のA′側面11のみで記載したが、右側面から見る際はB本体4のB′側面12とする。本体1の開放されている側を開放部13、開放されていない側を非開放部14と記載する。
本体1の中央部には、垂直方向に掛けることができるよう、結束材5を通す穴2が有る。A本体3に予め通しておくと、ベルト状の結束材5を、B本体4と対象物6の外側から掛けるだけで簡単に束ねられる。結束材5の形状は、ベルト状に限定せず種々変形させることが可能であり、例えば、本体1の一部を結束できるように、切り込みを入れ開く又は展開し、伸長することにより本体1と一体とした形状とする、また本体1に溶接して一体にし結束材5を他方に係合するなど種々変更させることが可能であり、それらを本発明から排除するものではない。
A本体3とB本体4の素材は、柔軟性のある例えばPE、EVAのような素材で、A本体3とB本体4は同じ素材又はそれぞれ違う素材と変化させることもできる。A本体3、B本体4共に底面部8部にリブを付けると安定性、強度が向上する。リブの形状は、例えば、本体1の形状に沿う形状に限定せず種々変形させることが可能である。また、結束材5を通す穴2は、通気性改善などの目的で、形、数、位置、を変更させることが可能であり、A本体3、B本体4に同様の穴2を有する、又は、少なくともA本体3又はB本体4の一つに穴2を有していれば足り、また、穴2は、本体1に穴2を後加工する、例えば、穴2となるべき部分に所定の力を加えた際取り外される穴形成部分を有するもの、更に穴2を設けず本体1に結束材5の移動制限手段を設けて結束、移動制限手段を設けて取り付けられた結束材5を他方に係合するなど種々変更でき、結束材5の数を増やす、角度を変えてクロスに掛けるなど、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能でありそれらを本発明から排除するものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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