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公開番号2024065151
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-15
出願番号2022173893
出願日2022-10-31
発明の名称作業車
出願人株式会社クボタ
代理人個人,個人
主分類B60K 17/22 20060101AFI20240508BHJP(車両一般)
要約【課題】等速ジョイントの組み付け誤差を吸収すると共に、省スペース化を図ることができる作業車を提供する。
【解決手段】機体フレーム2と、前車軸ケース20と、サスペンション装置100と、クラッチハウジング5aの下部に配置され、エンジン3から変速装置を介して伝達された駆動力が伝達される第一シャフト210と、第一シャフト210からの駆動力が伝達される第二シャフト220と、第二シャフト220から伝達された駆動力を、車軸に伝達する第三シャフト230と、第二シャフト220の前端側及び前記第三シャフト230の後端側を、揺動軸130に対応する位置で屈曲可能に接続する等速ジョイント240と、第二シャフト220及び第一シャフト210の軸線方向の相対的な移動を許容するように、第二シャフト220の後端側及び前記第一シャフト210の前端側を接続する接続部(スプライン部250)と、を具備する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
エンジンが固定される機体フレームと、
前輪の車軸を支持する前車軸ケースと、
前記前車軸ケースを、前記機体フレームに対して揺動軸回りに揺動可能に支持するサスペンション装置と、
変速装置が収容される第一ケースの下部に配置され、前記エンジンから前記変速装置を介して伝達された駆動力が伝達される第一シャフトと、
前記第一シャフトの前方側に配置され、前記第一シャフトからの駆動力が伝達される第二シャフトと、
前記第二シャフトの前方側に配置され、前記第二シャフトから伝達された駆動力を、前記車軸に伝達する第三シャフトと、
前記第二シャフトの前端側及び前記第三シャフトの後端側を、前記揺動軸に対応する位置で屈曲可能に接続する等速ジョイントと、
前記第二シャフト及び前記第一シャフトの軸線方向の相対的な移動を許容するように、前記第二シャフトの後端側及び前記第一シャフトの前端側を接続する接続部と、
を具備する作業車。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記第二シャフトの後端部は、
前記エンジン及び前記第一ケースの間に配置され、フライホイールを収容する第二ケースよりも後方に位置する、
請求項1に記載の作業車。
【請求項3】
前記接続部は、
前記第二シャフトの後端側及び前記第一シャフトの前端側を接続する接続位置と、
前記接続位置から、前記第一シャフト側又は前記第二シャフト側へ移動し、前記第一シャフト及び前記第二シャフトの接続を解除する接続解除位置と、
に変位可能である、
請求項1に記載の作業車。
【請求項4】
前記接続部は、
内周面に形成された第一係合部を、前記第二シャフトの後端側及び前記第一シャフトの前端側の外周面に形成された第二係合部に係合させたスプライン構造により、前記第二シャフト及び前記第一シャフトを接続する、
請求項1に記載の作業車。
【請求項5】
前記接続部の内周面における前後方向両側には、当該内周面と、前記第二シャフトの後端側及び前記第一シャフトの前端側の外周面と、の間の隙間を閉塞する閉塞部が設けられている、
請求項4に記載の作業車。
【請求項6】
前記等速ジョイントを下方から覆うと共に、内部に侵入した異物を排出可能な排出部が形成されたカバー部を具備する、
請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の作業車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業車の技術に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、作業車の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1には、トラクタが記載されている。上記トラクタは、エンジンの駆動力をミッションケース内の変速装置で変速し、機体の下側に配置された前輪駆動軸を介して、フロントアクスルケース内の車軸に伝達させている。上記フロントアクスルケースは、ケース揺動支持部(サスペンション装置)によって機体に対して揺動可能に支持されている。
【0004】
上述のようなサスペンション装置を備えるトラクタでは、フロントアクスルケースの揺動に追従するように前輪駆動軸を屈曲させる継手を設ける必要がある。特許文献1のトラクタでは、前輪駆動軸に2つの自在継手を設けている。これによれば、自在継手が設けられた箇所において前輪駆動軸を屈曲させることができる。また、自在継手が2つ設けられている場合には、一方の自在継手の組み付け誤差を、他方の自在継手により吸収することができる。
【0005】
しかしながら、上記特許文献1のトラクタのように、2つの自在継手を前輪駆動軸に設けた場合、機体の下方における省スペース化が図り難く、更なる改善が求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第3155738号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本開示の一態様は、以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、等速ジョイントの組み付け誤差を吸収すると共に、省スペース化を図ることができる作業車を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0009】
本開示の一態様に係る作業車は、エンジンが固定される機体フレームと、前輪の車軸を支持する前車軸ケースと、前記前車軸ケースを、前記機体フレームに対して揺動軸回りに揺動可能に支持するサスペンション装置と、変速装置が収容される第一ケースの下部に配置され、前記エンジンから前記変速装置を介して伝達された駆動力が伝達される第一シャフトと、前記第一シャフトの前方側に配置され、前記第一シャフトからの駆動力が伝達される第二シャフトと、前記第二シャフトの前方側に配置され、前記第二シャフトから伝達された駆動力を、前記車軸に伝達する第三シャフトと、前記第二シャフトの前端側及び前記第三シャフトの後端側を、前記揺動軸に対応する位置で屈曲可能に接続する等速ジョイントと、前記第二シャフト及び前記第一シャフトの軸線方向の相対的な移動を許容するように、前記第二シャフトの後端側及び前記第一シャフトの前端側を接続する接続部と、を具備するものである。
本開示の一態様によれば、等速ジョイントの組み付け誤差を吸収すると共に、省スペース化を図ることができる。
【0010】
本開示の一態様に係る前記第二シャフトの後端部は、前記エンジン及び前記第一ケースの間に配置され、フライホイールを収容する第二ケースよりも後方に位置するものである。
本開示の一態様によれば、等速ジョイントの組み付け誤差をより効果的に吸収することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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