TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024081825
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-06-19
出願番号
2022195273
出願日
2022-12-07
発明の名称
電動車両
出願人
株式会社豊田自動織機
代理人
主分類
B60L
53/14 20190101AFI20240612BHJP(車両一般)
要約
【課題】路面とカバー部材との間隙を可及的に狭くすることができ、かつ、路面側給電部に対して車体側受電部を充電可能な位置に案内できることが可能な電動車両の提供にある。
【解決手段】車体11と、車体11に設けられ、路面よりも高く設置された路面側充電装置から給電を可能とする車体側充電装置50と、を有する電動車両である。車体側充電装置50は、路面へ向けて備えられる車体側受電部と、車体側受電部を支持する受電部支持体と、車体11の進行方向と対向し、車体側受電部の側方を覆うカバー部材と、を有し、カバー部材の下端は、路面側給電部の高さよりも低い高さに設定され、カバー部材は、受電部支持体に対して変位可能に設けられ、充電時にカバー部材と路面側充電装置の台座部との間に形成される間隙を予め設定された設定距離以下とするように、カバー部材の変位を規制するストッパ部材80が設けられた。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
車体と、
前記車体に設けられ、路面よりも高く設置された路面側充電装置から給電を可能とする車体側充電装置と、を有し、
前記路面側充電装置は、
路面に設置され、路面より高い上面を備える台座部と、
前記台座部の上面に備えられた路面側給電部と、を有する電動車両において、
前記車体側充電装置は、
路面へ向けて備えられる車体側受電部と、
前記車体に設けられ、前記車体側受電部を支持する受電部支持体と、
前記車体の進行方向と対向し、前記車体側受電部の側方を覆うカバー部材と、を有し、
前記カバー部材の下端は、前記路面側給電部の高さよりも低い高さに設定され、
前記カバー部材は、前記受電部支持体に対して変位可能に設けられ、
充電時に前記カバー部材と前記台座部との間に形成される間隙を予め設定された設定距離以下とするように、前記カバー部材の変位を規制するストッパ部材が設けられていることを特徴とする電動車両。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
前記車体側受電部は、前記路面側給電部と接触することを特徴とする請求項1記載の電動車両。
【請求項3】
前記カバー部材の前記進行方向への揺動可能とする支点軸と、
前記カバー部材の下端に設けられ、進入方向に転動可能なローラ部材と、を有することを特徴とする請求項1又は2記載の電動車両。
【請求項4】
前記カバー部材は、昇降により前記受電部支持体に対して変位可能であることを特徴とする請求項1又は2記載の電動車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、電動車両に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
電動車両に関連する従来の技術として、例えば、特許文献1に開示された車両の自動充電システムおよび充電装置が知られている。特許文献1に開示された車両の自動充電システムでは、無人搬送車の機台底部にはバッテリを充電するための一対の充電コンタクタが配置されている。無人搬送車の走行経路上に設置されたベースには車両側の充電コンタクタと接触可能に充電コンタクタ及び補助コンタクタが配置されている。ベース側の充電コンタクタと補助コンタクタは、無人搬送車の充電停止位置で車両側の充電コンタクタがベース側の充電コンタクタと所定接触面積を確保した状態で補助コンタクタとも跨がって接触可能に無人搬送車の進行方向に沿って縦列に配置されている。無人搬送車が進入して車両側の充電コンタクタが補助コンタクタと接触すると充電装置はベース側の充電コンタクタへの通電を開始する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-84213号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された車両の自動充電システムでは、充電時に人の指が入り込むことが可能な間隙が空いており、万が一、指がこの間隙から入り込むと、充電コンタクタに指が触れるおそれがある。そこで、この種の車両では、車両が備える充電コンタクタ等の活電部をガードするためのカバー部材を車両に設けることがある。しかしながら、車両における走行経路上の台座部(ベース)に対する進入側のカバー部材の下端を路面に近づけ過ぎると、車両側の活電部が、路面側の活電部に接近するときに路面側の活電部と干渉し、双方の活電部の接触を妨げるという問題がある。
【0005】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、路面とカバー部材との間隙を可及的に狭くすることができ、かつ、路面側給電部に対して車体側受電部を充電可能な位置に案内できることが可能な電動車両の提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明は、車体と、前記車体に設けられ、路面よりも高く設置された路面側充電装置から給電を可能とする車体側充電装置と、を有し、前記路面側充電装置は、路面に設置され、路面より高い上面を備える台座部と、前記台座部の上面に備えられた路面側給電部と、を有する電動車両において、前記車体側充電装置は、路面へ向けて備えられる車体側受電部と、前記車体に設けられ、前記車体側受電部を支持する受電部支持体と、前記車体の進行方向と対向し、前記車体側受電部の側方を覆うカバー部材と、を有し、前記カバー部材の下端は、前記路面側給電部の高さよりも低い高さに設定され、前記カバー部材は、前記受電部支持体に対して変位可能に設けられ、充電時に前記カバー部材と前記台座部との間に形成される間隙を予め設定された設定距離以下とするように、前記カバー部材の変位を規制するストッパ部材が設けられていることを特徴とする。
【0007】
本発明では、電動車両が路面側給電部から給電を受ける場合、車体側受電部が路面側給電部から電力供給可能な位置へ移動するように、電動車両が路面側給電部へ向けて走行する。このとき、カバー部材の下端は、台座部に案内されて変位し、車体側受電部が路面側給電部から電力供給可能な位置へ移動されると、カバー部材は電動車両の進行方向において台座部の端部付近に位置する。カバー部材の変位はストッパ部材により規制されるので、カバー部材の下端と端部との間の隙間から路面側給電部および車体側受電部へ指が入り込むことはない。
【0008】
また、上記の電動車両において、前記車体側受電部は、前記路面側給電部と接触する構成としてもよい。
この場合、車体側受電部が路面側給電部と接触することにより電動車両の充電を行うことができる。
【0009】
また、上記の電動車両において、前記カバー部材の前記進行方向への揺動可能とする支点軸と、前記カバー部材の下端に設けられ、進入方向に転動可能なローラ部材と、を有する構成とする。
この場合、カバー部材が進行方向へ揺動可能であり、カバー部材の下端にローラ部材が設けられているので、ローラ部材が台座部に案内され、カバー部材は円滑に揺動することができる。
【0010】
また、上記の電動車両において、前記カバー部材は、昇降により前記受電部支持体に対して変位可能である構成としてもよい。
この場合、カバー部材は昇降により変位可能であるので、カバー部材が進行方向に変位することがなく、カバー部材の下端と端部との間の隙間から路面側給電部および車体側受電部へ指が入り込むことはない。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
車両
1か月前
個人
自動車運転補助装置
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
19日前
日本精機株式会社
表示装置
5日前
個人
空気圧調節式ホイール。
2か月前
個人
キャンピングトレーラー
14日前
日本精機株式会社
運転支援装置
3か月前
個人
謝意シグナル装着車
7日前
日本精機株式会社
車載表示装置
7日前
エムケー精工株式会社
洗車装置
2か月前
日本精機株式会社
表示システム
4か月前
東レ株式会社
車両用エアバッグ
3か月前
日本精機株式会社
車外表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
1か月前
個人
自動車外部装着用しめ飾り
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
ダイハツ工業株式会社
車両
2か月前
株式会社SUBARU
車両
2か月前
ダイハツ工業株式会社
車両
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
26日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
エムケー精工株式会社
車両処理装置
3か月前
豊田合成株式会社
車両
3か月前
株式会社コーワ
フィルター清掃装置
2か月前
ダイハツ工業株式会社
バッグ
1か月前
東レ株式会社
車両用部材の補強方法
19日前
豊田合成株式会社
車両
3か月前
日本化薬株式会社
ガス発生器
2か月前
トヨタ自動車株式会社
搬送装置
1か月前
YKS特許評価株式会社
自動車
1か月前
続きを見る
他の特許を見る