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公開番号
2025014529
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117159
出願日
2023-07-18
発明の名称
水切りネットの保持具
出願人
個人
代理人
主分類
B65F
1/00 20060101AFI20250123BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】 食材ゴミを処理するために、流し台の排水口内のゴミ容器として、基本的に水切りかごが使用されますが、この水切りかごや排水口内に発生するヌメリを、抑制、軽減して、ゴミ容器の掃除の手間を軽減します。
【解決手段】 ゴミ容器として、水切りかごは使用せず、水切りネットのみを使用し、水切りネットの一部を挟む、または絞るなどの機構で対処する、または装置を取り付けます。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
水切りネットの開口部を開口させて係止するための、ネット係止部(5)を設け、前記ネット係止部(5)に続けて設けるステー(6)、または柱、または壁を介して、水切りネット(4)を、挟む、または絞ることにより、前記水切りネット(4)内の食材ゴミの落下を防ぐ装置を有することを特徴とする、水切りネットの保持具。
続きを表示(約 200 文字)
【請求項2】
前記、挟む、または絞ることにより、前記水切りネット(4)内の食材ゴミの落下を防ぐ装置、がステー(6)等に形成するスリット部(7a)である請求項1に記載の水切りネットの保持具。
【請求項3】
前記ネット係止部(5)に続けて設けるステー(6)が、前記ネット係止部(5)に対してその位置が、上下に調節できる構造である請求項1、又は請求項2に記載の水切りネットの保持具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、流し台の排水口内に設置されるゴミ容器や、一般に三角コーナーと呼ばれるゴミ容器に発生する、ぬめりを抑制、軽減して、排水口内やゴミ容器の掃除の手間を軽減しようとするものです。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
食材ゴミを処理するために、流し台の排水口内では、ゴミ容器が設置され、また水切りネットと共用されたりしますが、そこで発生する、ぬめりを抑制、軽減するために、薬品の使用や、ゴミ容器の工夫などで対処されています。 基本的には排水口内に、金属やプラスチックで作られた水切りかごと、水切りネットとの併用などで食材ゴミを処理していますが、この発明においては、新たな水切りネットの保持具を開発して、水切りかごを使用せず、水切りネットのみを使用することで、流し台の排水口内で発生する、ぬめりを抑制、軽減し、流し台の掃除を楽にしようとするものです。 水切りネットのみを使用する技術であるため、一般的に三角コーナーと呼ばれるゴミ容器の水切りネットにも適用できます。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-108795
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
図1において、流し台1の排水口内2に発生するぬめりを抑制・軽減して、掃除の手間を軽減します。 そのためには、「流し台1の排水口内2で使用する機材を少なくする」、「機材についたぬめりが落ちやすい材質にする」、「ぬめりがつく面積が少なくなる形状にする」、などの対処が必要です。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一般的に、流し台1の排水口内2では、水切りかご3と水切りネットなどの併用がされますが、これを水切りネットのみの使用にすれば、水切りネットに食材ゴミが溜まりしだい、そのままゴミ処理廃棄することでぬめりの軽減ができます。 水切りネットのみを使用設置するには、その保持具が必要ですが、この保持具を開発します。 保持具の開発については、「ぬめりが落ちやすい材質にする」、「ぬめりがつく面積を少なくする」、などに留意し、さらに、食材ゴミが前記水切りネットに溜まった時、その重さで水切りネットの底が、排水口内2の底に接触してぬめりを発生することの防止にも対処します。 三角コーナーについても、同様の問題が発生するので、この対処にも適用できます。
【発明の効果】
【0006】
本発明の水切りネットの材質や形状により、ぬめりの量が軽減され、また食材ゴミが溜まった水切りネットはそのまま廃棄することができるので、水切りかごを使用した時の掃除の手間がなくなります。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明が実施される前の流し台1付近の断面模式図。
本発明の斜視図。
本発明の上面図。
本発明の断面図。
針金のみで作成した本発明の斜視図。
ネット絞り部が板状で作成された斜視図。
1か所だけで支持されるステーの斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1において、流し台1の排水口内2に形成された段差部2aに、水切りかご3の環状のフランジ部3aが係止された状態の時、食材ゴミは前記水切りかご3か、または前記水切りかご3の内側に併用された水切りネットにたまるわけですが、前記水切りかご3に替えて、食材ゴミのゴミ容器を水切りネットのみを使用することとし、そのための水切りネットの保持具がこの発明の主旨となります。
【0009】
<実施例1>
図2は、水切りネット4を、環状のフランジ部であるネット係止部5に被せて垂らすようにセットし、垂らした前記水切りネット4の途中を、ネット絞り部7に形成されたスリット部7aに挟み込んで留めます。 このセット状態で、図1の水切りかご3に替えて使用することにより、水切りネット4のみでゴミ容器としての使用が可能になります。
【0010】
ネット絞り部7で、水切りネット4を挟持して留めることで、食材ゴミの落下を防ぎ、水切りネット4に食材ゴミが溜まって重くなっても、排水口内2の底に接触しないようにできます。
(【0011】以降は省略されています)
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