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公開番号2025017161
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-05
出願番号2023120087
出願日2023-07-24
発明の名称乗員保護装置
出願人豊田合成株式会社
代理人個人
主分類B60R 21/18 20060101AFI20250129BHJP(車両一般)
要約【課題】膨張完了時のエアバッグによって、乗員を必要以上に押圧することを抑制可能な乗員保護装置を提供すること。
【解決手段】車両のシートに搭載される乗員保護装置。折り畳まれた状態で、シートベルトにおけるベルト本体8に取り付けられるとともに、インフレーターの作動時に、インフレーターから吐出される膨張用ガスを内部に流入させて前方に突出しつつ、シートに着座している乗員を保護するように膨張可能とされる構成のエアバッグ25を、備える。エアバッグが、連結部材47を介して、ベルト本体側に取り付けられている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
車両のシートに搭載されて、
シートベルトと、
インフレーターと、
折り畳まれた状態で、前記シートベルトにおけるベルト本体に取り付けられるとともに、前記インフレーターの作動時に、前記インフレーターから吐出される膨張用ガスを内部に流入させて前方に突出しつつ、前記シートに着座している乗員を保護するように膨張可能とされる構成のエアバッグと、
を備える構成の乗員保護装置において、
前記エアバッグが、連結部材を介して、前記ベルト本体側に取り付けられていることを特徴とする乗員保護装置。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
前記エアバッグが、前記シートベルトにおいて、装着時に、前記シートに着座している乗員の腰部を拘束するラップベルトに、配置されていることを特徴とする請求項1に記載の乗員保護装置。
【請求項3】
前記エアバッグが、内部に膨張用ガスを流入させて膨張するバッグ本体と、前記ベルト本体を挿通可能とされるベルトループ部と、を備える構成とされ、
前記連結部材が、前記バッグ本体と前記ベルトループ部とを連結するように、配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の乗員保護装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のシートに搭載される乗員保護装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両のシートに搭載される乗員保護装置としては、シートベルトにおけるベルト本体に、折り畳まれたエアバッグを取り付ける構成として、インフレーターの作動時に、インフレーターから吐出される膨張用ガスを内部に流入させて、前方に突出するように膨張するエアバッグによって、シートに着座している乗員を保護する構成のものがあった(例えば、特許文献1参照)。具体的には、従来の乗員保護装置では、エアバッグを、シートベルトにおいて、装着時に乗員の腰部を拘束するラップベルトに、配設させていた。さらに具体的には、従来の乗員保護装置では、エアバッグは、膨張完了時の後端下面側に配設されるベルトループ部をベルト本体に挿通させることにより、ベルト本体に取り付けられる構成であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-160414公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この従来の乗員保護装置では、エアバッグは、インフレーターから吐出される膨張用ガスを内部に流入させて、前上方に突出しつつ、膨張を完了させる構成であった。しかしながら、従来の乗員保護装置では、エアバッグの膨張完了時に、内部に膨張用ガスを流入させて膨張しているエアバッグの一部(詳細には、後下端側の領域)が、乗員を拘束しているベルト本体に、隣接して配置されていることから、膨張を完了させたエアバッグによって乗員を受け止める際に、このベルト本体に隣接して配置される部位によって、乗員を必要以上に押圧してしまう場合があり、このような不必要な押圧を抑制することに、改善の余地があった。
【0005】
本発明は、上述の課題を解決するものであり、膨張完了時のエアバッグによって、乗員を必要以上に押圧することを抑制可能な乗員保護装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る乗員保護装置は、車両のシートに搭載されて、
シートベルトと、
インフレーターと、
折り畳まれた状態で、シートベルトにおけるベルト本体に取り付けられるとともに、インフレーターの作動時に、インフレーターから吐出される膨張用ガスを内部に流入させて前方に突出しつつ、シートに着座している乗員を保護するように膨張可能とされる構成のエアバッグと、
を備える構成の乗員保護装置において、
エアバッグが、連結部材を介して、ベルト本体側に取り付けられていることを特徴とする。
【0007】
本発明の乗員保護装置では、エアバッグの膨張完了時に、エアバッグとベルト本体との間に、連結部材が介在されることとなり、換言すれば、乗員を拘束しているベルト本体と、膨張したエアバッグと、の間に、連結部材の長さ分の隙間が生じるような態様となる。すなわち、本発明の乗員保護装置では、エアバッグの膨張完了時に、乗員と膨張したエアバッグとの間に、連結部材の長さ分の隙間を設けることができることから、膨張したエアバッグによる乗員の受止時に、エアバッグが、乗員を必要以上に押圧することを、抑制することができる。
【0008】
したがって、本発明の乗員保護装置では、膨張完了時のエアバッグによって、乗員を必要以上に押圧することを抑制できる。
【0009】
また、本発明の乗員保護装置において、エアバッグを、シートベルトにおいて、装着時に、シートに着座している乗員の腰部を拘束するラップベルトに、配置させる構成とすれば、膨張完了時のエアバッグが、ラップベルトを装着している乗員の腹部付近の部位を、必要以上に押圧することを、抑制することができて、好ましい。
【0010】
さらに、上記構成の乗員保護装置において、エアバッグを、内部に膨張用ガスを流入させて膨張するバッグ本体と、ベルト本体を挿通可能とされるベルトループ部と、を備える構成とし、
連結部材を、バッグ本体とベルトループ部とを連結するように、配設させる構成とすることが、好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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