TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024090848
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022207002
出願日2022-12-23
発明の名称車両
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人
主分類B60N 2/90 20180101AFI20240627BHJP(車両一般)
要約【課題】車内に子供がいる旨の報知を適切なタイミングで行う。
【解決手段】画面上の画像または音声の少なくとも一方による報知が可能であるディスプレイユニット20と、子供の身体にベルト11aを装着して子供をチャイルドシート10に拘束するとともに、ベルト11aの着脱状態の情報を取得するチャイルドシート10のシートベルト部11と、ベルト11aの着脱状態に応じてチャイルドシート10上に子供がいるか否かを判定する判定部13と、判定部13の判定結果をディスプレイユニット20に送信する送信部14と、を備え、ディスプレイユニット20は、運転手によりACC電源をOFF状態とする操作が行われた際に、前記ディスプレイユニットの電源をOFFとする前に、ACC電源をOFF状態の検知に応じて、判定部13の判定結果の報知を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車内の座席上に、子供が座るチャイルドシートが設けられた車両であって、
画面上の画像または音声の少なくとも一方による報知が可能であるディスプレイユニットと、
前記子供の身体にベルトを装着して前記子供をチャイルドシートに拘束するとともに、ベルトの着脱状態の情報を取得する前記チャイルドシートのシートベルト部と、
前記ベルトの着脱状態に応じて前記チャイルドシート上に子供がいるか否かを判定する判定部と、
前記判定部の判定結果を前記ディスプレイユニットに送信する送信部と、を備え、
前記ディスプレイユニットは、
運転手によりACC電源をOFF状態とする操作が行われた際に、前記ディスプレイユニットの電源をOFFとする前に、ACC電源のOFF状態の検知に応じて、前記判定部の判定結果の報知を行う、
車両。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記チャイルドシートに設けられ、前記子供がチャイルドシート上にいるか否かを検知する第1の着座センサーをさらに備え、
前記判定部は、
前記ベルトの着脱状態と、前記第1の着座センサーから取得された状態と、に応じて前記チャイルドシート上に子供がいるか否かを判定する、
請求項1に記載の車両。
【請求項3】
運転席に設けられ、前記運転手が運転席上にいるか否かを検知する第2の着座センサーと、
前記チャイルドシートと、前記ディスプレイユニットと、前記第2の着座センサーへの電力供給状態を制御する電力制御部と、を備え、
前記電力制御部は、
前記運転手がACC電源をOFF状態とする操作を行った場合に、前記第2の着座センサーにより前記運転手が前記運転席から離席したことの検知が可能であり、かつ、前記第2の着座センサーの検知に応じて、前記ディスプレイユニットにより前記判定結果の報知を可能とする電力供給状態の制御を行う、
請求項1又は請求項2に記載の車両。
【請求項4】
前記電力制御部は、
ACC電源がON状態である場合に比べて低電力であり、前記チャイルドシートと、前記ディスプレイユニットと、前記第2の着座センサーが少なくとも動作可能な低電力モードとする制御を行う、
請求項3に記載の車両。
【請求項5】
前記ディスプレイユニットは、
前記第1の着座センサーにより、子供の体がチャイルドシート上にあることが検知され、かつ、シートベルト部のベルトが装着されていないことが検知された場合に、前記ベルトの状態の報知を行う、
請求項2に記載の車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、乳幼児を搭乗させた車両に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
チャイルドシートを車両に設置して、子供をチャイルドシートに座らせた状態にして車両に搭乗させることが一般的に行われている。また近年では、運転手が車両から降車した際に、運転手の不注意により、車両内に子供が取り残された状態となることが問題となっている。
【0003】
特許文献1には、車両の後座席のシートベルトの装着状態を示す信号を、運転席側の機器に報知する装置が開示されている。これにより、運転手による車両の後座席の状態の見落としを抑制することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-088580号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、シートベルトの装着状態等に基づいて、運転手が降車する際に車内の後座席に子供がいる旨を検知して報知を行う場合、報知のタイミングが早すぎる場合であっても、タイミングが遅すぎる場合であっても、子供の置き去りを防止する効果が減少する。したがって、適切なタイミングで、運転手に対して車内の子供の存在の報知を行いたい要望がある。さらに、車両の後座席に搭乗している子供の検知に際して、検出精度を向上させたいという要望もある。
【0006】
本開示は、車内に子供がいる旨の報知を、適切なタイミングで行うことができる車両を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示にかかる車両は、車内の座席上に、子供が座るチャイルドシートが設けられた車両であって、画面上の画像または音声の少なくとも一方による報知が可能であるディスプレイユニットと、前記子供の身体にベルトを装着して前記子供をチャイルドシートに拘束するとともに、ベルトの着脱状態の情報を取得する前記チャイルドシートのシートベルト部と、前記ベルトの着脱状態に応じて前記チャイルドシート上に子供がいるか否かを判定する判定部と、前記判定部の判定結果を前記ディスプレイユニットに送信する送信部と、を備え、前記ディスプレイユニットは、運転手によりACC電源をOFF状態とする操作が行われた際に、前記ディスプレイユニットの電源をOFFとする前に、ACC電源のOFF状態の検知に応じて、前記判定部の判定結果の報知を行う。
これにより、運転手の操作に応じたタイミングで、チャイルドシート上にいる子供の有無の判定結果を報知することができる。
【発明の効果】
【0008】
本開示よれば、車内に子供がいる旨の報知を適切なタイミングで行うことができる車両を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1にかかる車両の構成の一例を示すブロック図である。
実施の形態1にかかる処理フローを示した図である。
実施の形態2にかかる車両の構成の一例を示すブロック図である。
実施の形態2にかかる処理フローを示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
実施の形態1
以下、図面を参照して本実施の形態に係る車両について説明する。車両1は、チャイルドシート10と、ディスプレイユニット20と、を備える。チャイルドシート10は、シートベルト部11と、第1の着座センサー12と、判定部13と、送信部14と、を備える。ディスプレイユニット20は、受信部21と、報知制御部22と、表示部23と、スピーカー24と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
車両
1か月前
個人
自動車運転補助装置
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
9日前
個人
空気圧調節式ホイール。
2か月前
個人
キャンピングトレーラー
4日前
日本精機株式会社
表示システム
3か月前
東レ株式会社
車両用エアバッグ
3か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
29日前
日本精機株式会社
車外表示装置
2か月前
日本精機株式会社
運転支援装置
3か月前
個人
自動車外部装着用しめ飾り
1か月前
エムケー精工株式会社
洗車装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
ダイハツ工業株式会社
車両
2か月前
株式会社SUBARU
車両
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
16日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
ダイハツ工業株式会社
車両
2か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
23日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
29日前
エムケー精工株式会社
車両処理装置
2か月前
豊田合成株式会社
車両
3か月前
スズキ株式会社
車両制御装置
4か月前
ダイハツ工業株式会社
バッグ
1か月前
株式会社コーワ
フィルター清掃装置
2か月前
豊田合成株式会社
車両
3か月前
東レ株式会社
車両用部材の補強方法
9日前
日本化薬株式会社
ガス発生器
2か月前
ダイハツ工業株式会社
搭載構造
2か月前
個人
ブレーキ踏み間違い救済システム
3か月前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
2か月前
ダイハツ工業株式会社
車両構造
22日前
トヨタ自動車株式会社
搬送装置
24日前
続きを見る