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公開番号2024118983
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-02
出願番号2023025631
出願日2023-02-21
発明の名称粘着テープ剥がし具
出願人個人
代理人
主分類B65B 69/00 20060101AFI20240826BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】
粘着テープを容易に剥がし、カットすることができる粘着テープ剥がし具を提供する。
【解決手段】
粘着テープ剥がし具10は、本体部20とこの本体部20に挿入された作用体30から構成されている。本体部20は基部21を有している。基部21は平板状のスリット23と略直線状の剥がし端24を有している。作用体30は平板状のプレート31とその一端に刃端32とこれと鋭角をなす略直線状の非刃端33を有している。刃端32はシャープエッジの刃を有し、他の非刃端33は刃を有していない。作用体30はスリット23に挿入され、非刃端33が前記剥がし端24から、略平行に露出し、刃端32が内側に向くよう固着されている。非刃端33を粘着テープ40の端部に当てて粘着テープ40を剥がすことができ、刃端32により粘着テープ40や紐をカットすることもできる。

【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
本体部とこの本体部に挿入された作用体から構成された粘着テープ剥がし具であって、この本体部は基部を有し、この基部は平板状のスリットと略直線状の剥がし端を有し、この作用体は平板状のプレートとその一端に略直線状の非刃端を有し、この作用体はこのスリットに挿入され、この非刃端が前記剥がし端から略平行に露出し、この非刃端を粘着テープの端部に当てて粘着テープを剥がすことを特徴とする粘着テープ剥がし具。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
本体部とこの本体部に挿入された作用体から構成された粘着テープ剥がし具であって、この本体部は基部を有し、この基部は平板状のスリットと略直線状の剥がし端を有し、この作用体は平板状のプレートとその一端に刃端とこの刃端と鋭角をなす略直線状の非刃端を有し、この作用体はこのスリットに挿入され、この非刃端が前記剥がし端から略平行に露出し、この刃端が内側に向くよう固着され、この非刃端を粘着テープの端部に当てて粘着テープを剥がしたり、前記刃端により粘着テープをカットしたりできることを特徴とする粘着テープ剥がし具。
【請求項3】
請求項2に記載の粘着テープ剥がし具には紐切部を設け、この紐切部には指の幅より狭い最小幅を有する案内部と、刃端を有する紐切空間を設けたことを特徴とする粘着テープ剥がし具。
【請求項4】
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の本体部の基部と把持部の間に回転軸を設け、この把持部を閉じて作用体を覆うようにしたことを特徴とする粘着テープ剥がし具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、主として段ボール箱等に粘着した粘着テープを剥がす為の粘着テープ剥がし具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、宅配便等で荷物を送ることが多くなったが、環境保護の為に段ボール箱を再利用する機会が増えてきた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3212737
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、特許文献1のように、刃部2で粘着テープをカットする技術があったが、この技術では粘着テープをカットして段ボール箱を開梱することはできても、粘着テープを剥がすことはできなかった。この為、粘着テープが段ボール箱に残留して見苦しいだけでなく、その粘着テープの上に粘着テープを貼ると粘着力が落ちる問題があった。また、カッターを使用すると内容物まで切ってしまう恐れもあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本体部とこの本体部に挿入された作用体から構成された粘着テープ剥がし具であって、この本体部は基部を有し、この基部は平板状のスリットと略直線状の剥がし端を有し、この作用体は平板状のプレートとその一端に略直線状の非刃端を有し、この作用体はこのスリットに挿入され、この非刃端が前記剥がし端から略平行に露出し、この非刃端を粘着テープの端部に当てて粘着テープを剥がすことを特徴とする粘着テープ剥がし具。
【0006】
本体部とこの本体部に挿入された作用体から構成された粘着テープ剥がし具であって、この本体部は基部を有し、この基部は平板状のスリットと略直線状の剥がし端を有し、この作用体は平板状のプレートとその一端に刃端とこの刃端と鋭角をなす略直線状の非刃端を有し、この作用体はこのスリットに挿入され、この非刃端が前記剥がし端から略平行に露出し、この刃端が内側に向くよう固着され、この非刃端を粘着テープの端部に当てて粘着テープを剥がしたり、前記刃端により粘着テープをカットしたりできることを特徴とする粘着テープ剥がし具。
【0007】
上記の粘着テープ剥がし具には紐切部を設け、この紐切部には指の幅より狭い最小幅を有する案内部と、刃端を有する紐切空間を設けたことを特徴とする粘着テープ剥がし具。
上記のいずれかに記載の本体部の基部と把持部の間に回転軸を設け、この把持部を閉じて作用体を覆うようにしたことを特徴とする粘着テープ剥がし具。
【発明の効果】
【0008】
上記の問題点を解決し、粘着テープを容易に剥がすことのできる粘着テープ剥がし具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第一の実施形態の粘着テープ剥がし具の斜視図である。
第一の実施形態の粘着テープ剥がし具の分解した状態の斜視図である。
第一の実施形態の粘着テープ剥がし具の部分拡大図である。
第一の実施形態の粘着テープ剥がし具の使用方法を示す斜視図である。
第二の実施形態の粘着テープ剥がし具の開いた状態と閉じた状態を示す正面図である。
第三の実施形態の粘着テープ剥がし具の開いた状態を示す斜視図である。
第三の実施形態の粘着テープ剥がし具の閉じた状態を示す斜視図である。
第三の実施形態の粘着テープ剥がし具の開いた状態を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1、図2、図3により、第一の実施形態の粘着テープ剥がし具を説明する。この実施形態の粘着テープ剥がし具10は、本体部20とこの本体部20に挿入された作用体30から構成されている。この本体部20は基部21と基部21から延在する把持部22を有している。この基部21は平板状のスリット23と略直線状の剥がし端24を有している。
(【0011】以降は省略されています)

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