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公開番号2024062770
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-10
出願番号2022170835
出願日2022-10-25
発明の名称設置部材
出願人個人
代理人個人
主分類B60H 1/32 20060101AFI20240501BHJP(車両一般)
要約【課題】送風装置をルーフの上方に設置し、開口を通して風をルーフの下方に送りながら、ルーフより下方の空間内の人又は物を送風装置で発生する水から保護する。
【解決手段】設置部材1は、車両100において、開口M1を有するルーフ120の上方に、熱交換機能を有するエアコン20を設置する。設置部材1は、支持部11と、収容部12と、取付部13とを備える。支持部11は、エアコン20を支持する。収容部12は、支持部11よりエアコン20から送出される風Aの下流側に位置し、エアコン20から排出されるドレン水Wを受けて収容する。取付部13は、収容部12の底部12cを、ルーフ120に取り付ける。収容部12は、案内部14を有する。案内部14は、収容したドレン水Wを収容部12の外部に案内する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1開口を有するルーフの上方に、熱交換機能を有する送風装置を設置する設置部材であって、
前記送風装置を支持する支持部と、
前記支持部より前記送風装置から送出される風の下流側に位置し、前記送風装置から排出される水を受けて収容する収容部と、
前記収容部の底を、前記ルーフに取り付ける取付部と
を備え、
前記収容部は、収容した前記水を前記収容部の外部に案内する案内部を有する、設置部材。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記収容部は、前記送風装置において排水口が配置された面に沿って設けられる、請求項1に記載の設置部材。
【請求項3】
前記第1開口に繋がり、前記収容部によって囲まれた第2開口を備える、請求項1に記載の設置部材。
【請求項4】
前記取付部は、
前記収容部の底から前記風の送出方向に交差する方向に延びる平板部と、
前記平板部に対して着脱可能な固定部材と
を有し、
前記平板部及び前記固定部材は、前記ルーフの一部を挟んで固定する、請求項1に記載の設置部材。
【請求項5】
前記案内部は、前記ルーフの下方のスペースの外部へ前記水を案内する管部材を有する、請求項1に記載の設置部材。
【請求項6】
前記ルーフは、車両に設けられる、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の設置部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、設置部材に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1の作業機は、機体と、機体に搭載されたキャビンと、キャビンの室内の空調用のエアコン本体と、機体に搭載された原動機を収容する原動機室と、を備え、エアコン本体は、原動機室の上方に配置されている。キャビンには、エアコン本体が設置されるプレート部材の一部が配置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-114944号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のように、キャビンにエアコン本体を搭載する以外に、例えば、開口を有するキャビンのルーフの上方にエアコン本体を設置し、キャビンの外部から内部に向けて送風を行う方法が考えれれる。しかしながら、この場合、エアコンの空調動作に伴って発生する水が、開口を通してルーフより下方のキャビン内に落下し、乗員の快適性を損ねたり、キャビン内の機器等に影響を与える可能性がある。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、送風装置を開口を有するルーフの上方に設置し、開口を通して風をルーフの下方に送りながら、ルーフより下方の空間内の人又は物を送風装置で発生する水から保護することが可能な設置部材を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る設置部材は、第1開口を有するルーフの上方に、熱交換機能を有する送風装置を設置する。本発明に係る設置部材は、支持部と、収容部と、取付部とを備える。前記支持部は、前記送風装置を支持する。前記収容部は、前記支持部より前記送風装置から送出される風の下流側に位置し、前記送風装置から排出される水を受けて収容する。前記取付部は、前記収容部の底を、前記ルーフに取り付ける。前記収容部は、案内部を有する。前記案内部は、収容した前記水を前記収容部の外部に案内する。
【0007】
本発明の設置部材において、前記収容部は、前記送風装置において排水口が配置された面に沿って設けられることが好ましい。
【0008】
本発明の設置部材において、前記第1開口に繋がり、前記収容部によって囲まれた第2開口を備えることが好ましい。
【0009】
本発明の設置部材において、前記取付部は、前記収容部の底から前記風の送出方向に交差する方向に延びる平板部と、前記平板部に対して着脱可能な固定部材とを有することが好ましい。前記平板部及び前記固定部材は、前記ルーフの一部を挟んで固定することが好ましい。
【0010】
本発明の設置部材において、前記案内部は、前記ルーフの下方に位置するキャビンの外へ前記水を案内することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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