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公開番号2024056019
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-19
出願番号2024034249,2022037428
出願日2024-03-06,2022-03-10
発明の名称貨物自動車
出願人古河ユニック株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60R 19/38 20060101AFI20240412BHJP(車両一般)
要約【課題】構造の複雑化を抑制することが可能な貨物自動車を提供する。
【解決手段】シャシフレーム200に対する姿勢を、シャシフレーム200の上に配置した姿勢である格納姿勢と、地面Gの上に配置した姿勢である接地姿勢とに変化させることが可能な荷台102と、荷台102の姿勢が格納姿勢から接地姿勢へ変化する際に、貨物自動車100の幅方向から見て、貨物自動車100の全体の重心CG1が貨物自動車100の後輪軸CG2よりも後方へ移動する前に、荷台102の一部を地面Gに接地させる荷台昇降装置(ガイドローラ案内部104、ガイドローラ403)を備える貨物自動車100。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
車両本体が備えるシャシフレームに対する姿勢を、該シャシフレームの上に配置した姿勢である格納姿勢と、自身を前記車両本体から後側に張り出させ、さらに地面の上に配置した姿勢である接地姿勢とに変化させることが可能な荷台を備えている貨物自動車であって、
長さ方向が車両前後方向に沿い、前端部が前記シャシフレームの後端部に車幅方向に沿う軸回りに揺動可能に支持されている長尺部材であり、車幅方向両側に備えられている一対の第一バンパステーと、
長さ方向が車幅方向に沿い、車両右側及び車両左側の前記第一バンパステーの後端部に跨って固定されているリヤバンパと、
前記荷台の下面を車両前後方向に沿って転動移動可能なバンパローラと、
上端部が前記バンパローラに車幅方向に沿う軸回りに相対回転可能に接続され、下端部が前記リヤバンパの上部に車幅方向に沿う軸回りに揺動可能に接続されている第二バンパステーと、
前記第二バンパステーに、前記荷台が前記格納姿勢のとき車両後側を向くように固定されているテールランプと、を備え、
前記荷台が前記格納姿勢のとき、前記第一バンパステーが地面と略平行であり、且つ前記第二バンパステーが地面と略垂直な姿勢をとり、
前記荷台が前記接地姿勢のとき、前記第一バンパステーが傾斜して前記リヤバンパが接地し、前記第二バンパステーの上端部が車両後側に傾斜した姿勢をとることを特徴とする貨物自動車。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記荷台の下部には、前記バンパローラを車両前後方向に沿って案内するための縦根太が、車幅方向両側に一つずつ備えられ、
前記縦根太は、横断面が略コの字形状の長尺部材であり、長さ方向が車両前後方向に沿い且つ開口側が車幅方向外側を向くように、前記荷台の下部における車両右側及び車両左側に固定されており、
前記バンパローラは、前記縦根太の内部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の貨物自動車。
【請求項3】
前記リヤバンパは、前記荷台が前記格納姿勢のときに上面及び下面が車両前後方向に沿い且つ前面及び後面が上下方向に沿う向きの四角柱から、前記後面と前記下面との角部を斜めに切り欠いて接地面が形成されている部材であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の貨物自動車。
【請求項4】
前記リヤバンパは、さらに、前記前面と前記上面との角部を前記接地面と平行に切り欠いて荷台支持面が形成されている六角柱形状の部材であることを特徴とする請求項3に記載の貨物自動車。
【請求項5】
請求項1に記載の貨物自動車に搭載されるリヤバンパであって、
上面及び下面が車両前後方向に沿い且つ前面及び後面が上下方向に沿う向きの四角柱から、前記後面と前記下面との角部を斜めに切り欠いて接地面が形成され、前記前面と前記上面との角部を前記接地面と平行に切り欠いて荷台支持面が形成された、六角柱形状であることを特徴とするリヤバンパ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、荷台の姿勢をシャシフレームの上に配置した姿勢である格納姿勢と、地面の上に配置した姿勢である接地姿勢とに変化させることが可能な貨物自動車に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
後方へスライド移動させた荷台を接地させることが可能な貨物自動車は、例えば、特許文献1に開示されているように、後方へスライド移動させる荷台が自車両の後方において片持ち状態で支持されることを抑制するために、荷台を支持する支持脚を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-105214号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されている構成では、接地させている荷台を貨物自動車の走行時における姿勢に戻す際に、支持脚を折りたたむ必要があるため、支持脚の構造を、折りたたみが可能な構造とする必要があり、構造が複雑化するという問題がある。
本発明は、上述した問題点を鑑み、構造の複雑化を抑制することが可能な貨物自動車を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る貨物自動車は、荷台と、荷台昇降装置とを備える。荷台は、シャシフレームに対する姿勢を、シャシフレームの上に配置した姿勢である格納姿勢と、地面の上に配置した姿勢である接地姿勢とに変化させることが可能である。荷台昇降装置は、荷台の姿勢が格納姿勢から接地姿勢へ変化する際に、貨物自動車の幅方向から見て、貨物自動車の全体の重心が貨物自動車の後輪軸よりも後方へ移動する前に、荷台の一部を前記地面に接地させる装置である。
【発明の効果】
【0006】
本発明に係る貨物自動車によれば、構造の複雑化を抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
後煽り装置を備える貨物自動車の構成を示す側面図であり、荷台の姿勢が格納姿勢である状態を示す図である。
荷台の姿勢が格納姿勢である状態における、車両本体の側面図である。
車両本体の分解図である。
図2のIV線矢視図である。
図2のV-V線断面図である。
図2のVI-VI線断面図である。
図2のVII-VII線断面図である。
図2のVIII-VIII線断面図である。
貨物自動車の動作を示す図である。
貨物自動車の動作を示す図である。
貨物自動車の動作を示す図である。
図11のXII-XII線断面図である。
貨物自動車の動作を示す図である。
図13のXIV-XIV線断面図である。
貨物自動車の動作を示す図である。
貨物自動車の動作を示す図である。
貨物自動車の動作を示す図である。
貨物自動車の動作を示す図である。
貨物自動車の動作を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明に係る後煽り装置について、図面を適宜参照しつつ説明する。なお、図面は模式的なものである。そのため、厚さと平面寸法との関係、比率等は現実のものとは異なる場合があることに留意すべきであり、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。また、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記の実施形態に特定するものではない。
【0009】
(実施形態)
(構成)
図1に示すように、貨物自動車100は、後煽り装置1を備える。なお、後煽り装置1の説明は、後述する。
また、貨物自動車100は、車両本体101を備える。
実施形態では、図1に示すように、車両本体101を、トラックとした場合について説明する。なお、以降の説明及び図面では、貨物自動車100が前進する方向(シフトがDレンジ等に選択されている状態で走行する方向)を、「前方」と記載する場合がある。同様に、以降の説明及び図面では、貨物自動車100が後退する方向(シフトがRレンジに選択されている状態で走行する方向)を、「後方」と記載する場合がある。
【0010】
また、以降の説明及び図面では、貨物自動車100の運転者が運転席に座っているときの左手側を「左側」と示し、運転者が運転席に座っているときの右手側を「右側」と示す。したがって、以降の説明及び図面では、貨物自動車100を左側から見た視点を「左側面視」とし、貨物自動車100を右側から見た視点を「右側面視」とする。また、以降の説明では、「左側面視」と「右側面視」とをまとめて、「側面視」と記載する場合がある。
車両本体101は、図1から図3に示すように、シャシフレーム200と、荷台102と、傾斜フレーム300と、ガイドフレーム400と、荷台シリンダ500と、傾斜フレームシリンダ600と、バンパステー700を備える。
シャシフレーム200は、車両本体101の骨格を構成する。
(【0011】以降は省略されています)

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