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公開番号2025089704
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-16
出願番号2023204489
出願日2023-12-04
発明の名称ラベル色特定方法
出願人大同特殊鋼株式会社
代理人個人
主分類G01J 3/46 20060101AFI20250609BHJP(測定;試験)
要約【課題】外乱光があってもラベル色を正確に特定することが可能なラベル色特定方法を提供する。
【解決手段】対象物1に付着されたラベル2の色を特定するラベル色特定方法において、白色光Lのみで照明されている時のラベル2を撮像して得られるラベル画像の、青色輝度値を基準輝度値CLとし、白色光Lに加えて、任意の強度の青色外乱光Ldで照明されている時のラベル画像の青色成分輝度値、および前記ラベル2とともに青色外乱光Ldで照明されている時の色見本5の画像の青色成分輝度値を取得して、これら輝度値を説明変数Cxとしてそれぞれに未知の係数を回帰係数Aとして乗じた重回帰分析式を生成し、当該重回帰分析式の目的変数が基準輝度値CLに等しいとして各回帰係数Aの値を求めて、ラベル画像の、白色光Lのみで照明されている時の青色成分輝度値Cexを予測し、予測した青色成分輝度値Cexからラベル2の色を特定する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
対象物に付着されたラベルの色を特定するラベル色特定方法において、白色光のみで照明されている時の前記ラベルを撮像して得られるラベル画像の、三原色のうちの一色の輝度値を基準輝度値とし、白色光に加えて、任意の強度の前記一色の外乱光で照明されている時の前記ラベル画像の前記一色の輝度値、および前記ラベルとともに前記一色の外乱光で照明されている時の色見本の画像の前記一色の輝度値を取得して、これら輝度値を説明変数としてそれぞれに未知の係数を回帰係数として乗じた重回帰分析式を生成し、当該重回帰分析式の目的変数が前記基準輝度値に等しいとして前記各回帰係数の値を求めて、前記ラベル画像の、白色光のみで照明されている時の前記一色の輝度値を予測し、前記予測した輝度値から前記ラベルの色を特定するラベル色特定方法。
続きを表示(約 88 文字)【請求項2】
前記ラベル画像は前記ラベルの本体に所定の色を塗布した塗色部の画像であり、前記本体の画像の輝度値を併せて取得する請求項1に記載のラベル色特定方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は製品の判別のために当該製品に付着されるラベルの色を正確に特定する方法に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
製品の種類等を色分けによって即座に判別できるように、製品ごとに色分けされたラベルを自動貼り付け機で製品に貼り付けることが行われているが、自動貼り付け機の誤作動等によって誤った色のラベルが貼り付けられることがあるため、正しいラベルが貼り付けられているかを出荷前に自動で確認する工程が望まれている。
【0003】
なお、特許文献1では、白色校正板を用いて照明用ランプの劣化を検出し、劣化の程度に応じて色測定値を補正することによってボデー塗装色を特定する方法が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-99708
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上述のラベル色確認工程において、ラベルを照明する白色光以外の外乱光を完全に遮断することが難しく、外乱光の影響を受けてラベル色を正確に特定できないという問題があった。
【0006】
そこで、本発明はこのような課題を解決するもので、外乱光があってもラベル色を正確に特定することが可能なラベル色特定方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本第1発明では、対象物(1)に付着されたラベル(2)の色を特定するラベル色特定方法において、白色光(L)のみで照明されている時の前記ラベル(2)を撮像して得られるラベル画像の、三原色のうちの一色の輝度値を基準輝度値(CL)とし、白色光(L)に加えて、任意の強度の前記一色の外乱光(Ld)で照明されている時の前記ラベル画像の前記一色の輝度値、および前記ラベル(2)とともに前記一色の外乱光で照明されている時の色見本(5)の画像の前記一色の輝度値を取得して、これら輝度値を説明変数(Cx)としてそれぞれに未知の係数を回帰係数(A)として乗じた重回帰分析式を生成し、当該重回帰分析式の目的変数が前記基準輝度値(CL)に等しいとして前記各回帰係数(A)の値を求めて、前記ラベル画像の、白色光(L)のみで照明されている時の前記一色の輝度値(Cex)を予測し、前記予測した輝度値(Cex)から前記ラベル(2)の色を特定する。
【0008】
本第1発明によれば、回帰係数の値が求められた重回帰分析式によって、白色光のみで照明されている時のラベル画像の、前記一色の輝度値を正確に予測して、これよりラベルの色を特定することができる。
【0009】
本第2発明では、前記ラベル画像は前記ラベル(2)の本体(21)に所定の色を塗布した塗色部(22)の画像であり、前記本体(21)の画像の輝度値を併せて取得する。
【0010】
本第2発明によれば、ラベルの塗色部の色にラベル本体の色が影響を与えている場合にも、その影響を排除して白色光のみで照明されている時の上記塗色部の輝度値を正確に予測することができ、これよりラベル塗色部の色を特定することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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