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公開番号2025169576
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-14
出願番号2024074389
出願日2024-05-01
発明の名称パワーモジュール
出願人株式会社東芝,東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H01L 25/07 20060101AFI20251107BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】パワーループを適切に形成できるパワーモジュールを提供する。
【解決手段】一つの実施形態によれば、第1の導電パターンと第2の導電パターンと第1のパワーデバイスと第3の導電パターンと第1の容量素子と第4の導電パターンと第2の容量素子と第1の導電プラグと第5の導電パターンと第2の導電プラグと第2のパワーデバイスとを有するパワーモジュールが提供される。パワーモジュールでは、第1のパワーループと第2のパワーループとが形成される。第1のパワーループは、第1の導電パターン、第1のパワーデバイス、第2の導電パターン、第1の容量素子、第3の導電パターン、第2のパワーデバイスを含む。第2のパワーループは、第1の導電パターン、第1のパワーデバイス、第1の導電プラグ、第5の導電パターン、第2の導電プラグ、第4の導電パターン、第2の容量素子、前記第3の導電パターン、第2のパワーデバイスを含む。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
第1の層に含まれる第1の導電パターンと、
前記第1の層に配される第2の導電パターンと、
前記第1の層における前記第1の導電パターン及び前記第2の導電パターンの間に配される第1のパワーデバイスと、
前記第1の層に配される第3の導電パターンと、
前記第1の層における前記第2の導電パターン及び前記第3の導電パターンの間に配される第1の容量素子と、
前記第1の層に配される第4の導電パターンと、
前記第1の層における前記第3の導電パターン及び前記第4の導電パターンの間に配される第2の容量素子と、
前記第1の層から第2の層まで延び、一端が前記第2の導電パターンの一端に電気的に接続される第1の導電プラグと、
前記第2の層に含まれ、一端が前記第1の導電プラグの他端に電気的に接続される第5の導電パターンと、
前記第2の層から前記第1の層まで延び、一端が前記第5の導電パターンの他端に電気的に接続され他端が前記第4の導電パターンに電気的に接続される第2の導電プラグと、
前記第1の層における前記第1の導電パターン及び前記第3の導電パターンの間に配される第2のパワーデバイスと、
を備え、
前記第1の導電パターン、前記第1のパワーデバイス、前記第2の導電パターン、前記第1の容量素子、前記第3の導電パターン、前記第2のパワーデバイスを含む第1のパワーループと、前記第1の導電パターン、前記第1のパワーデバイス、前記第1の導電プラグ、前記第5の導電パターン、前記第2の導電プラグ、前記第4の導電パターン、前記第2の容量素子、前記第3の導電パターン、前記第2のパワーデバイスを含む第2のパワーループとが形成される
パワーモジュール。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第5の導電パターンの短手方向の幅は、前記第1のパワーデバイスの短手方向の幅より狭く、前記第2のパワーデバイスの短手方向の幅より狭い
請求項1に記載のパワーモジュール。
【請求項3】
前記第1の層から前記第2の層まで延び、一端が前記第1の導電パターンの一端に電気的に接続される第3の導電プラグと、
前記第2の層に含まれ、一端が前記第3の導電プラグの他端に電気的に接続される1以上の第6の導電パターンと、
前記第2の層から前記第1の層まで延び、一端が前記1以上の第6の導電パターンの他端に電気的に接続され他端が前記第4の導電パターンに電気的に接続される第4の導電プラグと、
をさらに備え、
前記第1の導電パターン、前記第1のパワーデバイス、前記第3の導電プラグ、前記第6の導電パターン、前記第4の導電プラグ、前記第4の導電パターン、前記第2の容量素子、前記第3の導電パターン、前記第2のパワーデバイスを含む1以上の第3のパワーループがさらに形成される
請求項1に記載のパワーモジュール。
【請求項4】
前記第5の導電パターンの短手方向の幅は、前記第1のパワーデバイスの短手方向の幅より狭く、前記第2のパワーデバイスの短手方向の幅より狭く、
前記1以上の第6の導電パターンのそれぞれの短手方向の幅は、前記第1のパワーデバイスの短手方向の幅より狭く、前記第2のパワーデバイスの短手方向の幅より狭い
請求項3に記載のパワーモジュール。
【請求項5】
前記第2の層を間にして前記第1の層の反対側の第3の層に配され、放熱可能な構造を有する放熱部材と、
前記第1の層から前記第2の層を通って前記第3の層まで延び、一端が前記第1のパワーデバイス又は前記第2のパワーデバイスに熱的に接触し、他端が前記放熱部材に熱的に接触する熱伝導プラグと、
をさらに備えた
請求項1に記載のパワーモジュール。
【請求項6】
前記第5の導電パターンは、前記第1のパワーデバイスの主面に垂直な方向から透視した場合、前記第1の導電パターンを迂回するように蛇行して延びる
請求項1に記載のパワーモジュール。
【請求項7】
前記第5の導電パターンは、前記第1のパワーデバイスの主面に垂直な方向から透視した場合、前記第1の導電パターンを迂回するように蛇行して延び、
前記1以上の第6の導電パターンのそれぞれは、前記第1のパワーデバイスの主面に垂直な方向から透視した場合、前記第1の導電パターンを迂回するように蛇行して延び、
請求項3に記載のパワーモジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本実施形態は、パワーモジュールに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
パワーデバイスが搭載されたパワーモジュールでは、パワーデバイスを含むパワーループが形成されることがある。パワーモジュールでは、パワーループが適切に形成されることが望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6371309号公報
特許第6603676号公報
特表2019-514216号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一つの実施形態は、パワーループを適切に形成できるパワーモジュールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一つの実施形態によれば、第1の導電パターンと第2の導電パターンと第1のパワーデバイスと第3の導電パターンと第1の容量素子と第4の導電パターンと第2の容量素子と第1の導電プラグと第5の導電パターンと第2の導電プラグと第2のパワーデバイスとを有するパワーモジュールが提供される。第1の導電パターンは、第1の層に含まれる。第2の導電パターンは、第1の層に配される。第1のパワーデバイスは、第1の層における第1の導電パターン及び第2の導電パターンの間に配される。第3の導電パターンは、第1の層に配される。第1の容量素子は、第1の層における第2の導電パターン及び第3の導電パターンの間に配される。第4の導電パターンは、第1の層に配される。第2の容量素子は、第1の層における第3の導電パターン及び第4の導電パターンの間に配される。第1の導電プラグは、第1の層から第2の層まで延びる。第1の導電プラグは、一端が第2の導電パターンの一端に電気的に接続される。第5の導電パターンは、第2の層に含まれる。第5の導電パターンは、一端が第1の導電プラグの他端に電気的に接続される。第2の導電プラグは、第2の層から第1の層まで延びる。第2の導電プラグは、一端が第5の導電パターンの他端に電気的に接続され、他端が第4の導電パターンに電気的に接続される。第2のパワーデバイスは、第1の層における第1の導電パターン及び第3の導電パターンの間に配される。パワーモジュールでは、第1のパワーループと第2のパワーループとが形成される。第1のパワーループは、第1の導電パターン、第1のパワーデバイス、第2の導電パターン、第1の容量素子、第3の導電パターン、第2のパワーデバイスを含む。第2のパワーループは、第1の導電パターン、第1のパワーデバイス、第1の導電プラグ、第5の導電パターン、第2の導電プラグ、第4の導電パターン、第2の容量素子、前記第3の導電パターン、第2のパワーデバイスを含む。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1の実施形態にかかるパワーモジュールの構成を示す斜視図。
第1の実施形態にかかるパワーモジュールの構成を示す平面図。
第1の実施形態におけるパワーモジュールの構成を示す断面図。
第1の実施形態におけるパワーモジュールの構成を示す断面図。
第1の実施形態におけるパワーループを示す図。
第1の実施形態にかかるパワーモジュールの構成を示す回路図。
第1の実施形態におけるパワーループごとの周波数成分の割合を示す図。
第2の実施形態にかかるパワーモジュールの構成を示す斜視図。
第2の実施形態にかかるパワーモジュールの構成を示す平面図。
第2の実施形態におけるパワーループを示す図。
第3の実施形態にかかるパワーモジュールの構成を示す平面図。
第3の実施形態におけるパワーループを示す図。
第4の実施形態にかかるパワーモジュールの構成を示す平面図。
第4の実施形態におけるパワーループを示す図。
第5の実施形態にかかるパワーモジュールの構成を示す平面図。
第5の実施形態におけるパワーループを示す図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に添付図面を参照して、実施形態にかかるパワーモジュールを詳細に説明する。なお、これらの実施形態により本発明が限定されるものではない。
【0008】
(第1の実施形態)
第1の実施形態にかかるパワーモジュールは、パワーデバイスが搭載され、パワーデバイスを含むパワーループが形成されるが、パワーデバイスを含むパワーループを適切に形成するための工夫が施される。
【0009】
パワーモジュール1は、図1~図4に示すように構成され得る。図1は、パワーモジュール1の構成を示す斜視図である。図2は、パワーモジュール1の構成を示す平面図である。図2では、パワーデバイスPD1,PD2を取り除いた平面構成が例示され、パワーデバイスPD1,PD2の配置領域が二点鎖線で示される。図3は、パワーモジュール1の構成を示す断面図であり、図2をA-A線で切った場合の矢視の断面を示す。図4は、パワーモジュール1の構成を示す断面図であり、図2をB-B線で切った場合の矢視の断面を示す。
【0010】
パワーモジュール1は、多層基板2、パワーデバイスPD1,PD2、容量デバイスCD1~CD6、複数の熱伝導プラグTP1_1~TP1_n,TP2_1~TP2_n,TP3_1~TP3_k、放熱部材100,200を有する。nは、任意の2以上の整数である。kは、任意の2以上の整数である。
(【0011】以降は省略されています)

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