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公開番号
2025109110
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002834
出願日
2024-01-11
発明の名称
半導体装置
出願人
株式会社東芝
,
東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人
弁理士法人iX
主分類
H10D
84/80 20250101AFI20250716BHJP()
要約
【課題】ボディダイオードのより適切な順方向電圧を得ることができる半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置100は、第1電極11、第1導電部21、半導体部30、第2導電部22、ゲート電極13及び絶縁部40を含む。第1電極から第1導電部への方向は第1方向Zに沿う。半導体部は、第1、2半導体領域31、32を含む第1導電形である。第1半導体領域の少なくとも一部は、第1導電部と第1電極との間に位置する。第1導電部は、第1半導体領域とショットキー接触する。第1導電部から第2半導体領域への方向は、第1方向と交差する第2方向Xに沿う。第2導電部は、第2半導体領域とショットキー接触する。第2導電部の少なくとも一部が、第1導電部と第2半導体領域との間に位置する。第2半導体領域の少なくとも一部は、ゲート電極と第2導電部との間に位置する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1電極と、
第1導電部であって、前記第1電極から前記第1導電部への方向は、第1方向に沿い、Ti、Ta、W、Cr及びRuよりなる群から選択された少なくとも1つを含む、金属、金属酸化物または金属窒化物を含む第1導電部と、
第1半導体領域と、第2半導体領域と、を含む第1導電形の半導体部であって、前記第1半導体領域の少なくとも一部は、前記第1導電部と前記第1電極との間に位置し、前記第1導電部は、前記第1半導体領域とショットキー接触し、前記第1導電部から前記第2半導体領域への方向は、前記第1方向と交差する第2方向に沿う、半導体部と、
前記第2半導体領域とショットキー接触し、Pt、Ni、Ir、Pd、Au及びCoよりなる群から選択された少なくとも1つを含む第2導電部であって、前記第2導電部の少なくとも一部が、前記第1導電部と前記第2半導体領域との間に位置する、第2導電部と、
ゲート電極であって、前記第2半導体領域の少なくとも一部は、前記ゲート電極と前記第2導電部との間に位置する、ゲート電極と、
前記ゲート電極と前記第2半導体領域との間に設けられた第1絶縁領域を含む絶縁部と、
を備えた半導体装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第2半導体領域と接し、Ti、Ta、W、Cr及びRuよりなる群から選択された少なくとも1つを含む、金属、金属酸化物または金属窒化物を含む第3導電部をさらに備え、
前記第2導電部は、前記第3導電部と前記第1半導体領域との間に位置する、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第2半導体領域は、第1領域と、前記第1領域と前記第1電極との間に位置する第2領域と、を含み、
前記第1領域における第1導電形の不純物の濃度は、前記第2領域における第1導電形の不純物の濃度よりも高く、
前記第3導電部は、前記第1領域と接する、請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第2導電部の前記第2半導体領域と接する前記第1方向に沿った長さは、前記第3導電部の前記第2半導体領域と接する前記第1方向に沿った長さよりも長い、請求項2または3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第2導電部は、第1端部と第1他端部とを含み、
前記第1他端部は、前記第1方向において、前記第1端部と前記第1電極との間に位置し、
前記ゲート電極は、ゲート端部とゲート他端部とを含み、
前記ゲート他端部は、前記第1方向において、前記ゲート端部と前記第1電極との間に位置し、
前記ゲート端部の前記第1方向における位置は、前記第1端部の前記第1方向における位置と、前記第1他端部の前記第1方向における位置と、の間である、請求項4に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第1導電部及び前記第3導電部は、前記第2導電部を覆う導電層に含まれる、請求項2または3に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記導電層は、前記絶縁部の前記第1方向における端面と接する、請求項6に記載の半導体装置。
【請求項8】
Pt、Ni、Ir、Pd、Au及びCoよりなる群から選択された少なくとも1つを含む第4導電部をさらに備え、
前記第2半導体領域は、前記第4導電部と前記第1電極との間に位置し、前記第4導電部と接する、請求項1~3のいずれか1つに記載の半導体装置。
【請求項9】
前記第1導電部は、前記第2導電部及び前記第4導電部を覆う導電層に含まれる、請求項8に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記絶縁部は、第2絶縁領域をさらに含み、
前記第2半導体領域は、前記第2絶縁領域と前記第1電極との間に位置し、前記第2絶縁領域と接する、請求項1~3のいずれか1つに記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
ボディダイオードを含む半導体装置がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3417852号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態は、ボディダイオードのより適切な順方向電圧を得ることができる半導体装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施形態によれば、半導体装置は、第1電極と、第1導電部と、半導体部と、第2導電部と、ゲート電極と、絶縁部と、を含む。前記第1電極から前記第1導電部への方向は、第1方向に沿う。前記第1導電部は、Ti、Ta、W、Cr及びRuよりなる群から選択された少なくとも1つを含む、金属、金属酸化物または金属窒化物を含む。前記半導体部は、第1半導体領域と、第2半導体領域と、を含む第1導電形である。前記第1半導体領域の少なくとも一部は、前記第1導電部と前記第1電極との間に位置する。前記第1導電部は、前記第1半導体領域とショットキー接触する。前記第1導電部から前記第2半導体領域への方向は、前記第1方向と交差する第2方向に沿う。前記第2導電部は、前記第2半導体領域とショットキー接触する。前記第2導電部は、Pt、Ni、Ir、Pd、Au及びCoよりなる群から選択された少なくとも1つを含む。前記第2導電部の少なくとも一部は、前記第1導電部と前記第2半導体領域との間に位置する。前記第2半導体領域の少なくとも一部は、前記ゲート電極と前記第2導電部との間に位置する。前記絶縁部は、前記ゲート電極と前記第2半導体領域との間に設けられた第1絶縁領域を含む。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図2は、実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図3(a)及び図3(b)は、実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
図4(a)及び図4(b)は、実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
図5は、実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図6は、実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図7(a)及び図7(b)は、実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
図8(a)及び図8(b)は、実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
図1及び図2は、実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図2は、図1のうち、第1導電部21の周辺を拡大して表している。
図1に表したように、実施形態に係る半導体装置100は、第1電極11と、第2電極20と、ゲート電極13と、絶縁部40と、半導体部30と、を含む。第2電極20は、少なくとも第1導電部21及び第2導電部22を含む。第2電極20は、さらに、第3導電部23、第4導電部24、導電層26及び導電層27を含んでもよい。
【0009】
第1電極11から第1導電部21への方向は、第1方向に沿う。実施形態の説明において、第1方向をZ方向とする。第1方向と交差する方向を第2方向(X方向)とする。X方向は、Z方向に対して垂直な方向でよい。第1方向及び第2方向と交差する方向を第3方向(Y方向)とする。Y方向は、Z方向及びX方向に対して垂直な方向でよい。例えば、Z方向は、第1電極11の半導体部30と接する上面11aに対して垂直な方向である。例えば、半導体部30の表面30s(半導体基板の主面)は、Z方向に対して垂直なX-Y平面に沿って延在する。表面30sは、Z方向において半導体部30の第2電極20側に位置する面である。Z方向において、第1電極11から第2電極20に向かう位置関係または方向を上と呼ぶことがある。
【0010】
第1電極11から半導体部30への方向は、第1方向に沿う。半導体部30は、第1半導体領域31、第2半導体領域32、第3半導体領域33、第4半導体領域34及び第5半導体領域35を含む。半導体部30(第1~第5半導体領域)は、第1導電形である。なお、この例では、第1導電形がn形で第2導電形がp形であるが、実施形態においては、第1導電形がp形で第2導電形がn形であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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