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公開番号
2025078343
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2023190832
出願日
2023-11-08
発明の名称
センサ
出願人
株式会社東芝
代理人
弁理士法人iX
主分類
G01N
27/22 20060101AFI20250513BHJP(測定;試験)
要約
【課題】特性を向上可能なセンサを提供する。
【解決手段】実施形態によれば、センサは、基体と、基体に固定された固定部と、素子部と、を含む。固定部は、第1配線固定部及び第1固定部を含む。素子部は、第1配線固定部に支持され第1配線を含む第1配線部と、第1固定部に支持された第1支持部材と、第1配線部及び第1支持部材と接続された第1中間部材と、第1中間部材と接続された可動部と、を含む。可動部は、第1配線と電気的に接続された第1可動導電層を含む。基体と素子部との間に第1間隙が設けられる。第1配線固定部から第1中間部材への第2方向は、基体から第1配線固定部への第1方向と交差する。第1配線部は、第1配線固定部と接続された第1部分と、第1部分と接続された第1中間部分と、第1中間部分と接続された第1他中間部分と、第1他中間部分と接続された第1他部分と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基体と、
前記基体に固定された固定部と、
素子部と、
を備え、
前記固定部は、第1配線固定部及び第1固定部を含み、
前記素子部は、
前記第1配線固定部に支持され第1配線を含む第1配線部と、
前記第1固定部に支持された第1支持部材と、
前記第1配線部及び前記第1支持部材と接続された第1中間部材と、
前記第1中間部材と接続された可動部であって、前記可動部は、前記第1配線と電気的に接続された第1可動導電層を含む、前記可動部と、
を含み、
前記基体と前記素子部との間に第1間隙が設けられ、
前記第1配線固定部から前記第1中間部材への第2方向は、前記基体から前記第1配線固定部への第1方向と交差し、
前記第1配線部は、
前記第1配線固定部と接続された第1部分と、
前記第1部分と接続された第1中間部分と、
前記第1中間部分と接続された第1他中間部分と、
前記第1他中間部分と接続された第1他部分と、
を含み、
前記第1中間部分から前記第1部分への方向は、前記第2方向に沿い、
前記第1中間部分から前記第1他中間部分への方向は、前記第1方向及び前記第2方向を含む平面と交差する第3方向に沿い、
前記第1他中間部分から前記第1他部分への方向は、前記第2方向に沿い、
前記第1他部分は、前記第1中間部材と接続された、センサ。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記第1中間部材から前記第1支持部材への方向は、前記第1方向と交差し、前記第2方向と交差した、請求項1に記載のセンサ。
【請求項3】
前記第1中間部材は、第1中間領域と、第1他中間領域と、を含み、
前記第1他中間領域は、前記第1中間領域と前記可動部との間にあり、
前記可動部は、前記第1他中間領域と接続され、
前記第1配線部及び前記第1支持部材は、前記第1中間領域と接続された、請求項1に記載のセンサ。
【請求項4】
前記基体に固定された固定電極をさらに備え、
前記素子部の周りの検出対象に応じて前記第1中間部材が変形し、
前記固定電極と前記第1可動導電層との間の電気容量が変化する、請求項1に記載のセンサ。
【請求項5】
前記第1中間部材は、第1中間部材層を含み、
前記第1中間部材層は、Pd及びPtよりなる群から選択された少なくとも1つを含む、請求項4に記載のセンサ。
【請求項6】
前記第1配線部の第1配線部ばね定数は、前記第1支持部材の第1支持部材ばね定数よりも小さい、請求項1~5のいずれか1つに記載のセンサ。
【請求項7】
前記第1配線固定部の少なくとも一部の前記第2方向における位置は、前記第1中間部分の前記第2方向における位置と、前記第1中間部材の前記第2方向における位置と、の間にある、請求項4に記載のセンサ。
【請求項8】
基体と、
前記基体に固定された固定部と、
素子部と、
を備え、
前記固定部は、第1配線固定部及び第1固定部を含み、
前記素子部は、
前記第1配線固定部に支持され第1配線を含む第1配線部と、
前記第1固定部に支持された第1支持部材と、
前記第1配線部及び前記第1支持部材と接続された第1中間部材と、
前記第1中間部材と接続された可動部であって、前記可動部は、前記第1配線と電気的に接続された第1可動導電層を含む、前記可動部と、
を含み、
前記基体と前記素子部との間に第1間隙が設けられ、
前記第1配線固定部から前記第1中間部材への第2方向は、前記基体から前記第1配線固定部への第1方向と交差し、
前記第1配線部は、
前記第1配線固定部と接続された第1部分と、
前記第1部分と接続された第1中間部分と、
前記第1中間部分と接続された第1他中間部分と、
前記第1他中間部分と接続された第1他部分と、
を含み、
前記第1部分から前記第1中間部分への方向は、前記第1方向及び前記第2方向を含む平面と交差する第3方向に沿い、
前記第1中間部分から前記第1他中間部分への方向は、前記第2方向に沿い、
前記第1他部分から前記第1他中間部分への方向は、前記第2方向に沿い、
前記第1他部分は、前記第1中間部材と接続され、
前記第1中間部材は、前記第1他部分と接続された第1接続領域を含み、
前記第3方向における前記第1接続領域の位置は、前記第3方向における前記第1部分の位置と、前記第3方向における前記第1他中間部分の位置と、の間にある、センサ。
【請求項9】
基体と、
前記基体に固定された固定部と、
素子部と、
を備え、
前記固定部は、第1配線固定部及び第1固定部を含み、
前記素子部は、
前記第1配線固定部に支持され第1配線を含む第1配線部と、
前記第1固定部に支持された第1支持部材と、
前記第1配線部及び前記第1支持部材と接続された可動部であって、前記可動部は、前記第1配線と電気的に接続された第1可動導電層を含む、前記可動部と、
を含み、
前記基体と前記素子部との間に第1間隙が設けられ、
前記第1配線固定部から前記可動部への第2方向は、前記基体から前記第1配線固定部への第1方向と交差し、
前記第1配線部は、
前記第1配線固定部と接続された第1部分と、
前記第1部分と接続された第1中間部分と、
前記第1中間部分と接続された第1他中間部分と、
前記第1他中間部分と接続された第1他部分と、
を含み、
前記第1中間部分から前記第1部分への方向は、前記第2方向に沿い、
前記第1中間部分から前記第1他中間部分への方向は、前記第1方向及び前記第2方向を含む平面と交差する第3方向に沿い、
前記第1他中間部分から前記第1他部分への方向は、前記第2方向に沿い、
前記第1他部分は、前記可動部と接続された、センサ。
【請求項10】
前記素子部の周りの検出対象に応じて前記可動部の温度状態が変化する、請求項9に記載のセンサ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、センサに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)構造を有するセンサにより、ガスなどが検出される。センサにおいて、特性の向上が望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-19147号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態は、特性を向上可能なセンサを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施形態によれば、センサは、基体と、前記基体に固定された固定部と、素子部と、を含む。前記固定部は、第1配線固定部及び第1固定部を含む。前記素子部は、前記第1配線固定部に支持され第1配線を含む第1配線部と、前記第1固定部に支持された第1支持部材と、前記第1配線部及び前記第1支持部材と接続された第1中間部材と、前記第1中間部材と接続された可動部と、を含む。前記可動部は、前記第1配線と電気的に接続された第1可動導電層を含む。前記基体と前記素子部との間に第1間隙が設けられる。前記第1配線固定部から前記第1中間部材への第2方向は、前記基体から前記第1配線固定部への第1方向と交差する。前記第1配線部は、前記第1配線固定部と接続された第1部分と、前記第1部分と接続された第1中間部分と、前記第1中間部分と接続された第1他中間部分と、前記第1他中間部分と接続された第1他部分と、を含む。前記第1中間部分から前記第1部分への方向は、前記第2方向に沿う。前記第1中間部分から前記第1他中間部分への方向は、前記第1方向及び前記第2方向を含む平面と交差する第3方向に沿う。前記第1他中間部分から前記第1他部分への方向は、前記第2方向に沿う。前記第1他部分は、前記第1中間部材と接続される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、第1実施形態に係るセンサを例示する模式的平面図である。
図2は、第1実施形態に係るセンサを例示する模式的断面図である。
図3は、第1実施形態に係るセンサを例示する模式的平面図である。
図4は、第1実施形態に係るセンサを例示する模式的平面図である。
図5は、第1実施形態に係るセンサを例示する模式的平面図である。
図6は、第1実施形態に係るセンサを例示する模式的平面図である。
図7は、第2実施形態に係るセンサを例示する模式的平面図である。
図8は、第3実施形態に係るセンサを例示する模式的平面図である。
図9は、第3実施形態に係るセンサを例示する模式的断面図である。
図10は、第3実施形態に係るセンサを例示する模式的平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るセンサを例示する模式的平面図である。
図2は、第1実施形態に係るセンサを例示する模式的断面図である。
図2は、図1のA1-A2線断面図である。
図1及び図2に示すように、実施形態に係るセンサ110は、基体50s、固定部20、及び、素子部10Aを含む。固定部20は、基体50sに固定される。この例では、センサ110は、固定電極51Eを含む。固定電極51Eは、基体50sに固定される。
【0009】
固定部20は、第1配線固定部31F及び第1固定部21Fを含む。素子部10Aは、第1配線部31P、第1支持部材21S、第1中間部材41、及び、可動部11Mを含む。第1配線部31Pは、第1配線固定部31Fに支持される。第1配線部31Pは、第1配線31Lを含む。第1支持部材21Sは、第1固定部21Fに支持される。第1中間部材41は、第1配線部31P及び第1支持部材21Sと接続される。可動部11Mは、第1中間部材41と接続される。可動部11Mは、第1可動導電層11Lを含む。第1可動導電層11Lは、第1配線31Lと電気的に接続される。
【0010】
図2に示すように、基体50sと素子部10Aとの間に第1間隙g1が設けられる。第1配線固定部31Fから第1中間部材41への第2方向D2は、基体50sから第1配線固定部31Fへの第1方向D1と交差する。
(【0011】以降は省略されています)
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