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公開番号2024058491
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165900
出願日2022-10-14
発明の名称骨組み型熱交換器
出願人個人
代理人
主分類B60K 11/04 20060101AFI20240418BHJP(車両一般)
要約
【課題】本発明は、冷媒を循環させるパイプに熱伝導率の高い素材で作られた板を備えた熱交換装置を車両の荷物室の骨組みとして利用することを特徴とする骨組み型熱交換器を提供する。
【解決手段】
冷媒を循環させる垂直方向に設けられたパイプと、熱伝導率の高い素材で作られ、パイプに交差するように水平方向にのびる放熱板とを備えた熱交換器を車両の荷物室の骨組みとして利用し、且つ前記車両の荷物室の前方に吸気口を備え、前記車両の荷物室の後方に排気口を備えることを特徴とするものである。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
冷媒を循環させるパイプに熱伝導率の高い素材で作られた板を備えた熱交換器を車両の荷物室の骨組みとして利用することを特徴とする骨組み型熱交換器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、冷媒を循環させるパイプに熱伝導率の高い素材で作られた板を備えた熱交換器を車両の荷物室の骨組みとして利用することを特徴とする骨組み型熱交換器に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来の車両用熱交換器の技術としては、車両のドアに設置したり車両の天井に設置したりする方法があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特願 平1-63710
特願 平2-339185
特願 2002-377994
特願 2005-20999
特願 2022-137366
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年車両のEV化が進んだが、モーターやバッテリーなどは発熱により性能が低下してしまう問題がある。それらを冷却するためには熱交換器を大型にすればよいが、重量増加による走行性能が低下してしまう問題が出て来る。本発明は車両搭載の機器類が発する熱を冷却し、且つ熱交換装置自体が車両の荷物室の骨組みを担うことによって熱交換装置を搭載することによる重量増を軽減することが出来る骨組み型熱交換器を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、車両用横転防止装置において請求項1に係るものは、冷媒を循環させるパイプに熱伝導率の高い素材で作られた板を備えた熱交換器を車両の荷物室の骨組みとして利用することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、以上説明したように構成されており、以下に記載されるような効果を有する。 請求項1に係る仕組みを用いた場合、熱交換器に車両の荷物室の骨組みの役割を持たせることで、大型の熱交換器を搭載することによる重量増を軽減させることができる。
【0007】
冷媒を循環させるパイプに熱伝導率の高い素材で作られた板を備えることで格子状の構造体を作り、前後方向、上下方向、左右方向からの過重を担わせる。この格子状の構造体を車両の荷物室の骨組みとして利用することにより、熱交換器を設置することによる重量の増加を軽減させる。車両の荷物室と限定している理由は人が乗車するキャビン部分には、ドアや窓の占める割合が高く設置に適さないからである。
【0008】
特許文献2は、放熱板を車両の屋根の上に設置する仕組みであり、車両の骨組みを担っていないことが特許文献2の図1と図4から見て取れ本発明と異なることが分かる。
【0009】
特許文献3は、車両の外板をヒートパイプで冷やし車両の外板を放熱板として用いる仕組みであり、車両の骨格を担う仕組みではない。本発明の放熱板は骨組みとしてもちいるため、荷物室の外壁は板ではなく幕であっても構わない。
【図面の簡単な説明】
【0010】
発明を実施するための形態を示す斜視図である。
発明を実施するための形態を示す斜視図である。
発明を実施するための形態を示す断面図である。
発明を実施するための形態を示す上面図である。
発明を実施するための形態を示す断面図である。
発明を実施するための形態を示す横面図である。
実施例1を示す斜視図である。
実施例2を示す斜視図である。
実施例3を示す概略図である。
実施例4を示す上面図である。
実施例5を示す概略図である。
実施例6を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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