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公開番号2024097691
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-19
出願番号2023001336
出願日2023-01-06
発明の名称車両の座席装置
出願人個人
代理人個人,個人
主分類B60N 2/30 20060101AFI20240711BHJP(車両一般)
要約【課題】小型自動車の後部をアウトドアで使うには後ろ座席を床から離し収納すると、平らな床は利用度が高まり使い勝手がよくなる。これまで災害時に車の中で過ごした事例が有り、小型自動車でも災害時は一時的に避難場所として使うには、後ろ座席を移動し収納する技術が望まれている。
【解決手段】上記目的を達成するために本発明に係る座席装置は、自動車のフレームに取付けた左右の昇降ガイドに添って上下する座席フレームに座席を取付けたもので、ウィンチのワイヤーで巻取り座席フレームを上下し、座席を上方に収納し平面な床を作り、人が横になれるスペースが作れるようにした。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の内側フレームの両側部に昇降ガイドを設け、この昇降ガイドに沿って案内される座席フレームを有し、当該座席フレームには座席を保持させるとともに昇降ガイドに沿って前記座席フレームを移動させるアクチュエータを設けたことを特徴とする車両の座席装置。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記アクチュエータはウィンチであり、ウィンチから繰り出されるワイヤーを昇降ガイドの上端から座席フレームに連結させてなることを特徴とする請求項1に記載の車両の座席装置。
【請求項3】
前記ウィンチはモータ若しくは手動で回転されるドラムを介してワイヤーを巻き取り可能としてなることを特徴とする請求項2に記載の車両の座席装置。
【請求項4】
前記昇降ガイドはねじシャフトとし、前記座席フレームにはその螺合部を設け、ねじシャフトをモータ若しくは手動により回転駆動させることを特徴とする請求項1に記載の車両の座席装置。
【請求項5】
前記座席は個別シートとされていることを特徴とする請求項1に記載の車両の座席装置。
【請求項6】
前記座席はベンチシートとされていることを特徴とする請求項1に記載の車両の座席装置。
【請求項7】
前記昇降ガイドを後方に傾斜したのを特徴とする請求項1から6のいずれかに1項に記載の車両の座席装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車の座席に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
今日、アウトドアで時間を過ごす人が多くなっているが小型自動車の後部は、後ろ座席が殆どの面積を占めており、自由に使えるスペースは限られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭50-063619
実全昭61-024328
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
小型自動車の後部をアウトドアで使うには後ろ座席を床から離し、平らな床は利用度が高まり、使い勝手がよくなる。これまで災害時に車の中で過ごした事例が有り、小型自動車でも一時的に避難場所として使うには、後ろ座席を移動し平らな床にする技術が望まれている。
しかし、従来は後部座席をいかに平らにするかを命題としており、十分に活用されているとは言い難いものであった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明に係る車両の座席装置は、車両の内側フレームの両側部に昇降ガイドを設け、この昇降ガイドに沿って案内される座席フレームを有し、当該座席フレームには座席を保持させるとともに昇降ガイドに沿って前記座席フレームを移動させるアクチュエータを設けたことを特徴とする。
【0006】
前記アクチュエータはウィンチであり、ウィンチから繰り出されるワイヤーを昇降ガイドの上端から座席フレームに連結させてなることを特徴ととしている。
前記ウィンチはモータ若しくは手動で回転されるドラムを介してワイヤーを巻き取り可能としてなる。
【0007】
前記昇降ガイドはねじシャフトとし、前記座席フレームにはその螺合部を設け、ねじシャフトをモータ若しくは手動により回転駆動させるようにしてもよい。
前記座席は個別シートとされ、またはベンチシートとされている。
前記昇降ガイドを後方に傾斜した構成としても良い。
【発明の効果】
【0008】
本発明の車両の座席装置は、後ろ座席を使わない時は昇降レールに添って上方に収納されるので平らな床となり後ろ座席の設置場所を有効活用が出来る。また、本発明の車両の座席装置は緊急避難の時、後ろ座席を上方に収納されるので後ろ座席の設置場所に人が横になれるスペースが作れる。また、本発明の車両の座席装置はウォームギヤを用い手動で上下しブレーキが不要であり、誤動作が起きない、子供が誤って挟まれる事も無い安全な、座席装置である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る自動車側面からの一部想像の構成図である。
実施形態に係る自動車後方からの座席装置の構成図である。
実施形態に係る座席フレーム、ワイヤーの一部カットした構成図である。
実施形態に係るワイヤー、ウィンチを上からの一部カットの構成図である。
実施形態の手動で駆動するウィンチの平面図である。
図5の側面図である。
電動機を用いた変形例に係るウィンチ平面図である。
電動機で駆動するボールネジを用いた一部カットの正面構成図である。
手動で駆動するボールネジを用いた実施例の一部カットの構成図である。
座部を折りたたみ収納した側面構成図である。
昇降レールを後方に傾斜した側面構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明に係る車両の座席装置を、図面を参照して、詳細に説明する。なお、図示の例は、一つの実施例に過ぎず、技術思想が同じ限り、他の変形例を含むものである。
(【0011】以降は省略されています)

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