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公開番号2024055237
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162001
出願日2022-10-07
発明の名称チャック付き保存袋
出願人個人
代理人
主分類B65D 33/25 20060101AFI20240411BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】チャック付き保存袋から内容物を取り出す際、チャック凹凸部に触れずに使用できるチャック付き保存袋の提供。
【解決手段】チャック付き保存袋のチャックを袋の内側と外側につけ、袋の外側についているチャックより上方に裾部を形成し、その裾部から内容物を取り出す事でチャック凹凸部に内容物が触れないようにする。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
チャック付き保存袋であって、チャックは袋の一方の面の内側と他方の面の外側に備えられ、チャックの凹部とチャックの凸部の位置はチャック袋全開封時、二つの面を重ね折り曲げてできる折り曲げ線に対してチャックの凹部とチャックの凸部が上下方向に対称であり、チャック凹部の両端とチャックの凸部の両端がそれぞれに常に合わさり、袋の内側にチャックが設けられている面の辺縁と内側のチャックの間に袋の内側のチャックを囲うスペースが設けられ、内容物の取り出し口である開口部を伴い、開口部の位置は外側にチャックがある面に折り曲げ線を介して設けられ、かつ開口部はチャック凹部とチャックの凸部を互いに合わせた時にチャック凹部およびチャックの凸部と二つの面を重ね折り曲げてできる折り曲げ線で囲まれ袋の中に全て収納され、チャックが結合され内容物が外気に触れずに密封できる構造を特徴とするチャック付き保存袋。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
チャック付き保存袋であって、チャックは袋の一方の面の内側と他方の面の外側に備えられ、チャックの凹部とチャックの凸部の位置はチャック袋全開封時、袋内側にチャックが設けられている面を折り曲げてできる折り曲げ線に対してチャックの凹部とチャックの凸部が上下方向に対称であり、チャック凹部の両端とチャックの凸部の両端がそれぞれに常に合わさり、袋の内側にチャックが設けられている面の辺縁と内側のチャックの間に袋の内側のチャックを囲うスペースが設けられ、内容物の取り出し口である開口部を伴い、開口部の位置は外側にチャックがある面に設けられ、かつ開口部はチャックの凹部とチャックの凸部を互いに合わせた時にチャック凹部およびチャックの凸部と前記折り曲げ線で囲まれ袋の中に全て収納され、チャックが結合され内容物が外気に触れずに密封できる構造を特徴とするチャック付き保存袋。
【請求項3】
チャック付き保存袋であって、チャック付き保存袋封切り前の封止シーリングが設けられている構造、チャックと交わる二つの辺をひょうたん型にくぼませている構造、袋の底に袋が開口時のまま保持し自立することができ奥行きがある構造、内容物の取り出し口である開口部に内容物移出のためのガイドがついている構造、及び内容物の取り出し口である開口部を両端から中心に向かって限定的に密着させ狭めている構造からなる群より選ばれる少なくとも一つを含む、請求項1に記載のチャック付き保存袋。
【請求項4】
チャック付き保存袋であって、チャック付き保存袋封切り前の封止シーリングが設けられている構造、チャックと交わる二つの辺をひょうたん型にくぼませている構造、袋の底に袋が開口時のまま保持し自立することができ奥行きがある構造、内容物の取り出し口である開口部に内容物移出のためのガイドがついている構造、及び内容物の取り出し口である開口部を両端から中心に向かって限定的に密着させ狭めている構造からなる群より選ばれる少なくとも一つを含む、請求項2に記載のチャック付き保存袋。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
チャック付き保存袋であって、内容物がチャックに触れずに取り出せて使用後は密封できる保存袋の提供。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、チャック付き保存袋(以下チャック袋とする)のチャックは凹部と凸部が製品の内容物側に直線的に取り付けられている。
【0003】
また、特許文献1は折り出し込み可動の山形タグを開口部内側に設けることで、チャック部の凹凸面を汚すことなく内容物を移出できることを開示する。特許文献2は袋の裏表にチャックの凹凸部が構成されていることを開示する。特許文献3は内容物が折り曲げ部の内側近傍を通過して移出できることを開示する。特許文献4は袋の裏表に備えた接着剤塗布部と被接着部により封ができることを開示する。
【0004】
さらに、特許文献1では山形タグの裾部を固着し、山部は無接着にして開口部より折り出し入れが可動とされている。特許文献2ではチャックの凹凸部のどちらも一本の直線のみで構成されている。特許文献3では折曲部が収納可能とされている。特許文献4では離型材部分と接着剤部分が合わさることで封をすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-37499号公報
特開2016-094226号公報
特開平09-290866号公報
特開平11-227789号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載の山形タグでは、内容物を取り出した後に山形タグが内容物側に戻らなければ指で触らねばならず、指との接触面に内容物が触れることで不衛生になることが懸念される。さらに、指を使わずに山形タグを戻す際は逐一清潔な箸などの道具を使わねばならず、不便である。特許文献2はチャックの両方の形状がそれぞれ一本の直線のみであり、この構造では封をした時に隙間が生じ袋内への塵芥や湿気を防ぐための密封ができない。特許文献3は折曲部が収納可能とされているが封をした時に隙間が生じ袋内への塵芥や湿気を防ぐための密封ができない。特許文献4は封を開ける時、接着剤または離型剤が辺縁に塗工されているため指が触れてしまうので衛生的でない。例え接着剤または離型剤が塗工されている部分をチャックの凹部とチャックの凸部に置き換えたとしても、封を開ける時指でチャックの凹部またはチャックの凸部に触れるので衛生的ではない。また、接着剤を使用することで粘着力が弱まって何度も封を開閉できず、封を開けた状態の時接着剤に埃が張り付き取り除く事が困難である。
【0007】
また、従来のチャック袋は内容物移出時に内容物がチャックに触れてしまうため、チャックの凹凸部に内容物が付着し、汚れたままになるので不衛生である。例えば、粒状のふりかけや液状のソースはチャック部に触れながら取り出すことになり、チャック部に入り込んだ内容物を袋の外側から指ではじいても完全に取り除けず、そのままチャックを閉じても袋内への塵芥や湿気を防ぐための密封が可能であるとは言えない。
【0008】
さらに、粉状の小麦粉などを取り出す際にスプーンを使う場合は、チャック部に触れないように慎重にすくわねばならず、その作業は煩雑であった。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、請求項1に記載のチャック付き保存袋にあっては、チャックは袋の一方の面の内側と他方の面の外側に備えられ、チャックの凹部とチャックの凸部の位置はチャック袋全開封時、二つの面を重ね折り曲げてできる折り曲げ線に対してチャックの凹部とチャックの凸部が上下方向に対称であり、チャック凹部の両端とチャックの凸部の両端がそれぞれに常に合わさり、袋の内側にチャックが設けられている面の辺縁と内側のチャックの間に袋の内側のチャックを囲うスペースが設けられ、内容物の取り出し口である開口部を伴い、開口部の位置は外側にチャックがある面に折り曲げ線を介して設けられ、かつ開口部はチャック凹部とチャックの凸部を互いに合わせた時にチャック凹部およびチャックの凸部と二つの面を重ね折り曲げてできる折り曲げ線で囲まれ袋の中に全て収納され、チャックが結合され内容物が外気に触れずに密封できる構造を特徴とする。このようなチャック袋では開口部が外側にチャックがある面の折り曲げ線を介して突出しているため、内容物の移出が制限されてあちらこちらから飛び出ることがなく使用しやすい。また、一方のチャックが袋の外側についているために、内容物が液体の場合は袋を傾けて開口部からそのまま出し、粒状の場合は袋に振動を与えるようにして開口部から出し、粉状の場合はその面に添わせるようにして開口部から取り出せばチャックの凹部とチャックの凸部のどちらにも内容物が触れずに取り出すことができる。また、結合されたチャック同士を離す時、袋の内側にチャックが設けられている面にあるスペースがあるので、どこの部分のスペースを持っても良く、かつチャックの凹部とチャックの凸部のどちらにも指が触れることなく開封できる。このスペースは袋の内側のチャックを囲っているために、チャックの凹部とチャックの凸部を合わせて結合した時にどこにも隙間が生じずに密封できるので袋内への塵芥や湿気の侵入を防ぎ衛生的に保存できるという効果が得られる。
【0010】
請求項2に記載のチャック付き保存袋にあっては、チャックは袋の一方の面の内側と他方の面の外側に備えられ、チャックの凹部とチャックの凸部の位置はチャック袋全開封時、袋内側にチャックが設けられている面を折り曲げてできる折り曲げ線に対してチャックの凹部とチャックの凸部が上下方向に対称であり、チャック凹部の両端とチャックの凸部の両端がそれぞれに常に合わさり、袋の内側にチャックが設けられている面の辺縁と内側のチャックの間に袋の内側のチャックを囲うスペースが設けられ、内容物の取り出し口である開口部を伴い、開口部の位置は外側にチャックがある面に設けられ、かつ開口部はチャックの凹部とチャックの凸部を互いに合わせた時にチャック凹部およびチャックの凸部と前記折り曲げ線で囲まれ袋の中に全て収納され、チャックが結合され内容物が外気に触れずに密封できる構造を特徴とする。このようなチャック袋では一方のチャックが袋の外側についているために、内容物が液体の場合は袋を傾けて開口部からそのまま出し、粒状の場合は袋に振動を与えるようにして開口部から出し、粉状の場合はその面に添わせるようにして開口部から取り出せばチャックに触れずに取り出すことができる。また、結合されたチャック同士を離す時、袋の内側にチャックが設けられている面にあるスペースを持つことでチャックの凹部とチャックの凸部のどちらにも触れずに開封できるので、チャックの凹部とチャックの凸部を衛生的に保つことができる。このスペースは袋の内側のチャックを囲っているためにどこの部分のスペースを持っても良いという効果がある。そして袋の使用後は開口部に触れることなくチャックを結合させることができるため、袋内への塵芥の侵入を防ぎ衛生的に保存できるという効果が得られる。
(【0011】以降は省略されています)

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