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公開番号2025142649
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-01
出願番号2024042123
出願日2024-03-18
発明の名称モータ
出願人株式会社東芝
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H02K 5/08 20060101AFI20250924BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】コモンモードのノイズ電流を低減することができるモータを提供することである。
【解決手段】実施形態のモータは、インバータによって駆動されるモータにおいて、固定子と、固定子を覆うフレームと、フレームをアースに接地させる経路と、フレームと固定子との間に介在される絶縁性材料と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
インバータによって駆動されるモータにおいて、
固定子と、前記固定子を覆うフレームと、
前記フレームをアースに接地させる経路と、
前記フレームと前記固定子との間に介在される絶縁性材料と、
を備えるモータ。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記絶縁性材料は、誘電損失が異なる少なくとも2種類の材料を用いて構成される、
請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
前記絶縁性材料は、セラミックス、樹脂またはカーボンの少なくとも1つを含む、
請求項1に記載のモータ。
【請求項4】
前記フレームと前記アースとの経路に、さらに前記絶縁性材料を設ける、
請求項1に記載のモータ。
【請求項5】
前記絶縁性材料は、誘導損失が異なる少なくとも2種類の材料を用いて構成される、
請求項1に記載のモータ。
【請求項6】
前記固定子は、前記絶縁性材料によって被膜される巻線をさらに有する、
請求項1に記載のモータ。
【請求項7】
前記絶縁性材料は、樹脂接着剤によって前記固定子に接着される、
請求項1に記載のモータ。
【請求項8】
前記絶縁性材料は、前記フレームの焼き嵌めにより圧入することで固定される、
請求項1に記載のモータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、モータに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、回路内に発生するコモンモードノイズを低減するため、モータとアースとの間にダンピングインピーダンスを挿入することが開示されている。しかし、近年モータの高効率駆動のために、パワー半導体のスイッチングが高速化されている。それに伴い、サージ電圧によってモータに流れるコモンモードのノイズ電流が発生している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-025467号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、コモンモードのノイズ電流を低減することができるモータを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態のモータは、インバータによって駆動されるモータにおいて、固定子と、固定子を覆うフレームと、フレームをアースに接地させる経路と、フレームと固定子との間に介在される絶縁性材料と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、実施形態に係るモータ駆動システムを示すシステム図である。
図2は、実施形態に係るモータの構成を示す断面図である。
図3は、実施形態に係るモータの構成を軸方向で示す断面図である。
図4は、実施形態に係る絶縁性材料ごとの結果を示す図である。
図5は、第2実施形態に係るモータの構成を軸方向で示す断面図である。
図6は、第3実施形態に係るモータの構成を軸方向で示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態のモータ1およびモータ駆動システム10について図面を参照して説明する。
【0008】
図1は、実施形態に係るモータ駆動システム10を示すシステム図である。図1に示した様に、モータ駆動システム10は、モータ1と、電源2と、インバータ3と、ケーブル4と、を備える。モータ駆動システム10には、サージ電圧が発生することでコモンモード電流6が流れる。モータ1及び、電源2は、電線の経路を介してアース5に接地または接続されている。
【0009】
モータ駆動システム10は、電源2とインバータ3とが接続され、インバータ3からケーブル4を経由してモータ1に交流電流が供給される。これによりモータ1が駆動される。
【0010】
モータ1は、インバータ3から流れる交流電流によって駆動される。モータ1は、モータのフレームから直接アース5に接地される。または、フレームが台座等に固定され台座等からアース5に接続される経路を介して接地されても良い。モータ1は、フレームから経路を介して直接アース5に接地されても良い。
(【0011】以降は省略されています)

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