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公開番号2025106761
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-16
出願番号2024000365
出願日2024-01-04
発明の名称主幹制御器
出願人株式会社東芝
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B60L 15/00 20060101AFI20250709BHJP(車両一般)
要約【課題】操作者による誤った操作を制限することができる主幹制御器を提供することを目的とする。
【解決手段】本実施形態による主幹制御器は、操作部と、制御部と、判別部と、を備える。操作部は、操作者から鉄道車両の操作を受け付ける。制御部は、操作部の操作結果に基づいて、鉄道車両の制御信号を生成する。判別部は、操作者を判別する。制御部は、判別された操作者に応じて、鉄道車両の操作を制限する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
操作者から鉄道車両の操作を受け付ける操作部と、
前記操作部の操作結果に基づいて、前記鉄道車両の制御信号を生成する制御部と、
前記操作者を判別する判別部と、
を備え、
前記制御部は、判別された前記操作者に応じて、前記鉄道車両の操作を制限する、主幹制御器。
続きを表示（約 510 文字）【請求項２】
前記主幹制御器のＯＮ／ＯＦＦを切り替える切替部をさらに備え、
前記判別部は、前記切替部に設けられ、前記切替部が前記主幹制御器をＯＮするタイミングで、前記操作者を判別する、請求項１に記載の主幹制御器。
【請求項３】
前記操作部の操作を制限する制限機構をさらに備え、
前記制御部は、前記制限機構を制御することにより、前記鉄道車両の操作を制限する、請求項１に記載の主幹制御器。
【請求項４】
前記主幹制御器のＯＮ／ＯＦＦを切り替える切替部をさらに備え、
前記制限機構は、前記操作部および前記切替部を機械的に連結して、前記操作部の操作および前記切替部のＯＮ／ＯＦＦを制限する、請求項３に記載の主幹制御器。
【請求項５】
前記制御部は、前記制御信号の出力を制限することにより、前記鉄道車両の操作を制限する、請求項１に記載の主幹制御器。
【請求項６】
前記判別部は、前記操作者を、運転手または運転手以外に判別し、
前記制御部は、前記運転手以外による前記鉄道車両の操作を制限する、請求項１に記載の主幹制御器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明による実施形態は、主幹制御器に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
人口減少社会を迎え、運転士の確保／養成が困難になってきており、「電車の自動運転の導入」が検討されている。導入は段階的に行われ、電車の自動運転を非常時のみサポートする（免許を持たない）添乗員の運転台乗務が検討されている。添乗員は運転操作する事は無いが、電車の非常停止の操作を行う為、運転手とは異なる（操作の制限をかける）マスコン操作機能を持たせる必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１８－１４９６６４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
操作者による誤った操作を制限することができる主幹制御器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本実施形態による主幹制御器は、操作部と、制御部と、判別部と、を備える。操作部は、操作者から鉄道車両の操作を受け付ける。制御部は、操作部の操作結果に基づいて、鉄道車両の制御信号を生成する。判別部は、操作者を判別する。制御部は、判別された操作者に応じて、鉄道車両の操作を制限する。
【図面の簡単な説明】
【０００６】
第１実施形態による主幹制御器の構成の一例を示す図である。
第１実施形態による主幹制御器の機能構成の一例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【０００７】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。図面は模式的または概念的なものであり、各部分の比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。明細書と図面において、既出の図面に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【０００８】
（第１実施形態）
図１は、第１実施形態による主幹制御器１００の構成の一例を示す図である。図１は、主幹制御器１００の外観を示す。図２は、第１実施形態による主幹制御器１００の機能構成の一例を示すブロック図である。
【０００９】
主幹制御器１００（マスコン）は、鉄道車両等の移動体の運転席に設けられる。
【００１０】
主幹制御器１００は、切替部１０と、判別部２０と、操作部３０と、制御部４０と、を備える。
（【００１１】以降は省略されています）

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