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公開番号2025086609
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-09
出願番号2023200701
出願日2023-11-28
発明の名称組合せ計量装置
出願人大和製衡株式会社
代理人個人
主分類G01G 19/387 20060101AFI20250602BHJP(測定;試験)
要約【課題】挟み込み残留なく被計量物を確実に計量コンベヤから排出できるようにする。
【解決手段】複数台の計量コンベヤ2を並列配備し、組合せ演算によって選択された計量コンベヤ2の被計量物を集合用装置1へ搬出するよう構成した組合せ計量装置において、計量コンベヤ2を構成するコンベヤベルト14の終端部下方に、ベルト外周面に近接、あるいは、摺接するスクレーパ30を配備するとともに、コンベヤベルト14を正転での搬出作動後に逆転制御するよう構成してある。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
複数台の計量コンベヤを並列配備し、組合せ演算によって選択された計量コンベヤの被計量物を集合用装置へ搬出するよう構成した組合せ計量装置であって、
前記計量コンベヤを構成するコンベヤベルトの終端部下方に、ベルト外周面に近接、あるいは、摺接するスクレーパを配備するとともに、前記コンベヤベルトを正転での搬出作動後に逆転制御するよう構成してある、
ことを特徴とする組合せ計量装置。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記スクレーパの表面をエンボス加工面にしてある、
請求項1に記載の組合せ計量装置。
【請求項3】
前記スクレーパを、荷重計測部に対して脱着可能に支持した前記計量コンベヤのコンベヤフレームに取付けてある、
請求項3に記載の組合せ計量装置。
【請求項4】
複数台の前記計量コンベヤを横一列状に並列配備し、前記集合用装置を、計量コンベヤ群の終端部下方においてコンベヤ並列方向に沿って配備した集合コンベヤで構成してある、
請求項1ないし3のいずれか一項に記載の組合せ計量装置。
【請求項5】
前記集合コンベヤの側脇に、載置搬送される被計量物の外側方への逸脱を防止する搬送ガイドを立設し、前記スクレーパを前記ガイドの搬送径路側に臨設配備してある、
請求項4に記載の組合せ計量装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ベルトコンベヤからなる複数台の計量コンベヤを用いて組合せ計量を行うよう構成した組合せ計量装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
組合せ計量装置において被計量物を直進搬送する際には、被計量物を載置して振動搬送する直進フィーダが多く用いられているが、粘着性のある煮汁やソースを絡ませた食品のように付着しやすい被計量物を処理する場合、直進フィーダでは円滑な搬送が困難となる。そこで、例えば、特許文献1に示されているように、ベルトコンベヤを用いた被計量物の搬送が行われることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-98000号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
付着しやすい被計量物をベルトコンベヤに載置して搬送する場合、搬送終端部からの被計量物の排出を確実に行うために、ベルトコンベヤの終端部下方に、ベルト搬送面に接近、あるいは、摺接するスクレーパを配備し、ベルト搬送面に付着して持ち回されようとする被計量物をスクレーパで掻き落とすことが一般的に行われる。
【0005】
しかしながら、例えば、ナムル用の豆付きモヤシのように、茹で上げられ、味醂等で味付けされた細長く柔軟で、かつ、粘着性のある被計量物を処理する場合、被計量物がスクレーパとベルト搬送面との間に挟み込み残留してしまい、挟み込み残留した分だけ排出量が少なくなってしまうことがある。
【0006】
本発明は、このような点に着目してなされたものであって、挟み込み残留なく被計量物を確実に計量コンベヤから排出して、精度高く組合せ計量することができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明では次のように構成している。
【0008】
(1)本発明は、複数台の計量コンベヤを並列配備し、組合せ演算によって選択された計量コンベヤの被計量物を集合用装置へ搬出するよう構成した組合せ計量装置であって、
前記計量コンベヤを構成するコンベヤベルトの終端部下方に、ベルト外周面に近接、あるいは、摺接するスクレーパを配備するとともに、前記コンベヤベルトを正転での搬出作動後に逆転制御するよう構成してある。
【0009】
この構成によると、被計量物の排出作動時に、コンベヤベルトに付着して持ち回され、ベルト搬送面とスクレーパとの間に挟み込まれても、コンベヤベルトの逆転によって挟み込みが解除されて落下排出され、計量コンベヤに残留することがない。
【0010】
従って、組合せ演算に基づいて選択された計量コンベヤの被計量物は全て排出され、精度の高い組合せ計量を行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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