TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025053848
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023162918
出願日2023-09-26
発明の名称位置検出装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類G01B 7/00 20060101AFI20250331BHJP(測定;試験)
要約【課題】構成に係る部品点数を減らすことができる位置検出装置を提供する。
【解決手段】位置検出装置は、操作部が操作されることに応じて変位する磁石ユニット2と、第1磁気検出素子4a及び第2磁気検出素子4bが実装された回路基板4と、第1磁気検出素子4aと第2磁気検出素子4bの少なくともいずれかの出力に基づき操作部のポジションを検出する検出部と、を備える。磁石ユニット2は、回路基板4の厚み方向に着磁され、互いに磁極の配置が反対である第1磁石部2a及び第2磁石部2bを含む。磁石ユニット2が形成する磁界であって、第1磁気検出素子4aが検出する第1磁界の向きは、操作部が複数のポジションのそれぞれにある場合で異なる。磁石ユニット2が形成する磁界であって、第2磁気検出素子4bが検出する第2磁界の向きは、操作部が複数のポジションのそれぞれにある場合で異なる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
予め定められた複数のポジションを含む操作経路に沿って操作される操作部と、
前記操作部が操作されることに応じて変位する磁石ユニットと、
前記磁石ユニットによる磁束密度に応じた検出信号をそれぞれ出力する第1磁気検出素子及び第2磁気検出素子が実装され、前記磁石ユニットと対向する回路基板と、
前記第1磁気検出素子と前記第2磁気検出素子の少なくともいずれかの出力に基づき、前記操作部が前記複数のポジションのうち、いずれのポジションにあるかを検出する検出部と、を備え、
前記磁石ユニットは、前記回路基板に沿って並ぶ第1磁石部及び第2磁石部を含み、
前記第1磁石部と前記第2磁石部とは、それぞれ前記回路基板の厚み方向に着磁され、互いに磁極の配置が反対であり、
前記磁石ユニットが形成する磁界であって、前記第1磁気検出素子が検出する第1磁界の向きは、前記操作部が前記複数のポジションのそれぞれにある場合で異なり、
前記磁石ユニットが形成する磁界であって、前記第2磁気検出素子が検出する第2磁界の向きは、前記操作部が前記複数のポジションのそれぞれにある場合で異なる、
位置検出装置。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
前記第1磁界の向きと前記第2磁界の向きは、前記操作部が前記複数のポジションのそれぞれにある場合で異なる、
請求項1に記載の位置検出装置。
【請求項3】
前記複数のポジションは、
前記第1磁界を特定の向きとする前記操作部のポジションである第1ポジションと、
前記第2磁界を前記第1磁界と同じ向きとする前記操作部のポジションであって、前記第1ポジションと異なる第2ポジションと、を含む、
請求項1又は2に記載の位置検出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、位置検出装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来の位置検出装置として、例えば特許文献1には、磁石の磁場変化を検出する複数の検出素子を用い、操作経路内を操作される操作部材のポジションを検出するポジションセンサが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-45190号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の装置は、4つ又は5つのポジションを検出するために6つもの検出素子を用いており、構成に係る部品点数が多い。
【0005】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、構成に係る部品点数を減らすことができる位置検出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係る位置検出装置は、
予め定められた複数のポジションを含む操作経路に沿って操作される操作部と、
前記操作部が操作されることに応じて変位する磁石ユニットと、
前記磁石ユニットによる磁束密度に応じた検出信号をそれぞれ出力する第1磁気検出素子及び第2磁気検出素子が実装され、前記磁石ユニットと対向する回路基板と、
前記第1磁気検出素子と前記第2磁気検出素子の少なくともいずれかの出力に基づき、前記操作部が前記複数のポジションのうち、いずれのポジションにあるかを検出する検出部と、を備え、
前記磁石ユニットは、前記回路基板に沿って並ぶ第1磁石部及び第2磁石部を含み、
前記第1磁石部と前記第2磁石部とは、それぞれ前記回路基板の厚み方向に着磁され、互いに磁極の配置が反対であり、
前記磁石ユニットが形成する磁界であって、前記第1磁気検出素子が検出する第1磁界の向きは、前記操作部が前記複数のポジションのそれぞれにある場合で異なり、
前記磁石ユニットが形成する磁界であって、前記第2磁気検出素子が検出する第2磁界の向きは、前記操作部が前記複数のポジションのそれぞれにある場合で異なる。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、構成に係る部品点数を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る位置検出部の概略斜視図と一部構成の分解斜視図とを併記した図。
同実施形態に係る操作経路の構成例を示す図。
同実施形態に係る磁石ユニットの構成例を主に示す図。
同実施形態に係る第1スロット及び第2スロットを説明するための概念図。
変形例に係る第1スロット及び第2スロットを説明するための概念図。
同変形例に係る第1スロット及び第2スロットを説明するための概念図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の一実施形態について図面を参照して説明する。
【0010】
位置検出装置は、図1に示すように、操作部1と、磁石ユニット2と、磁石ユニット2を保持するホルダ3と、第1磁気検出素子4a及び第2磁気検出素子4bが実装された回路基板4と、ガイド部材5と、カバー6aと、ケーシング6bと、検出部7と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

日本精機株式会社
ケース
5日前
日本精機株式会社
表示装置
5日前
日本精機株式会社
位置検出装置
6日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
5日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
3日前
日本精機株式会社
表示制御装置、表示装置、及び表示制御方法
10日前
日本精機株式会社
表示制御装置、表示装置、及び表示制御方法
10日前
日本精機株式会社
ミラーユニット及びヘッドアップディスプレイ装置
5日前
日本精機株式会社
シート用振動伝達装置、シート用振動制御装置、振動伝達シート、及び振動伝達装置の制御方法
3日前
個人
通電検査装置
10日前
日本精機株式会社
位置検出装置
6日前
東レ株式会社
シート状物の検査方法
4日前
エイブリック株式会社
電流検出回路
3日前
株式会社ハシマ
検針機
9日前
株式会社チノー
放射光測温装置
3日前
東ソー株式会社
自動分析装置及び方法
6日前
株式会社 キョーワ
食品搬送装置
3日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
3日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
3日前
富士電機株式会社
エンコーダ
4日前
日本碍子株式会社
ガスセンサ
3日前
株式会社ヨコオ
シートコンタクタ
6日前
TDK株式会社
温度センサ
4日前
スタンレー電気株式会社
車両前方視認装置
9日前
本田技研工業株式会社
物体検出装置
9日前
シチズンファインデバイス株式会社
圧力検出装置
3日前
本田技研工業株式会社
物体検出装置
9日前
ダイハツ工業株式会社
凹部の深さ測定方法
9日前
オムロン株式会社
光電センサ
3日前
スタンレー電気株式会社
車両前方視認装置
9日前
シチズンファインデバイス株式会社
圧力検出装置
3日前
株式会社ミツバ
モータ制御装置
3日前
旭光電機株式会社
電気的特性提供装置
3日前
TDK株式会社
センサデバイス
3日前
JRCモビリティ株式会社
充電用温度判定回路
6日前
セイコーエプソン株式会社
干渉計
6日前
続きを見る