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公開番号2024043639
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022148734
出願日2022-09-20
発明の名称作業車両
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類B60K 15/067 20060101AFI20240326BHJP(車両一般)
要約【課題】燃料タンクを簡単に取り付けることができる作業車両を提供する。
【解決手段】ミッションケース8の左右一側に燃料タンク31を設け、燃料タンク31の底部を受けるタンク支持プレート32を設け、ミッションケース8から側方にタンクブラケット36を設け、タンク支持プレート32の第二支持部32Bの底面にタンクブラケット36に嵌合する溝部32cを形成し、タンク支持プレート32をタンクブラケット36の長手方向に沿ってスライド可能に設けた。
【選択図】 図6



特許請求の範囲【請求項1】
ミッションケース(8)の左右一側に燃料タンク(31)を設け、燃料タンク(31)の底部を受けるタンク支持プレート(32)を設け、ミッションケース(8)から側方にタンクブラケット(36)を設け、タンク支持プレート(32)の第二支持部(32B)の底面にタンクブラケット(36)に嵌合する溝部(32c)を形成し、タンク支持プレート(32)をタンクブラケット(36)の長手方向に沿ってスライド可能に設けたことを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記燃料タンク(31)をタンク支持プレート(32)に対し帯プレート(33,35)で巻掛けて固定し、帯プレート(33,35)の巻掛け部における燃料タンク(31)の周囲形状を凹部(44a,44b)に形成し、この凹部(44a)には前後分割形成されたミッションケース(8)の接合フランジ(45)の外周を嵌入させてなる請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
タンク支持プレート(32)は、燃料タンク(32)の後部側を受ける第一支持部(32A)、タンクブラケット(36)に沿う形状とされタンクブラケット(36)の長手方向にスライド可能に形成された第二支持部(32B)、燃料タンク(32)の前部側を受ける第三支持部(32C)により構成され、タンク支持プレート(32)の前側部において、第三支持部(32C)に構成する連結部(37)を、防振支持フレーム(38)に締結してなる請求項1又は請求項2に記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
ミッションケースの後部左右側にそれぞれ取付けられたタンクステーと、タンクステーの下端部に連結され、ミッションケースの側方に延在し、燃料タンクの後部を支持する後部フレームと、ミッションケースの前部左右側に取付けられたマウントブラケットに一端が連結されるとともに、他端が後部フレームに連結され、燃料タンクの前部を支持する前部フレームとを備え、前部フレームは、後部フレームと共に、燃料タンクの底面を支持する底面支持部と、底面支持部の一端から立ち上がり燃料タンクの内側面を支持する側面支持部とを有する構成により、燃料タンクを安定して取り付けた作業車両が公知である(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-93625号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に示されたトラクタによると、大型の燃料タンクであっても、安定して組み付けることができる。
【0005】
しかし、上記の構成ではトランスミッションケースに固定する部分と燃料タンクに固定する部分とが複雑に入り組んで構成されていたため、組立作業性に改善の余地があった。
【0006】
本発明は、燃料タンクを簡単に取り付けることができる作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、
ミッションケース8の左右一側に燃料タンク31を設け、燃料タンク31の底部を受けるタンク支持プレート32を設け、ミッションケース8から側方にタンクブラケット36を設け、タンク支持プレート32の第二支持部32Bの底面にタンクブラケット36に嵌合する溝部32cを形成し、タンク支持プレート32をタンクブラケット36の長手方向に沿ってスライド可能に設けてなる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記燃料タンク31をタンク支持プレート32に対し帯プレート33,35で巻掛けて固定するが、後部側の帯プレート33の巻掛け部における燃料タンク31の周囲形状を凹部44に形成し、この凹部44には前後分割形成されたミッションケース8の接合フランジ45の外周を嵌入させる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、タンク支持プレート32は、燃料タンク32の後部側を受ける第一支持部32A、タンクブラケット36に沿う形状とされタンクブラケット36の長手方向にスライド可能に形成された第二支持部32B、燃料タンク32の前部側を受ける第三支持部32Cにより構成され、タンク支持プレート32の前側部において、第三支持部32Cに構成する連結部37を、防振支持フレーム38に締結してなる。
【発明の効果】
【0010】
請求項1記載の発明によれば、トランスミッションに取り付けられたタンクブラケット36に燃料タンク31をサブ組立したタンク支持プレート32をスライドして取り付けることができるので、燃料タンク31を容易に取り付けることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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