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公開番号
2025094737
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-25
出願番号
2023210463
出願日
2023-12-13
発明の名称
半導体装置
出願人
株式会社東芝
,
東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人
弁理士法人iX
主分類
H10D
30/87 20250101AFI20250618BHJP()
要約
【課題】特性の向上が可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、半導体装置は、第1電極と、第2電極と、シリコンを含む第3電極と、半導体部材と、第1絶縁部材と、を含む。第3電極は、第1電極領域及び第2電極領域を含む。半導体部材は、第1半導体層及び第2半導体層を含む。第1半導体層は、Al
x1
Ga
1-x1
N(0≦x1<1)を含む。第2半導体層は、Al
x2
Ga
1-x2
N(0<x2≦1、x1<x2)を含む。第1電極領域及び第2電極領域は、第1条件または第2条件を満たす。第1条件において、第2電極領域は、P及びAsよりなる群から選択された少なくとも1つを含む第1元素を含み、第1電極領域は、前記第1元素を含まない。第2条件において、第2電極領域における第1元素の第2濃度は、第1電極領域における第1元素の第1濃度よりも高い。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1電極と、
第2電極と、
シリコンを含む第3電極であって、前記第1電極から前記第2電極への第1方向における前記第3電極の位置は、前記第1方向における前記第1電極の位置と、前記第1方向における前記第2電極の位置と、の間にあり、前記第3電極は、第1電極領域及び第2電極領域を含む、前記第3電極と、
第1半導体層及び第2半導体層を含む半導体部材であって、
前記第1半導体層は、Al
x1
Ga
1-x1
N(0≦x1<1)を含み、前記第1半導体層は、第1部分領域と、第2部分領域と、第3部分領域と、第4部分領域と、第5部分領域と、を含み、前記第1部分領域から前記第1電極への第2方向は前記第1方向と交差し、前記第2部分領域から前記第2電極への方向は前記第2方向に沿い、前記第3部分領域から前記第1電極領域への方向は、前記第2方向に沿い、前記第1方向における前記第4部分領域の位置は、前記第1方向における前記第1部分領域の位置と、前記第1方向における前記第3部分領域の位置と、の間にあり、前記第1方向における前記第5部分領域の位置は、前記第1方向における前記第3部分領域の前記位置と、前記第1方向における前記第2部分領域の位置と、の間にあり、
前記第2半導体層は、Al
x2
Ga
1-x2
N(0<x2≦1、x1<x2)を含み、前記第2半導体層は、第1半導体部分及び第2半導体部分を含み、前記第4部分領域から前記第1半導体部分への方向は前記第2方向に沿い、前記第5部分領域から前記第2半導体部分への方向は前記第2方向に沿い、前記第1電極領域は、前記第1方向において前記第1半導体部分と前記第2半導体部分との間にあり、前記第1半導体部分の一部は前記第2方向において前記第4部分領域と前記第2電極領域との間に設けられた、前記半導体部材と、
前記半導体部材と前記第3電極との間に設けられた第1絶縁部材と、
を備え、
前記第1電極領域及び前記第2電極領域は、第1条件または第2条件を満たし、
前記第1条件において、前記第2電極領域は、P及びAsよりなる群から選択された少なくとも1つを含む第1元素を含み、前記第1電極領域は、前記第1元素を含まず、
前記第2条件において、前記第2電極領域における前記第1元素の第2濃度は、前記第1電極領域における前記第1元素の第1濃度よりも高い、半導体装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第3電極は、第3電極領域をさらに含み、
前記第2半導体部分の一部は前記第2方向において前記第5部分領域と前記第3電極領域との間に設けられ、
前記第3電極領域は、前記第1元素を含む、または、前記第3電極領域における前記第1元素の第3濃度は、前記第1濃度よりも高い、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第3電極は、第4電極領域をさらに含み、
前記第4電極領域は、前記第1方向において前記第2電極領域と前記第3電極領域との間に設けられ、
前記第4電極領域は、前記第1元素を含む、または、前記第4電極領域における前記第1元素の第4濃度は、前記第1濃度よりも高い、請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第3電極は、第4電極領域をさらに含み、
前記第4電極領域は、前記第1方向において前記第2電極領域と前記第3電極領域との間に設けられ、
前記第4電極領域は、前記第1元素を含まない、または、前記第4電極領域における前記第1元素の第4濃度は、前記第2濃度よりも低く、前記第3濃度よりも低い、請求項2に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第1電極領域は、B及びAlよりなる群から選択された少なくとも1つを含む第2元素を含み、
前記第2電極領域は、前記第2元素を含まない、または、前記第2電極領域における前記第2元素の濃度は、前記第1電極領域における前記第2元素の濃度よりも低い、請求項3または4に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第2濃度は、前記第2電極領域における前記第2元素の濃度よりも高い、請求項5に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第1電極領域は、B及びAlよりなる群から選択された少なくとも1つを含む第2元素を含み、
前記第4電極領域は、前記第2元素を含まない、または、前記第4電極領域における前記第2元素の濃度は、前記第1電極領域における前記第2元素の濃度よりも低い、請求項3または4に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記第3電極は、B及びAlよりなる群から選択された少なくとも1つを含む第2元素を含む、請求項1~4のいずれか1つに記載の半導体装置。
【請求項9】
前記第1絶縁部材は、第1絶縁領域、第2絶縁領域及び第3絶縁領域を含み、
前記第1絶縁領域は、前記第2方向において前記第3部分領域と前記第1電極領域との間に設けられ、
前記第2絶縁領域は、前記第1方向において前記第1半導体部分と前記第1電極領域との間に設けられ、
前記第3絶縁領域は、前記第1方向において前記第1電極領域と前記第2半導体部分との間に設けられた、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項10】
Al
z1
Ga
1-z1
N(0<z1≦1、x2<z1)を含む第1化合物部材をさらに備え、
前記第1化合物部材は、第1化合物領域を含み、
前記第1化合物領域は、前記第3部分領域と前記第1絶縁領域との間に設けられた、請求項9に記載の半導体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、トランジスタなどの半導体装置において、特性の向上が望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-17178号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態は、特性の向上が可能な半導体装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施形態によれば、半導体装置は、第1電極と、第2電極と、シリコンを含む第3電極と、半導体部材と、第1絶縁部材と、を含む。前記第1電極から前記第2電極への第1方向における前記第3電極の位置は、前記第1方向における前記第1電極の位置と、前記第1方向における前記第2電極の位置と、の間にある。前記第3電極は、第1電極領域及び第2電極領域を含む。前記半導体部材は、第1半導体層及び第2半導体層を含む。前記第1半導体層は、Al
x1
Ga
1-x1
N(0≦x1<1)を含む。前記第1半導体層は、第1部分領域と、第2部分領域と、第3部分領域と、第4部分領域と、第5部分領域と、を含む。前記第1部分領域から前記第1電極への第2方向は前記第1方向と交差する。前記第2部分領域から前記第2電極への方向は前記第2方向に沿う。前記第3部分領域から前記第1電極領域への方向は、前記第2方向に沿う。前記第1方向における前記第4部分領域の位置は、前記第1方向における前記第1部分領域の位置と、前記第1方向における前記第3部分領域の位置と、の間にある。前記第1方向における前記第5部分領域の位置は、前記第1方向における前記第3部分領域の前記位置と、前記第1方向における前記第2部分領域の位置と、の間にある。前記第2半導体層は、Al
x2
Ga
1-x2
N(0<x2≦1、x1<x2)を含む。前記第2半導体層は、第1半導体部分及び第2半導体部分を含む。前記第4部分領域から前記第1半導体部分への方向は前記第2方向に沿う。前記第5部分領域から前記第2半導体部分への方向は前記第2方向に沿う。前記第1電極領域は、前記第1方向において前記第1半導体部分と前記第2半導体部分との間にある。前記第1半導体部分の一部は前記第2方向において前記第4部分領域と前記第2電極領域との間に設けられる。前記第1絶縁部材は、前記半導体部材と前記第3電極との間に設けられる。前記第1電極領域及び前記第2電極領域は、第1条件または第2条件を満たす。前記第1条件において、前記第2電極領域は、P及びAsよりなる群から選択された少なくとも1つを含む第1元素を含み、前記第1電極領域は、前記第1元素を含まない。前記第2条件において、前記第2電極領域における前記第1元素の第2濃度は、前記第1電極領域における前記第1元素の第1濃度よりも高い。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図1に示すように、実施形態に係る半導体装置110は、第1電極51、第2電極52、第3電極53、半導体部材10M及び第1絶縁部材41を含む。
【0009】
第1電極51から第2電極52への第1方向D1をX軸方向とする。X軸方向に対して垂直な1つの方向をY軸方向とする。X軸方向及びZ軸方向に対して垂直な方向をY軸方向とする。
【0010】
第3電極53は、シリコンを含む。第3電極53は、例えば、ポリシリコンを含んで良い。第3電極53において、シリコン(ポリシリコン)は、導電性を生じる不純物を含んで良い。
(【0011】以降は省略されています)
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