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公開番号2024178880
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-25
出願番号2023107545
出願日2023-06-13
発明の名称梱包装置
出願人株式会社シプソル
代理人
主分類B65B 7/16 20060101AFI20241218BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ダンボールなどの紙製の梱包物、特に薄型の梱包物を、良好な品質で作成する梱包装置を提供すること。
【解決手段】物品を収容できる梱包物を作成する梱包装置であって、
-上方が開放された直方体状の箱体を水平方向に搬送する箱体搬送部と、
-前記箱体の4側面のうち、搬送方向の前後の蓋を折り曲げる前後蓋折り曲げ部と、
-前記箱体の4側面のうち、搬送方向の左右の蓋を折り曲げる左右蓋折り曲げ部と、
-前記左右の蓋の折り曲げ端部を封緘する封緘部と、
-前記封緘の際に、前記前後の蓋の上方で、前記左右の蓋の下方に、前記左右の蓋を支持するように、前記封緘部の内部まで延伸して設ける左右蓋支持部と
を有することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
-上方が開放された直方体状の箱体を水平方向に搬送する箱体搬送部と、
-前記箱体の4側面のうち、搬送方向の前後の蓋を折り曲げる前後蓋折り曲げ部と、
-前記箱体の4側面のうち、搬送方向の左右の蓋を折り曲げる左右蓋折り曲げ部と、
-前記左右の蓋の折り曲げ端部を封緘する封緘部と、
-前記封緘の際に、前記前後の蓋の上方で、前記左右の蓋の下方に、前記左右の蓋を支持するように、前記封緘部の内部まで延伸して設ける左右蓋支持部と
を有する物品を収容できる梱包物を作成する梱包装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ダンボールなどの紙製の梱包物、特に薄型の梱包物を作成する梱包装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
インターネット通販の拡大や個人間の物品のやり取りなどに伴い、小型の物品(書籍、サプリメントなど)の注文及びそれらの梱包(包装とも言う)業務が飛躍的に増大している。
【0003】
特に、郵便ポストに投入可能な厚さの梱包物が、料金が安価に設定されていること、及び、窓口に持ち込まずにポストに投函できる手軽さなどから、需要が急速に高まっている。
【0004】
図5は段ボールなどの紙製の梱包物(カートンとも言う)を製作する過程の説明図である。これにつき概略を説明すると、
(a)所定の形状に切り込まれ、折り曲げのためのミシン目を有する平板状の素材(ブランクとも言う)を用意する。この素材は、段ボールのGFグレードのものが好適であるが、それには限定されない。
【0005】
(b)この素材の中央部を押し下げて、底面と4側面を生成し、上方が開放された容器(箱体)とする。なお、特許文献1はこの作業を自動化する装置の一例であり、その際に、隣接する側面同士を自動で折り込み、しっかりした箱体になる技術が開示されている。
【0006】
(c)その箱体を物品投入工程に連続して送り込み、その箱体に梱包すべき物品とバーコート付きの納品書(あるいは商品ラベル)とを人手で投入する。なお、この工程も自動化、あるいはロボットによって行わせるようにしてもよい。
【0007】
(d)次工程で納品書に付されたバーコードを読み取る。これはレーザスキャナなどを利用した自動読み取りが好適であるが、ハンドスキャナを用いるようにしてもよい。この読み取り工程は物品を空の箱体にランダムに投入された後に整列して順番に次工程に送り込む場合、物品の有無及び物品情報を送り状に反映させるために行うものであり、バーコードが読み取れなかった場合(箱体が空の場合も含む)は、当該箱体は、人手または自動で排除される。
【0008】
(e)次の梱包工程で、まず、箱体の2つの辺(前後辺)を、折り曲げやすくしてあるミシン目部分で折り曲げる。
【0009】
(f)次に、箱体の別の2つの辺(左右辺)を、同様にミシン目部分で折り曲げる。
【0010】
(g)次に箱体の左右辺の接近した部分を、粘着テープなどで接着することで封止され、箱型形状が完成する。
(【0011】以降は省略されています)

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