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公開番号
2024179557
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023098494
出願日
2023-06-15
発明の名称
車両構造
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
個人
主分類
B60R
7/06 20060101AFI20241219BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両の慣性に伴ってケーブルが抜けることを抑制し易い車両構造を提供する。
【解決手段】車室内に向かって開口する開口部を有するボックス部と、前記開口部を開閉する蓋部と、を有する収納ボックスを備え、前記ボックス部は、ケーブルを介して携帯機器に接続される端子を露出させる孔部を有し、前記開口部と前記蓋部の少なくとも一方は、前記蓋部を閉じた状態で互いに向かい合う領域に前記ボックス部の内部空間と外部空間とを連通する貫通孔を形成する切欠部を有している、車両構造。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車室内に向かって開口する開口部を有するボックス部と、前記開口部を開閉する蓋部と、を有する収納ボックスを備え、
前記ボックス部は、ケーブルを介して携帯機器に接続される端子を露出させる孔部を有し、
前記開口部と前記蓋部の少なくとも一方は、前記蓋部を閉じた状態で互いに向かい合う領域に前記ボックス部の内部空間と外部空間とを連通する貫通孔を形成する切欠部を有している、
車両構造。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
車両の前方に設けられたインストルメントパネルを更に備え、
前記インストルメントパネルは、前記前方に凹むことで前記車両の後方に開口するように設けられるトレー部を有し、
前記収納ボックスは、前記開口部が前記後方に向かって開口するように前記インストルメントパネルにおける前記トレー部の上方に設けられており、
前記外部空間は、前記トレー部の収納空間である、請求項1に記載の車両構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車室内に向かって開口する開口部を有するボックス部と、開口部を開閉する蓋部とを有する収納ボックスを備える車両構造に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両の前方のインストルメントパネルと、インストルメントパネルに回動自在に設けられた収納ボックスと、インストルメントパネルの収納ボックスよりも上方に設けられた複数の接続端子とを備える車両が開示されている。回動自在に設けられた収納ボックスは、インストルメントパネルの内部に格納される格納位置と、インストルメントパネルから車室側に引き出される引き出し位置とをとる。収納ボックスは、上方に向かって開口する開口部を有する。開口部の後縁部は、左方から右方に向かって順に左方の突出部、左方の凹部、中央の把持部、右方の凹部、および右方の突出部を有する。左方の突出部と右方の突出部とは、上方に向かって突出する。中央の把持部は、前方かつ上方に向かって斜めに突出する。左方の凹部は、左方の突出部と中央の把持部とによって構成されている。右方の凹部は、右方の突出部と中央の把持部とによって構成されている。複数の接続端子の各々は、収納ボックスの内部に収納した複数の携帯機器の各々から延びて上記開口部から収納ボックスの外部に引き出された複数のケーブルの各々が接続される。複数のケーブルは、互いに絡み合うことがないように、左方の凹部と右方の凹部とに分けて配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-125043号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、左方の凹部と右方の凹部とが開口していて互いにつながっているため、車両の慣性に伴ってケーブルが凹部の内部から外部に抜けるおそれがある。
【0005】
本発明の目的の一つは、車両の慣性に伴ってケーブルが抜けることを抑制し易い車両構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の一態様に係る車両構造は、
車室内に向かって開口する開口部を有するボックス部と、前記開口部を開閉する蓋部と、を有する収納ボックスを備え、
前記ボックス部は、ケーブルを介して携帯機器に接続される端子を露出させる孔部を有し、
前記開口部と前記蓋部の少なくとも一方は、前記蓋部を閉じた状態で互いに向かい合う領域に前記ボックス部の内部空間と外部空間とを連通する貫通孔を形成する切欠部を有している。
【0007】
(2)上記(1)の車両構造において、
車両の前方に設けられたインストルメントパネルを更に備え、
前記インストルメントパネルは、前記前方に凹むことで前記車両の後方に開口するように設けられるトレー部を有し、
前記収納ボックスは、前記開口部が前記後方に向かって開口するように前記インストルメントパネルにおける前記トレー部の上方に設けられており、
前記外部空間は、前記トレー部の収納空間であってもよい。
【発明の効果】
【0008】
上記(1)の車両構造は、端子に接続したケーブルを貫通孔を通して収納部の内部空間から外部空間に引き出すことができる。上記(1)の車両構造は、貫通孔に通されたケーブルは貫通孔を構成する開口部と蓋部とによって囲まれているため、車両の慣性に伴ってケーブルが切欠部の内部から外部に抜け難い。
【0009】
上記(2)の車両構造では、開口部が切欠部を有する場合、切欠部は蓋部、即ち車両の後方に向かって開口しているものの、蓋部によって覆われている。上記(2)の車両構造では、蓋部が切欠部を有する場合、切欠部は開口部、即ち車両の前方に向かって開口しているものの、開口部によって覆われている。そのため、いずれの場合であっても、切欠部は、車両の後方からは見え難い。即ち、切欠部は、シートに着座した乗員から見え難い。よって、上記(2)の車両構造は、見栄えがよい。上記(2)の車両構造に対して、特許文献1では、左方の突出部、中央の把持部、および右方の突出部が乗員から見えるため、見栄えが悪い。また、上記(2)の車両構造は、収納ボックスの下方にトレー部が設けられていて貫通孔が収納ボックスの内部空間とトレー部の収納空間とに連通している。そのため、上記(2)の車両構造は、貫通孔に通されたケーブルの余長部分、およびケーブルにつながれた携帯機器をトレー部に容易に配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態の車両構造の概略を示す全体斜視図である。
図2は、実施形態の車両構造に備わるボックス部の開口部が蓋部によって閉じられた状態の概略を示す拡大斜視図である。
図3は、実施形態の車両構造に備わるボックス部の開口部が蓋部によって開かれた状態の概略を示す拡大斜視図である。
図4は、図2のIV-IV断面図である。
図5は、実施形態の車両構造に設けられた貫通孔を下方から見た状態を示す下面図である。
図6は、実施形態の車両構造に設けられた切欠部を下方から見た状態を示す下面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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