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公開番号
2025124516
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-26
出願番号
2024020623
出願日
2024-02-14
発明の名称
ラック装置
出願人
株式会社東芝
代理人
弁理士法人iX
主分類
G06F
1/16 20060101AFI20250819BHJP(計算;計数)
要約
【課題】高い作業性のラック装置を提供する。
【解決手段】実施形態のラック装置は、複数台のコンピュータを上下方向に並べた状態で内部に収納可能な収納空間を有するラック本体と、ラック本体に設けられ、収納空間内に収納される複数台のコンピュータのうちの1台のコンピュータを、収納空間内に収納した第1位置と、第1位置よりも前方に引き出した第2位置と、に移動可能に支持する支持機構と、を備え、支持機構は、1台のコンピュータの第1位置と第2位置との間の移動を可能にしつつ、1台のコンピュータを電源ケーブル及び伝送ケーブルと接続する内部ケーブルを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数台のコンピュータを上下方向に並べた状態で内部に収納可能な収納空間を有するラック本体と、
前記ラック本体に設けられ、前記収納空間内に収納される複数台の前記コンピュータのうちの1台の前記コンピュータを、前記収納空間内に収納した第1位置と、前記第1位置よりも前方に引き出した第2位置と、に移動可能に支持する支持機構と、
を備え、
前記支持機構は、
1台の前記コンピュータを収納可能な内部空間を有するケージと、
前記ケージに取り付けられるとともに、1台の前記コンピュータの両側端に取り付けられ、前記第1位置と前記第2位置とに移動可能に1台の前記コンピュータを支持する一対のレールを有するレールユニットと、
前記第1位置にある1台の前記コンピュータよりも後方に位置するように、前記ケージに設けられ、1台の前記コンピュータに電力を供給するための電源ケーブルを着脱可能に接続するための第1接続部と、1台の前記コンピュータをネットワークに接続するための伝送ケーブルを着脱可能に接続するための第2接続部と、を有し、1台の前記コンピュータと前記電源ケーブルとの接続、及び1台の前記コンピュータと前記伝送ケーブルとの接続の中継を行う中継部と、
1台の前記コンピュータと前記中継部との間に設けられ、1台の前記コンピュータの前記第1位置と前記第2位置との間の移動を可能にしつつ、1台の前記コンピュータと前記中継部とを接続することにより、1台の前記コンピュータを前記電源ケーブル及び前記伝送ケーブルと接続する内部ケーブルと、
を有するラック装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記ラック本体に取り付けられるとともに、前記ケージの両側端に取り付けられ、前記支持機構を前記収納空間内に収納した第3位置と、前記支持機構を前記第3位置よりも前方に引き出した第4位置と、に移動可能に前記支持機構を支持する一対のレールを有する本体側レールユニットをさらに備えた請求項1記載のラック装置。
【請求項3】
前記支持機構は、前記一対のレールに支持された1台の前記コンピュータが前記第1位置にあるか否かを検知し、前記一対のレールに支持された1台の前記コンピュータに検知結果を入力可能な検知部をさらに有する請求項1記載のラック装置。
【請求項4】
前記支持機構は、前記第1位置にある1台の前記コンピュータの前記第1位置からの移動を規制する状態と、前記第1位置にある1台の前記コンピュータの前記第1位置からの移動を許容する状態と、の切り替えを行う規制部をさらに有する請求項1記載のラック装置。
【請求項5】
前記規制部は、前記第1位置にある1台の前記コンピュータが動作中である場合に、前記第1位置からの移動を規制する状態にし、前記第1位置にある1台の前記コンピュータが停止中である場合に、前記第1位置からの移動を許容する状態にする請求項4記載のラック装置。
【請求項6】
前記ラック本体に上下方向に並べて設けられた複数の前記支持機構と、
複数の前記支持機構のそれぞれに支持された複数台の前記コンピュータのうちのいずれか1台の前記コンピュータと接続されることにより、接続された1台の前記コンピュータの動作にともなう映像の表示を行う表示器と、
複数の前記支持機構のそれぞれに支持された複数台の前記コンピュータのうちのいずれか1台の前記コンピュータと接続されることにより、接続された1台の前記コンピュータに対する操作信号の入力を行う操作器と、
複数の前記支持機構のそれぞれに支持された複数台の前記コンピュータと前記表示器との間の配線経路、及び複数台の前記コンピュータと前記操作器との間の配線経路を切り替えることにより、複数台の前記コンピュータのうちのいずれか1台の前記コンピュータを選択的に前記表示器及び前記操作器と接続する切替器と、
をさらに備えた請求項1記載のラック装置。
【請求項7】
複数の前記支持機構のそれぞれは、前記一対のレールに支持された1台の前記コンピュータが前記第1位置にあるか否かを検知し、検知結果を前記切替器に入力する検知部を有し、
前記切替器は、複数の前記支持機構のそれぞれの前記検知部の検知結果を基に、配線経路の切り替えを行い、前記検知部によって前記第1位置にないことが検知された前記コンピュータを前記表示器及び前記操作器と接続する請求項6記載のラック装置。
【請求項8】
複数の前記支持機構のそれぞれは、前記第1位置にある1台の前記コンピュータの前記第1位置からの移動を規制する状態と、前記第1位置にある1台の前記コンピュータの前記第1位置からの移動を許容する状態と、の切り替えを行う規制部を有し、
前記切替器は、複数の前記支持機構のそれぞれの前記規制部の各状態の切り替えに応じて配線経路の切り替えを行い、前記規制部によって前記第1位置からの移動を許容された前記コンピュータを前記表示器及び前記操作器と接続する請求項6記載のラック装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
実施形態は、ラック装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
複数台のコンピュータを上下方向に並べた状態で内部に収納可能なラック装置がある。コンピュータは、例えば、ラックマウント型などと呼ばれる。ラック装置は、コンピュータの両側端に取り付けられる一対のレールからなるレールユニットを有し、コンピュータをラック本体から完全に取り外すことなく、コンピュータを前方に引き出せるようにしている。こうしたラック装置では、ラック本体に対するコンピュータの取り付け作業などの作業性の向上が望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-36669号公報
特開2011-159716号公報
特開2019-67879号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態は、高い作業性のラック装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に係るラック装置は、複数台のコンピュータを上下方向に並べた状態で内部に収納可能な収納空間を有するラック本体と、前記ラック本体に設けられ、前記収納空間内に収納される複数台の前記コンピュータのうちの1台の前記コンピュータを、前記収納空間内に収納した第1位置と、前記第1位置よりも前方に引き出した第2位置と、に移動可能に支持する支持機構と、を備え、前記支持機構は、1台の前記コンピュータを収納可能な内部空間を有するケージと、前記ケージに取り付けられるとともに、1台の前記コンピュータの両側端に取り付けられ、前記第1位置と前記第2位置とに移動可能に1台の前記コンピュータを支持する一対のレールを有するレールユニットと、前記第1位置にある1台の前記コンピュータよりも後方に位置するように、前記ケージに設けられ、1台の前記コンピュータに電力を供給するための電源ケーブルを着脱可能に接続するための第1接続部と、1台の前記コンピュータをネットワークに接続するための伝送ケーブルを着脱可能に接続するための第2接続部と、を有し、1台の前記コンピュータと前記電源ケーブルとの接続、及び1台の前記コンピュータと前記伝送ケーブルとの接続の中継を行う中継部と、1台の前記コンピュータと前記中継部との間に設けられ、1台の前記コンピュータの前記第1位置と前記第2位置との間の移動を可能にしつつ、1台の前記コンピュータと前記中継部とを接続することにより、1台の前記コンピュータを前記電源ケーブル及び前記伝送ケーブルと接続する内部ケーブルと、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1(a)及び図1(b)は、第1の実施形態に係るラック装置を模式的に表す説明図である。
図2(a)~図2(c)は、第1の実施形態に係るラック装置を模式的に表す説明図である。
第2の実施形態に係るラック装置を模式的に表す説明図である。
図4(a)及び図4(b)は、第3の実施形態に係るラック装置を模式的に表す説明図である。
第4の実施形態に係るラック装置を模式的に表す説明図である。
第5の実施形態に係るラック装置を模式的に表す説明図である。
第6の実施形態に係るラック装置を模式的に表す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して詳細な説明を適宜省略する。
【0008】
(第1の実施形態)
図1(a)及び図1(b)は、第1の実施形態に係るラック装置を模式的に表す説明図である。
図1(a)及び図1(b)に表したように、ラック装置10は、ラック本体12と、支持機構14と、を備える。なお、図1(a)及び図1(b)では、便宜的に、ラック装置10の一部を拡大して図示するとともに、ラック装置10の一部を断面にして図示している。図1(a)及び図1(b)は、ラック装置10の一部を側方から見た状態を模式的に表す。
【0009】
ラック本体12は、複数台のコンピュータ2を上下方向に並べた状態で内部に収納可能な収納空間12aを有する。ラック本体12は、例えば、複数の支柱部12bを有し、複数の支柱部12bにより、収納空間12a内に複数台のコンピュータ2を上下方向に並べた状態で支持する。
【0010】
コンピュータ2は、例えば、ラックマウント型などと呼ばれる。コンピュータ2は、サーバなどに用いられる。コンピュータ2は、例えば、JIS C 6010やEIA/ECA-310-Eなどの所定の規格によって規格化された所定の大きさのコンピュータである。コンピュータ2の外形は、略矩形状である。コンピュータ2の幅は、例えば、19インチである。コンピュータ2の高さは、例えば、1.75インチである。複数の支柱部12bは、例えば、コンピュータ2の規格に準拠した間隔で配列された複数の取付穴を有する。ラック本体12は、例えば、各取付穴を介してコンピュータ2を各支柱部12bに取り付けることにより、複数台のコンピュータ2を上下方向に並べた状態で支持可能とする。ラック装置10(ラック本体12)は、例えば、19インチラックなどと呼ばれる場合もある。但し、ラック本体12の構成は、上記に限ることなく、複数台のコンピュータ2を上下方向に並べた状態で収納空間12a内に支持可能な任意の構成でよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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