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公開番号2025071893
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2023182312
出願日2023-10-24
発明の名称ボタン型電池
出願人豊田合成株式会社
代理人弁理士法人平田国際特許事務所
主分類H02J 50/20 20160101AFI20250430BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】受電効率を向上させることができるボタン型電池を提供する。
【解決手段】このボタン型電池1は、負電極である負電極筐体2と、底部30、及び正電極であって底部30から立ち上がった側部31を有する正電極筐体3と、負電極筐体2と正電極筐体3により形成される内部空間10に配置された充電体4と、正電極筐体3の底部30の外面301に配置され、充電体4に対する非接触給電のために送電装置9から送信された電力伝送信号を受信するアンテナ部5と、を備えて概略構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
負電極である第1の筐体と、
底部、及び正電極であって前記底部から立ち上がった側部を有する第2の筐体と、
前記第1の筐体と前記第2の筐体により形成される内部空間に配置された充電体と、
前記第2の筐体の前記底部の外面に配置され、前記充電体に対する非接触給電のために送電装置から送信された電力伝送信号を受信するアンテナ部と、
を備えたボタン型電池。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記アンテナ部は、放射状に配置された複数のアンテナを有する、
請求項1に記載のボタン型電池。
【請求項3】
前記アンテナ部は、第1の面、及び前記第1の面の反対の面である第2の面を有する基体を有し、
第1の面に第1のアンテナ、及び前記第2の面に第2のアンテナを有する、
請求項1に記載のボタン型電池。
【請求項4】
前記第1のアンテナは、線形状を有して同じ方向に並び、
前記第2のアンテナは、線形状を有し、前記第1のアンテナと交差するように、同じ方向に並ぶ、
請求項3に記載のボタン型電池。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ボタン型電池に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来の技術として、正極缶及び負極缶の組立体からなる金属ケースと、給電装置から供給される電力を非接触で受電することにより交流電力を生成する受電コイルと、受電コイルにより生成される交流電力を直流電力に変換する電力変換部と、電力変換部により生成される直流電力に基づき充電を行うと共に、放電により正極缶及び負極缶の間に電位差を設ける蓄電部と、を備えたボタン型電池が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
このボタン型電池は、受電コイル、電力変換部及び蓄電部が金属ケースの内部に収容されている。そのため、正極缶及び負極缶の少なくとも一方の底面には、電極として機能する電極部と、電極部の間に形成され、電磁的に透過な電磁透過部と、が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-171010号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来のボタン型電池は、金属ケースの中に受電コイルがあるので、電磁透過部が形成されていても電極部によって、給電装置から供給される電力の受電が妨げられ、受電効率が低下する。
【0006】
従って本発明の目的は、受電効率を向上させることができるボタン型電池を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、負電極である第1の筐体と、底部、及び正電極であって底部から立ち上がった側部を有する第2の筐体と、第1の筐体と第2の筐体により形成される内部空間に配置された充電体と、第2の筐体の底部の外面に配置され、充電体に対する非接触給電のために送電装置から送信された電力伝送信号を受信するアンテナ部と、を備えたボタン型電池を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、受電効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1(a)は、ボタン型電池の断面図の一例であり、図1(b)は、ボタン型電池のホルダの一例を示す図である。
図2は、ボタン型電池と送電装置のブロック図の一例である。
図3(a)は、アンテナ部の一例を示す図であり、図3(b)は、図3(a)のII(b)-II(b)線で切断した断面を矢印方向から見たアンテナ部の断面図の一例であり、図3(c)は、変形例に係るアンテナ部の一例を示す断面図である。
図4(a)は、アンテナが放射状に配置された一例を示す図であり、図4(b)は、アンテナが第1の面と第2の面とで異なるパターンとなる一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施の形態の要約)
実施の形態に係るボタン型電池は、負電極である第1の筐体と、底部、及び正電極であって底部から立ち上がった側部を有する第2の筐体と、第1の筐体と第2の筐体により形成される内部空間に配置された充電体と、第2の筐体の底部の外面に配置され、充電体に対する非接触給電のために送電装置から送信された電力伝送信号を受信するアンテナ部と、を備えて概略構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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