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公開番号2024177747
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-24
出願番号2023096064
出願日2023-06-12
発明の名称車載表示装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類B60K 35/23 20240101AFI20241217BHJP(車両一般)
要約【課題】簡潔な構成で、フロントガラスの表示光を受ける領域の曇り止めを行うことができる車載表示装置を提供する。
【解決手段】車載表示装置100は、車両1のダッシュボード2の中に位置し、画像を表す表示光Lを発する表示器10と、表示器10を覆うカバーガラス30と、表示器10から発せられ、カバーガラス30を透過してフロントガラス3に向かう表示光Lを通過させる筒状体20と、を備える。筒状体20には、デフロスター50による風であるデフロスター風Dを筒状体20の中に送る送風口21aが形成されている。カバーガラス30は、送風口21aから筒状体20の中へ送られたデフロスター風Dを受ける傾斜面31を有し、傾斜面31によってデフロスター風Dをフロントガラス3に向けて案内する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両のダッシュボードの中に位置し、画像を表す表示光を発する表示器と、
前記表示器を覆うカバーガラスと、
前記表示器から発せられ、前記カバーガラスを透過して前記車両のフロントガラスに向かう前記表示光を通過させる筒状体と、を備え、
前記筒状体には、デフロスターによる風であるデフロスター風を前記筒状体の中に送る送風口が形成され、
前記カバーガラスは、前記送風口から前記筒状体の中へ送られた前記デフロスター風を受ける傾斜面を有し、前記傾斜面によって前記デフロスター風を前記フロントガラスに向けて案内する、
車載表示装置。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
前記傾斜面は、前記送風口の側に位置する第1端部と、前記第1端部よりも前記車両の前側に位置する第2端部と、を有し、前記第1端部よりも前記第2端部のほうが上方に位置するように傾斜し、
前記筒状体には、前記カバーガラスの前記第2端部を覆うエッジカバー部が設けられている、
請求項1に記載の車載表示装置。
【請求項3】
前記送風口の下端は、前記送風口の上端よりも後方に位置する、
請求項1又は2に記載の車載表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車載表示装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
車載表示装置として、例えば特許文献1には、車両のダッシュボードの中に設けられ、車両のフロントガラスに向けて画像を表す表示光を発することで、運転者等のユーザに当該画像を視認させる装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平3-62085号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の車載表示装置では、ダッシュボードにおいて、表示光が発せられる開口の位置を避けた位置に、デフロスターによる風をフロントガラスに送る送風口を設ける必要があった。しかしながら、この構造では、フロントガラスの表示光を受ける領域の曇り止めを充分に行うことができない虞がある。
【0005】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、簡潔な構成で、フロントガラスの表示光を受ける領域の曇り止めを行うことができる車載表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係る車載表示装置は、
車両のダッシュボードの中に位置し、画像を表す表示光を発する表示器と、
前記表示器を覆うカバーガラスと、
前記表示器から発せられ、前記カバーガラスを透過して前記車両のフロントガラスに向かう前記表示光を通過させる筒状体と、を備え、
前記筒状体には、デフロスターによる風であるデフロスター風を前記筒状体の中に送る送風口が形成され、
前記カバーガラスは、前記送風口から前記筒状体の中へ送られた前記デフロスター風を受ける傾斜面を有し、前記傾斜面によって前記デフロスター風を前記フロントガラスに向けて案内する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、簡潔な構成で、フロントガラスの表示光を受ける領域の曇り止めを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る車載表示装置の車両への搭載態様を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の一実施形態について図面を参照して説明する。
【0010】
本実施形態に係る車載表示装置100は、図1に示すように、車両1のダッシュボード2(インストルメントパネルを含む)に設けられ、車両1のフロントガラス3(ウインドシールド)の下端領域に設けられたセラミック形成部3aに向けて画像を表す光(以下、表示光L)を発する。
(【0011】以降は省略されています)

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