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公開番号
2025116975
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024011540
出願日
2024-01-30
発明の名称
ディスク装置
出願人
株式会社東芝
,
東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G11B
33/12 20060101AFI20250804BHJP(情報記憶)
要約
【課題】より多くの気体を吸着剤に吸着させることが可能なディスク装置を提供する。
【解決手段】一つの実施形態に係るディスク装置は、筐体と、保持部材と、吸湿ユニットと、吸着ユニットとを備える。前記筐体は、内部空間が設けられたベースと、前記ベースに取り付けられて前記内部空間を塞ぐカバーと、を有する。前記内部空間に、第1の気体が充填される。前記保持部材は、前記内部空間において前記ベースに取り付けられ、フレキシブルプリント回路板を保持する。前記吸湿ユニットは、水分を吸着するよう構成された吸湿剤と、前記吸湿剤を収容するとともに前記内部空間において前記カバーに取り付けられたケースと、を有する。前記吸着ユニットは、前記第1の気体と異なる第2の気体を吸着するよう構成された吸着剤を有し、前記内部空間のうち前記ケースの外で前記保持部材及び前記ケースのうち少なくとも一方に保持され、前記内部空間に露出される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内部空間が設けられたベースと、前記ベースに取り付けられて前記内部空間を塞ぐカバーと、を有し、前記内部空間に第1の気体が充填された、筐体と、
前記内部空間において前記ベースに取り付けられ、フレキシブルプリント回路板を保持する、保持部材と、
水分を吸着するよう構成された吸湿剤と、前記吸湿剤を収容するとともに前記内部空間において前記カバーに取り付けられたケースと、を有する吸湿ユニットと、
前記第1の気体と異なる第2の気体を吸着するよう構成された吸着剤を有し、前記内部空間のうち前記ケースの外で前記保持部材及び前記ケースのうち少なくとも一方に保持され、前記内部空間に露出された、吸着ユニットと、
を具備するディスク装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記内部空間に配置され、回転するよう構成された、磁気ディスク、
をさらに具備し、
前記吸着ユニットは、前記吸湿剤よりも前記磁気ディスクから離間した、
請求項1のディスク装置。
【請求項3】
前記保持部材は、前記ベースに取り付けられた第1の壁と、前記第1の壁から前記カバーに向かって延びる第2の壁と、を有し、
前記吸着ユニットは、前記第2の壁よりも前記磁気ディスクから離間した、
請求項2のディスク装置。
【請求項4】
前記内部空間は、前記磁気ディスクが配置された第1の空間と、前記吸着ユニットが配置された第2の空間と、前記第1の空間と前記第2の空間とを連通させる第1の通路と、前記第1の通路から離間するとともに前記第1の空間と前記第2の空間とを連通させる第2の通路と、を有する、
請求項2のディスク装置。
【請求項5】
前記吸着ユニットは、前記内部空間に露出された第1の面と、前記第1の面の反対側に位置するとともに前記内部空間に露出された第2の面と、を有し、
前記吸着剤は、前記第1の面を通じて前記第2の気体を吸着するとともに前記第2の面を通じて前記第2の気体を吸着するよう構成された、
請求項1乃至請求項4のいずれか一つのディスク装置。
【請求項6】
前記吸着ユニットは、前記吸着剤を覆うとともに通気性のある膜、を有し、
前記第1の面及び前記第2の面は、前記膜に設けられる、
請求項5のディスク装置。
【請求項7】
前記吸着ユニットは、前記ケースに取り付けられた、
請求項6のディスク装置。
【請求項8】
前記ケースは、前記吸湿剤を収容する収容部と、前記収容部から延びるとともに貫通孔が設けられた取付壁と、を有し、
前記吸着ユニットは、前記第1の面の反対側に位置する第3の面と、前記第3の面から突出する突出部と、を有し、
前記第1の面は、前記取付壁に取り付けられるとともに前記貫通孔を通じて前記内部空間に露出し、
前記第2の面は、前記突出部に設けられる、
請求項7のディスク装置。
【請求項9】
前記ケースは、前記吸湿剤を収容する収容部と、前記収容部から延びる取付壁と、を有し、
前記取付壁は、第4の面と、前記第4の面の反対側の第5の面と、を有し、前記第4の面及び前記第5の面に開口する貫通孔が設けられ、
前記吸着ユニットは、前記第4の面から突出するとともに前記第5の面から突出するように前記貫通孔に嵌められた、
請求項7のディスク装置。
【請求項10】
前記吸着剤は、互いに離間するとともに前記第2の気体を吸着するよう構成された複数の吸着体を有する、
請求項1乃至請求項4のいずれか一つのディスク装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、ディスク装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
ハードディスクドライブ(HDD)のようなディスク装置は、例えば、磁気ディスク、磁気ヘッド、及び吸着剤のような種々の部品と、当該部品を収容する筐体と、を有する。吸着剤は、筐体の内部の所定の気体を吸着することで、当該気体が磁気ヘッド上で凝固することを抑制し、磁気ディスク上における磁気ヘッドの浮上を安定させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許6008966号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
吸着剤は、例えば、磁気ディスクの回転によって生じる気流を受けるように、当該磁気ディスクの周囲に配置されることがある。しかし、磁気ディスクの周囲では、吸着剤のような部品を配置可能な空間は、小さい。このため、吸着剤は小さくなり、吸着剤が吸着できる気体の量が少なくなってしまうことがある。
【0005】
本発明が解決する課題の一例は、より多くの気体を吸着剤に吸着させることが可能なディスク装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一つの実施形態に係るディスク装置は、筐体と、保持部材と、吸湿ユニットと、吸着ユニットとを備える。前記筐体は、内部空間が設けられたベースと、前記ベースに取り付けられて前記内部空間を塞ぐカバーと、を有する。前記内部空間に、第1の気体が充填される。前記保持部材は、前記内部空間において前記ベースに取り付けられ、フレキシブルプリント回路板を保持する。前記吸湿ユニットは、水分を吸着するよう構成された吸湿剤と、前記吸湿剤を収容するとともに前記内部空間において前記カバーに取り付けられたケースと、を有する。前記吸着ユニットは、前記第1の気体と異なる第2の気体を吸着するよう構成された吸着剤を有し、前記内部空間のうち前記ケースの外で前記保持部材及び前記ケースのうち少なくとも一方に保持され、前記内部空間に露出される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1の実施形態に係るHDDを示す例示的な平面図である。
図2は、第1の実施形態のHDDの一部を図1のF2-F2線に沿って概略的に示す例示的な断面図である。
図3は、第1の実施形態のHDDの一部を示す例示的な斜視図である。
図4は、第2の実施形態に係るHDDの一部を示す例示的な斜視図である。
図5は、第2の実施形態のHDDの一部を概略的に示す例示的な断面図である。
図6は、第3の実施形態に係るHDDの一部を示す例示的な斜視図である。
図7は、第3の実施形態のHDDの一部を概略的に示す例示的な断面図である。
図8は、第4の実施形態に係るHDDの一部を示す例示的な斜視図である。
図9は、第4の実施形態のHDDの一部を概略的に示す例示的な断面図である。
図10は、第5の実施形態に係るHDDの一部を示す例示的な斜視図である。
図11は、第5の実施形態のHDDの一部を概略的に示す例示的な断面図である。
図12は、第6の実施形態に係るHDDの一部を示す例示的な斜視図である。
図13は、第6の実施形態のHDDの一部を概略的に示す例示的な断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第1の実施形態)
以下に、第1の実施形態について、図1乃至図3を参照して説明する。なお、本明細書において、実施形態に係る構成要素及び当該要素の説明が、複数の表現で記載されることがある。構成要素及びその説明は、一例であり、本明細書の表現によって限定されない。構成要素は、本明細書におけるものとは異なる名称でも特定され得る。また、構成要素は、本明細書の表現とは異なる表現によっても説明され得る。
【0009】
以下の説明において、「抑制する」は、例えば、事象、作用、若しくは影響の発生を防ぐこと、又は事象、作用、若しくは影響の度合いを低減させること、として定義される。また、以下の説明において、「制限する」は、例えば、移動若しくは回転を防ぐこと、又は移動若しくは回転を所定の範囲内で許容するとともに当該所定の範囲を超えた移動若しくは回転を防ぐこと、として定義される。
【0010】
図1は、第1の実施形態に係るハードディスクドライブ(HDD)10を示す例示的な平面図である。図2は、第1の実施形態のHDD10の一部を図1のF2-F2線に沿って概略的に示す例示的な断面図である。HDD10は、ディスク装置の一例であり、電子機器、記憶装置、外部記憶装置、又は磁気ディスク装置とも称され得る。
(【0011】以降は省略されています)
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